薔薇のヒミツ-1 [Rosette for rig]
夏のリグ週間!(忘れてたw)
自分的近頃流行りのリグ部品は、先日のPicatinny Railよりも実はこっち!な”リグ道”に咲く一輪のバラ”Rosette”
物語りで普遍性と特別なものとの対称性の象徴として登場する薔薇。そんな無理して難しく言わなくても”キレイなバラには刺がある”んだそうで、そう、リグ道においてもこの薔薇は特別で、そして使いにくさ満点!しかし使いこなせればこれほど素晴らしいモンスター、違う、パーツはない。
リグマスターになるためには避けては通れないってわけか!じっちゃん!
「 俺の名は利具堂 一直。
彼女は幼馴染の小四三 鏡無子 、でこいつは相棒のマット、よろしくな!
今日はこの辺に、バラコンダってリグモンスターがいるって聞いて来たんだけど、、おい、マット、ほんとにいるのかよー、、」
ん、ダメだ、このノリは。
最後まで行ける気がしないw
リグ界の紅一点、Rosette。
リグのバンドルキット買うとどこかしらに彼女がいて、そのメーカーのものだけを流されるままに使ってるときはいい。しかし、いろんなメーカーのリグを買い出すようになるとふと思う。
「ヲイ!合わないじゃんっ!!」
いや、ふと思うどころか、殺意する覚える。
使ってみればこんなに便利なパーツはない。しかし無秩序に増えても応用が全く出来ない。
まさに”バラの刺”
…
絶版「リグ大図鑑」によると、rosette(ロゼット)は一属に一種目しかない珍しい種。つまり形状の決めては”丸くてギザギザ” それのみ。
属[クランプ]や属[ドブテール]の多様性に比べると際立っている。
ただし種が同じだからみんな一緒くたにまとめて使えるかというのは全く別の話し。上で書いたようにそのほとんど全てが亜種と言えるほどの節操のなさ!少しでも寸法(歯数)が違えばまったく用をなさない特性なわけで、それこそがリグ道を行くものを惑わせる秘密であり神秘の実情であると言える。
つまり!その神秘を明らかにするには、全てのロゼットパーツを世界中を旅して(いや通販でいいじゃん)かき集め、迷える子羊のためのバイブルを作るのが急務ってことだ!
よーしやるぜ、じっちゃ!
じっちゃのなれなかったリグマスターに俺はなる!
(あれ?続いてたのか?)
…
というか、自分はHDSLR以後にこういうものを買い出したからカオスに感じてるけど、それ以前シネマ機材が今よりシネマな人だけだったものの時代、「たいていARRI互換だよ」というような清らかな時代があったんだと思う。下に互換ブランド書き出してみたけど、いわゆるカジュアルブランドが少ないのもそんなわけなんだろう。
- ARRI,
- ALLSTAR,
- Vocus,
- Ronford,
- Element Technica,
- Aaton,
- OConnor,
- Blue Handle
- SHAPE
- Movcam
- Wooden Camera
とりあえず思い出したのを書いてみたけど、いや、世界にはもっとあるだろうってな。
ってことで、この先も長くなりそうなので、いったん終わろ。
タイトルに”-1″つけて、、と、、続く〜w
上のリンク見て、予習しとけよ!(そんなことされたら、おれより詳しくなっちゃう)
“Rosetteこそ世界を救うオーパーツだぜ!” by イッチョク
20 Comments
Trackbacks/Pingbacks
- 薔薇のヒミツ-2 [Rosette for rig] | TKYSSTD - [...] 前回、ARRI互換なハンドル出してるリグブランド一覧で終わったエント…
ARRI規格て葉が60本でしたよね?
RED ONEとは合わないんだと思います。
うーんどこだろう?
ARRIは60で、REDは58ですね。
REDのことなんてどこにも書いてないのに。。
続くって書いてんだから、そういうのは嫌われますよw
やばい!焦りすぎました。
反省…
うむw
>>もとからシネマな人は逆に純粋培養系が多そうで、今ここがカオスなのも知らないってか!
(笑)きちんとした育ちの助手さんがDSLR系を「仕方ねぇなぁ」って感じで使ってるのを見る度に「ご免ねぇ」と思いますよ。僕も純正育ちじゃないのでカオス歓迎!な方なんですが,実際映画系・アリを基準にしてくれてた方が色々便利なのは確かです。これに特機(クレーンとか)が絡んで来ると,機材チェックの場で・もしくは現場で「付かねー!機材屋に走れー!!」って事態が起こるので(笑)因に私事ですが5D3導入しました。借金財政です(笑)
付くと思ってたものが付かないのは、つらいですねえ。
自分は”まず付かない”ってのがデフォになってるので、付くと大喜びなわけですがw
5D3導入おめっとさんです!そして借金財政イェーーィヤ!w
純粋培養系です。
ARRI純正 60歯→58歯 変換アダプター
うそです。
ここに挟まっていました。
ってタイミング悪すぎw
もういいっす、ブリッジアダプターは次回のエントリに出て来ます!ぷんすか
絶対そんな気がしました。 にゃはは。
ほんと、”ARRE”な人っす、、、w
いや1-300さんは上で書いてる”超人”ってやつですが。
え、純正なんですか?これ。
樹脂っぽいすね。欲しいなあw
とここで新たな疑問。58歯ってRED以外に使ってたとこがあるんですか?
欧州 (or メートル法の国) では 60 で、アメリカ系w は 58
だったら面白いのにと思いましたが、そんな単純な話じゃなさそうですね。
Pana (vision のほう) が 58 かも?と思うも、軽くぐぐっただけではわからず。
>軽くぐぐっただけでは
そうなんです。この話題って意外と出てこないです。
たぶん、プロな方は”ARRIに合う”か”合わないその他大勢”ですましてるか、自分で持たずに機材屋任せで、そんなとこに感度がないか、どっちかなんだろうなあと。
なのでこんなタイトルつけてます。
FS700の菊にcavisionのハンドルはハマらなかったです。
まあ、caviaionはwってのもありますけど。
ども!
FS700は60歯でARRIと歯数は一緒ですね。
ネジ太さとか、深さとか知らないんで、完全に互換かどうかは分からないんですが。
というかFS700なんか持ってらっしゃる(使ってる)方はCavisionなんて使っちゃ駄目っすw!
写真を見るに、歯数は元より固定用のプラスネジの位置までEDELのそれとREDは全く互換性が無いですね。気になっていたことが全部写真で分かりました。ありがとうございます。
いえいえ〜。
edelkroneの、あのグリップとか使い回したいなら、REDやARRIのバラをはめちゃおうとか、考えちゃいますよね。4つ穴だから、けっこう簡単にコンバート出来ると思いますよ。
ただ問題はedelkroneはM6なんすよ。REDなあたしは使いづらいっす。
ああ、あの4つ穴につければいいのか。樹脂な部分に自分で仕込むのもありですかね。
Wooden cameraのRosettaプレートは便利そうですね。ひとつ買うかー。ARRIよりREDの方が自分的にも汎用性がありそうです。
>樹脂な部分に
お、それ、いいですねえ。
REDのDogboneのストレートなら$75で、バラが4つ摘めますよw
WOODEN CAMERAいくなら教えてください。おれもREDベースが欲しくなって来ました。