セルフメイドリポ ’16[事情シリーズ]
“あなたをお助けするメイドロボット、リポちゃん”とかな話しではなく(誰もそんな風には思わない)、自分で作るカスタムバッテリー的なエントリー。久しぶりの中華事情シリーズ …
いろんな意味でフリーダムな中国。
党さえ揺るがなきゃ(党のためなら)ほんとに何でもやり放題。まあそのおかげで迷惑被る側はたまったもんじゃないけど
政治や領土な話しはまあ触らないでおくとしても、例えば年々厳しくなる航空機へのバッテリーの持ち込み規制。これも極論すれば中華バッテリーの粗悪品のマナーの悪さが原因。燃えるだの爆発するだのしなきゃ今頃はまだもうちょっと緩いはず。いまや大容量バッテリーは船便でも嫌がられる始末。
作るのがそうなら売る方もフリーダム。
そんなそっち界隈で自分のお気に入りのフリーダムさの象徴なブツはこれ。
見慣れたLP-E6
しかし中は
つまりキット。
保護回路はもちろんとしてもご丁寧に似非シールまでついてきての28元(500円弱)
ここに好きなブランドのセルを入れて組むといい感じの”オレLP-E6″が出来上がるってな寸法。
格安中華セルを入れていつ燃えるかドキドキハラショーの日常も、安心と高容量の最新Panasonicセルを入れて快適なバッテリーライフをエンジョイするもお好みのまま。
メーカーさんは眉をしかめるブツではあるけどシリアスな話し、ユーザーとしては中身がどんなふうになってるかわからない粗悪な中華コピー品使うよりは、自分で選んだセルと仕込んだ工作で信頼性は格段に上な事実。
純正カメラ用としてじゃなく周辺機材用としてキヤノンとツートップを張るソニーのアレ用キットもちゃんとある。
LP-E6は18500でLバッテリー(NP-F)は18650なセル。
ところで何気に知らない人が多いようなのだけど、この手のバッテリーの中身は上の写真のように汎用セル。数字の最初の18は太さを後ろは長さでセルの規格を表示してる。
いろんなメーカーのバッテリーあるけど、外観サイズと出力電圧と容量は単純に中身の汎用セルの足し算かけ算で成り立っている。
1セルで3.7v
デジカメのバッテリーが7.4vだとか11.1vや14.8vなのも、ソニーのNP-Fバッテリーのサイズと容量ライナップがああなのも、そういう理由。
で、このセル数 x nな事実はヤマハのパスとか中華な電動チャリなどに積まれてるデカいバッテリーにも全くあてはまっちゃう。
例えば48Vな出力が欲しいとするなら、それはセルが直列で13本繋がってるだけ!容量もしくは放電レートを稼ぎたいならそれぞれを並列にするだけ!あの巨大なバッテリーに隠されたなんてプリミティブな事実!まさか小学生の理科がこんなところで実践されてるなんて!!デジカメのバッテリーと中身が一緒だなんて!!
上の写真は例のスーパーバイクのバッテリーだけど、一番シンプルな48v 13Sの組み方がわかる。(ちなみにあのボトル型バッテリーケースも格安で買える)
もちろん放電時は単純だけど充電時には各セルを監視する保護回路が必要なので、上のバッテリーにも実際には各セルの電圧チェック回路がつく。でもそんなものも格安で簡単に手に入っちゃう。
ほんと簡単に高容量高出力なおれバッテリーを作れちゃう。セルのレイアウトも工夫すればいろんな形状に合わせられるので変態フォルムでもなんでもござれだ。
もうここを支配しちゃうと映像業界のバッテリーに関わる悲喜こもごもがすべて笑い話にしか見えなくなってきちゃうよね。ふふふ。
もちろん、カスタムバッテリー製作で一番外せない専用溶接機も格安で売ってる。
ぱしゅぱしゅってこんなに簡単に出来ていいのーってぐらい気持ちいい。
その他の作業に必要なグッズも簡単に手に入る。
日本でもわりと最近ポピュラーな保護回路付きのセルも、いまやパッケージまで小洒落ててもう乾電池かっていうぐらい。
殻割りするスキルさえあれば、へたってきたバッテリーを最新で高容量セルにスワップするのも理屈は簡単(そういうので高いサービス料取ってる業者もあるよね)
というようなフリーダム事情を書いたけど、よい子はマネしちゃダメな!
ちゃんと知識と良識ある以下略
こんなのが一般化すると”勝手にバッテリー作るな法”とか出来そうでコワイ。
そろそろメイドロボリポちゃんの画像が出てきてもおかしくない頃合いだけど、今日はセクシー画像なしで。あ、タイトルにリポって入れたのにリポ(リチウムポリマー)電池出てきてない。
メイドさんポロリ事件と空目
ポロリはさておき、純正はどこのも高いスよね。商売なのはわかるけども。
プリンタのインクみたいに非純正排除機構がゆるいのが救いです。
ポロリ事件ステキ。というか空目すぎw
非純正排除なコードも解除済み案件がほぼデフォなようです。どこのメーカーもイタチごっこ止めた?
>プリンタのインクみたいに非純正排除機構がゆるいのが
しまった、この文じゃプリンタの非純正排除機構がゆるいみたいじゃないか!
プリンタのインク非純正排除機構なみにきつくないのが救い!
エPソンめ!Kヤノンめ!ポロリ!
そういや、エプソンは海外で人気だった大タンク&リフィル可プリンタをやああああっと国内で販売する(した?)らしいですね。ハラリ。
中国に行く前にえらいところに行くことになってしまったと暗い顔をしていたmuuさんが懐かしいです。
恐るべき適応力、エンジョイしまくりですね。
>何気に知らない人が多い ってそんなもん知りまへんがな(笑)
BP-U60とか純正はやたら高いので、もう沢山買わないで撮影のたびに制作部にレンタルしてもらってます。
えー、そんな暗い顔してました?(笑)
このニューフロンティアを前にきっと武者震いっすね!もうあれから2年が経ちますよ…
知らないもんらしいですね、、でへへ^^;
>純正
まあカメラ用はちゃんと純正使いたいとこですよね。
といいつつ、内状を知っちゃうと純正信仰はかなり薄れちゃいますけども。
例えば、FS7 とBP-U60の組み合わせだと残量はもちろん、バッテリーの生年月日、チャージ回数などもステータスモードで表示できます。 この辺りのコンディションの管理とかも安心につながっているのですけど、その辺もコピーできてたらちょっと怖いですね、中華。
なるほど!コピー品の商品ページ見るとそういうのも問題なさげかどうかは分からなかったです。まあ分かったところで結局のところ粗悪なセルが中に入ってれば信頼性は何も上がらないってことでおとなしく純正品使っとけってことですよね。
怖いのはレンタルしてきたら中華バッテリーだったというオチ?こっちだったら大いにありそう(笑)
こんばんは。
電池セルの溶接部の品質が電池の肝だと思います。
時々この溶接部は確認したほうがよいかもしれません。
オープン系の故障になるかショートになるかは読めないと思います。
sadmakさんどもです!
ってことはやはり、電池用小型スポット溶接機は一家に一台のマストバイですね!
自分で組めば執拗なくらいやっちゃうし、目視でチェックも出来てほんと信頼性高いです。
18650で検索しておったらまたしてもここに!実はmuuさんにメールで聞こうかと思ってたくらいなナイスなタイミングな話題!!
Alliexpresで10本20ドルだかで買った18650なんですが、アイスクリーム三軸ジンバルのハンドル部分にカポンとはめるやつに入れて充電したら全く充電できなかったんです。んで、仕方がないので充電器を買ったら、その3本だけエラーが出てしまい。。。
三軸ジンバルはBeholderのMS1で、買ったのはSamsungの18650、充電器はXTARのVC4ってやつです。MS1に入れて充電しようと試みた3本は全部アウトで、残り7本はXTARで正常に充電できます。
いや、別に安いのでいいんですけど、なんか気持ち悪いなあと思って。そんなことってあるんかなーと思って検索しておったらここに行きついたというわけです。
どもです。
保護回路無しの生バッテリーの充電は正しく使いましょう!
その3軸BGがどのバッテリーを推奨してるのか、また機器内に内蔵されてる充電機能がどういうものか想像がつかないのですが、VC4は充電機としては正しいですやつですね。
中華の安セル(ニセモノ多いにあり)はガワだけ立派で中身がスカスカなんてのもあるようです。VC4で容量チェックしてみてください。もし容量が一致しないようなものなら使用は差し控えたほうがいいと思います。
MS1のバッテリー画像見つけました。
これ、セルに保護回路付きのやつだと思います。
買われたのが生18650ならBG本体での充電はあかんと思いますですよ。放ったらかしだったら燃えてたかもw
おおそうゆうことか!Beholder純正は単体で保護回路があるやつなんですね、、、微妙に長さが違うのは回路の分か!しかも純正は1本1000円以上もしやがるんです。
聞いてよかった~
純正じゃないんで放置はしなかったですが、やっぱ燃えてたかもなんですねーーーーこえーーーーーーーさっさと捨てに行こう。。
あざす!!
長さ違ったんですね、じゃあ間違いないです。
>1本1000円以上もしやがる
一応純正品だし、それ使って故障してもメーカーや代理店にクレーム入れられること考えると十分に安いと思いますよ。今回の事案は結構なインシデントな気がします(笑)
むしろ10本20ドルが相場だと思ってしまう方が危険ですよ。自分もそんな安いセルは買ったことありません。(ん?そうでもないか^^;)