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10,20,35,50,135 [2017 UK]

いつもの旅の反省会。
とはいえ去年のような レーヌ村ロルブー灯台泊りみたいなトピックが何もない今年の夏のイギリスの旅。おまけに空飛ぶやつも持って行かずでホントにネタがない。ただ何も書かないのも寂しいわけで、レンズと撮ってきた写真のことでも …

最近ズーム離れが激しく今回の旅も単焦点縛り。
(ズームとプライムの波は一定周期でやってくる)

旅の前のレンズ選定会議はホント楽しい。

大三元を持ってくと基本3kgちょっと

(蛇足な各社重量表)2017UK_1_100

何でもかんでも持ってくとあっという間にこれより重くなる。
大三元みっちりのカメラバッグは寄る年波にはなかなかにタフなわけで、単焦点縛りでの臨界点はつまり3kg。そして明るいF値計画。

いろいろ悩んで今回の旅に持ってった5本はこいつら!

2017UK_1_01

まずは広角側から決める。
もう10mm(Voigtländer HELIAR-HYPER WIDE)は外せない!
Cカップが寄せて上げてEになる魔法のブラを手放せない女子と一緒な気分。
ネイチャー系だと10mmはちょっと広すぎるキライもあるけど、ヨーロッパなんかじゃ持って行かないと古い建物の中で必ずや、あーーーっと後悔するはずと期待を込めての1軍入り。

そして実際にその通りに素敵建物いっぱいで、なんでもかんでも撮りまくり&HDRネタに。

2017UK_1_03_10mm

超絶ヘンテコパースと素晴らしき情報量を楽しみながらも
ちゃんとしたパースで抑えれば、意外にもちゃんとした写真になるものだから、被写界深度が深くてもかなりお気に入りなレンズ。

2017UK_1_02_10mm

いやあ、楽しい!

2017UK_1_04_10mm

フレーミングが適当でもなんかそういうものに見えてしまう、写真が上達しないレンズ!w

次、望遠側。
ズームを持って行かない、つまりみんな大好物の70-200/2.8で撮れる絵をどのレンズで代行するか。今回は135mmで。
70mm側は50〜85mmでもっと明るいプライムレンズがあるし、200mmが欲しい時は緊急モード起動=A7RIIをAPS-Cモードにすれば200mmオーバーだしと無理やり納得すれば70-200/2.8は要らないよねという話。確かにあの白いズームを都会で振り回す違和感は激しいし、重量が半分とかメリットも多い。
まさにちょうど旅前に発売となったZeiss Batisの135mmなんか入手出来てたら最高だったけど、二十数万円のプライスタグに尻込み。ここはおとなしく手持ちのEF135/2.0で。

2017UK_1_10_135mm

街角スナップでは立体感バッチリだし、
APS-Cモードで200mmにすれば十分な圧縮効果。

2017UK_1_01_135mm

2017UK_1_11_135mm

古いレンズだけど、まだまだイケるのを再確認。
再確認したけど、Batis135欲しい…

エアショー見に行った時はこの135mmと10mmというなかなかありえないコンビで出かけた。

2017UK_1_10

まあ最大200mmでのエアショーは撃沈だったけど。。(エアショーあるって知ってたらもっと長いの持ってったよTT)

 

さあ、この10mm−135mm間ををどう埋めるかはセンスの(無いところの)見せ所。

あと4本持っていけるなら21 or 24, 35 , 50 , 85と刻んで見境なく持っていけばいいのだけど、センスがない上に85mmが来ちゃうとかなり重量オーバー。
35mmと50mmはその時の気分で使用頻度がどっちかに偏るのだけど、これはその時の気分に備えてどっちも持っていきたい。もちろんどっちも大口径で。(それもセンスない所業)

となるとここは大口径だけど軽量なMマウントレンズ投入。
これをTECHARTのAFアダプターでギュギュ、ギューって感じで。
f1.4のレンズを2本持って行っても700gちょっと。DSLR用じゃ一本しか持っていけない。

35mmはZEISS Distagon T* 1.4/35 ZM

2017UK_1_06_35mm

2017UK_1_01_35mm
2017UK_1_02_10mm

2017UK_1_09_35mm

2017UK_1_03_35mm

雰囲気あるスナップからかっちりな画まで、ほんと大好きなレンズ。

例のあっちの旅ログでの写真は8割以上がHUAWEI P9とこのレンズ。
しょぼいと思われるのは概ねiPhone

50mmはLeica SUMMILUX

2017UK_1_08_50mm

2017UK_1_09_50mm

今回は50mmな気分になった時間はかなり少なかった。35/1.4ある時は50はF2.0でいいかもなあ。

最後は10mmと35mmの間にぽっかり空いたスキマの穴埋めを。
冬に買って大して出番のないTokina FíRIN 20mm F2を持ち出し。

2017UK_1_01_20mm

 

2017UK_1_03_20mm

しかし、出番ほとんどなし。
スペック的には大三元の一角、16-35mm/2.8の広角側を「これ一本でまかない切れるんじゃね?それも一段明るいぜ!」と、ほんとにスペック的には言うことなしな、なかなかにそそるレンズなはずなのに出番なし。それもこれも10mmが悪い。

2017UK_1_11

課題はやっぱりEF>E mountとかM>E mountなマウントアダプター。せめて一つにしたいよなあ。

 

 

6 Comments

  1. zeissの35mm動画でつかいてへなぁと思ってましたが、ブリージングはどうですか?
    フォクトレンダーの35/1.7使ってますが少々ハァハァしすぎるので・・・
    ハァハァ

    • ともぞさん、
      >zeissの35mm
      自分のはZMなのですがそれでいいですか?
      Classic ZE/ZFとは異次元のコントラストでいいですよ〜。絞ればめっちゃ解像するし、開放での解像度は最新のMilvus以上ですよ。絞ると負けちゃいますが。Distagon T* 1,4/35と同じ名前ですがもう全く違うレンズで、Classic(最初の一眼レフ用)のあまーい感じは皆無です。

      ブリージングはしますね。
      というかTECHARTのAFアダプター使ってる時点で(全群繰り出しレンズとして使ってる)、ブリージングは問うたらダメです笑
      Milvusはどうなんでしょうね?

      • MですMですZMです。
        zeissの35mmかフォクトレンダーの35mmかで相当悩んで、フォクトレンダーの35/1.7の方が金属切削加工具合がゴリゴリやん!と最終的によくわからない理由でフォクトレンダーに決定したのでした。

        フォクトレンダーのULTRON35/1.7も中々な写りだし金属切削加工具合もすげぇのですが、そんな事を書かれると・・・

        ううむ、20万か・・・行くか20万・・・
        ソニー純正35/1.4も・・・
        そんなお大尽価格だすならシネプライムも・・・

      • そうですか、ドMでしたか!
        Voigtの35/1.7って書いてあるんだから気づけよって感じですよね。失礼!
        Ultronも結構いいレンズっぽくないですか?ハアハアが嫌ならZMもお勧めできませんケドモ笑
        20万越えだから他にもいろいろいいレンズ買えちゃう訳で、困っちゃいますよね〜。まさにお値段一緒ぐらいなSony Distagonもかなりちゃんとしたレンズっぽいし。自分も気にはなってます。

  2. UK旅お疲れ様でした!
    あっちのサイトを毎日ニヤニヤ見させていただいておりました。
    muuさんの行くとこ行きたくなっちゃう病と闘っています。

    カメラ関係のリミット3kgというのは確かになぁ。。。と感じます。
    自分はヨーロッパの街中でレンズ交換するのが周りの視線的に怖くてズームに頼りっぱなしなので12-24f4を付けっぱなしでしたが10mmとの2mmの違いは思っていた以上にありそうですね!

    • 浅草タカシさん、どもです!
      ニヤニヤされて嬉しいです!

      >12-24f4
      SONYの新型ですか?いいですねえ!自分も気になってて発売日にカメラ屋に参じてぐっと我慢して帰って来ました笑 いやいいレンズっぽいですね。
      16-35をF4ズームにしてる場合はこのレンズにしちゃえば一気に24-70に繋がっちゃいますしね。何より軽いのがいいですよね。このレンズといい16-35 2.8GMといい広角系は FEマウントのアドバンテージ活かしたレンズがたくさん出て来て嬉しい限りです。

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