Drobo5Dのその後
去年の暮れに導入したThunderboltバージョンの New Drobo
5D。あれから早2ヶ月。”買った”まではエントリーしたけど、その後に起こった顛末その他的なエントリー。
今まで使ってたDroboは一番安い4ベイのもの。
とりあえずそのディスクパックをそのまま5Dに移植すればチャンチャン、って終われるはずで、そのつもりだったのに、変な情報のせいでヨコシマな気分が年の瀬の自分を襲う。変な情報とはつまり”Droboは使い続けると遅くなる”らしいと。”遅くなったらデータ退避して再コピしろ”とか。かなり都市伝説的だけど、運用中はまず絶対にやれないわけだから、せっかくの機会なのでやってみる。年末の忙しい時期だというのに…
もう1セットDrobo 5D用にディスク用意して、完全クローン!
が理想なんだけど、なんか年の瀬でいろいろ買いすぎでお財布の中を気にしてしまったショウシンモノ。買ってきたのはWDのRedの3TBをx2。我ながらセコい。
あとの3ベイには以前Droboで使ってた2TBを再利用x2。1ベイはまずは空けたまま運用という腹づもり。スピード的にはフルベイを利用したほうがいいらしいのだけど、ディスクパックの再構築はうんざりするほど時間がかかるのを前Droboで経験したので、次に容量足りなくなるまで(4TBがいい値段に落ち着くまで)取っておく。
セッティングして、まずは5Dがまっさらの状態でBMのSpeedTest走らせる。
んが!エラー?!
Drobo Dashboardが不調を訴える。
もう一回リセットし直すと、オールグリーン。
でもう一回SpeedTest。>エラー!
まじか。どうしよ。
普通ならHDD不調を疑うけど、なぜかDroboの再構築をかけるとエラーが消えるのが判断を鈍らせる。お財布の軽さを考えるともっと鈍くなる。しまいにはDrobo5DとSpeedTestが相性悪いとかなんとかワケ分からんこじつけ考えてみたりもして。
強引にCCCでコピー開始。 …止まった、途中で止まった。それもまる1日たってから…時間の無駄…うひひひ……
… 買ってきた。やり直し。
で、古いHDDはやっぱあてにしちゃいかんってことで、もう1ベイに入れたのはWDのVeloci!むだー。しかしうちにあった”古くなく””データが空”なHDDはこれしかなかったからしょうがない。まあすぐに換装しよう。
でSpeed Test 今度はエラー出ない!(使い方違う) ってことでやっとのことでコピーdone。 コピー後のテスト結果がこれ。
バカッ速いとは言えんけど、いやこれはバカッ速いというのだよ>Drobo使い的にはw
つか、運用中もこのままのスピードでいけるなら動画用でも使えちゃうじゃん。
さて、スピードと言えば、Drobo5Dには秘密の機能があって。そう、ドーピング用mSATA SSD。
もう、ここまで来たならいっそってことで。しかし、こっちでもHDDの不具合と同時進行的に問題発生。
なんと、相性問題とかで最初に買ってきたこのmSATAが認識しないという…。
はいはい、買ってくればいいんでしょ?
何度、新宿or秋葉原にお使いに行けばいいんだっちゅうに…
Droboのサポートページに載ってたCrusialのものに変更。つか、まあちゃんとチェックはしてたんだけど、まさか機能しないとは思わなかった
(今思えば、もしかしたら再起動したりとかなんかすれば良かったのかもだけど、HDDの件でうんざりしてたので深追いしなかった。面倒なので再チェックしてない)
ちなみにSSD有りでの結果はこっち。
む、遅くなった……
…
ってことで、無事コピーも終わって、現在は何の問題も無く運用中。 かなり快調で、ストレスなく。
さっき久しぶりに計ったら、Write:150MB/s Read:120MB/sとびっくり仰天の半減スピード。コピー後から数百GBぐらいしか増えてないんだけどなあ。まあ、それでもまだ許せちゃうのは先代のスピードよりは遥かに速いし、シングルのHDDのナマのスピードぐらいは出てくれてるから。写真データの最終置き場用だったのだけど、結構そのまま使えたりして。
以前のモデルで問題となった(自分は遭遇してないけど)、AdobeBridgeやLightroom、Aperture(のライブラリ)との不具合も出なくなったらしいし、パーソナルユースにはもってこいの箱。
ちなみに、このDroboの中には90年代の民生用デジカメ創世期(QuicktakeとかKodak DC20とかな)からのデータが未だちゃんとあるという、まさに自分タイムカプセル。
(Quicktake100が’94発売なので、来年でデジカメ歴20年か!すげ!ヲッサン!w)
タイムカプセルと言えば、今の課題はフィルムを全スキャンしたいなあってことと、全データをXGAぐらいのサムネイル画像でもいいから、常に身につけておけるソリューションないかなー?ってこと。キーホルダーとか財布とかインプラントとか何でもいい。災害あったらどんなに頑張ってもこのDroboは屑となるし、クラウドも信用ならんし。まあ、そこまでして守りたい思い出ってあるか?と聞かれたら、今は「ない」けど、何もかも失ったときに「写真」が一枚でもあると元気が出るって話を聞くなら、やっておいて損はないじゃない!とか。
未来に残しておきたい貴重な15年以上前のデータ(笑)
そう、フィルム時代はね、こんなくだらない写真を撮れなかったのだよね。感慨深い一枚w
>そう、フィルム時代はね、こんなくだらない写真を撮れなかったのだよね。感慨深い一枚w
確かにそうですよねw
僕はD100からデジカメをフィルムと兼用してKodak14nへ…そこから本格的にデジカメへ移行した組なので歴10年ちょいですが、100年続いたフィルムカメラが数年でここまでシェアがなくなるとはと…(いや、写植屋さんの現状をみてて薄々は気がついていたのかも)
5Dとは関係ないですが(ォィ!)保存や携帯の事を考えればSDカードが一番かもと思ってます。テラ単位で出てくれればいいなぁ(MBPにも刺さるしw)
おお、ragiさんは14n使いでありましたか!つかD100と14nでデジタルに移行なんてそんな真っ当で素晴らしい経歴出されると、オモチャカメラで20年!って言ってるのが恥ずかしくなるのでやめてくらはい……w
確かにSDで1TBぐらいあると、いろいろヨサゲっすね。確かmicroと普通のSDの体積比って10倍ぐらいで、今microの最大容量が64GBなので、現状なかなかのとこまできてますようなw
う〜みゅ。またしてもわたしがほしかったものはなんでも持ってる muu さん発見。
QuickTake がほかったのに、パパが買ってくれたのは QV-10 でした。ちぇっ。
いやいや何をオッシャイマスやら、普通的にはQuicktakeよりQV10のほうがいいですやんw
しかしあのころ、MacにQuicktakeを繋げるとぴょこんとDesktopにQuicktakeのアイコンが現れてそれをダブルクリックすると撮った写真が見れたという、ほんと未来でしたよねえ。
なのに今まだ、同じところにいるわけで。早く次の未来にならんかな〜。
15年前のそのお店は、未だ食べ放題やってルんですかね。
そんな(どんな)僕のデジカメはSONY DSC-F1辺りからスタートしました。
流石にデータは残っていません…(大したもの撮ってなかったという記憶が泣ける)
F1!Cyber-shot初号機!
バナOKAさんてば、ほんとみかけによらずにミーハー(嘘デスw)…じゃなくてw十分古い人ですよ。96年〜ぐらい? まだデジカメコーナーがパソコンコーナーに隣接してました。いい時代ですねえ。懐かしい。
>食べ放題
ええ、やってルんでしょうね。
つかキャベツとゴハンってことでトンカツ屋なわけですが、悠久の時が流れるトンカツ屋にとって、15年なんてきっと昨日みたいなもんでしょう。ってことで今日の晩ご飯はトンカツに決定。