真夏のEOS
真夏のエロス!違うっ、惜しい!
その筋じゃメジャーなトラブルのEOSのヒートエラーに、昨日は一日振り回された。
まあ、炎天下でセンサー加熱しまくりの動画撮影が鬼門なのは重々承知してるけど、その横で同じ条件下でより民生機なGH2が何のためらいもなくお仕事してるの見て悔しくないのかね、EOSよ。
DP4も特に不具合なく。つかそんな酷暑でもなかったはず。
ハンドル代わりにつけてたmicroSupportにロッドでも通して天幕でも設置すれば良かったか。
そういや、写真”だけ”撮ってたときは、炎天下でもオーバーヒートするなんてめったになかった気がする。
自分の撮影行の中で一番の最高気温はエジプトでの40℃
そういやあのときおれは若くて冒険野郎なLEGOだった。
今や、日本も亜熱帯。
30℃後半なんてザラ。まじでCanonには頑張っていただきたいところ。
で、オーバーヒートしたEOSをクールダウンするために、レンズマウント大口開けてクルマのエアコン吹き出し口にあてがったら、センサーに盛大にゴ ミついて、あちゃーってリカバリーするためにミラーアップして、、その先はもう言うまい。今日キヤノンのSCに行ってセンサー掃除してもらって無駄話して たら、炎天下で使い続けてメイン基板逝ったお客様の話になって、工賃4万ですと。同志たちお気を付け遊ばせ。
Follow Focus via USB for EOS
待てど暮らせど、、、、くそー!ViewFactorめ!そっちがその気ならこっちはこの気だ!
Okii USB Focus Controller
それまでプロトタイプの写真でお茶を濁してきたVFが慌てて製品版のデザインや価格を発表したのはこの”Okii”のがさくっとリリースされたからに違いない。(それももう半年も前の出来事)
某marumeさんにコメントで囁かれたとか(VFは要注意って!w)、某円高だとか、今さらの購入に理由はいろいろあるけど、まあ某VF出た時に良し悪しはかれる経験値積んどけるってことで。
ちなみに、ebay漁ると似たようなものが他にも出てくる。
まずはちゃちゃって使ってみる。
やっぱりね、、って思ったのは、タイトルでfollow focusって書きはしたけど、これはfollow focusの代わりになるもんじゃないっつーこと。正しいのはやっぱりUSB controller。「やっぱり」というのは、以前チェックした動画のデモでもその”イマイチさ”が伝わってきたから。
そう書くと、萎え萎えと言うかダメなの?って思われちゃうかもだが、使いもんになるかどうかで言うと、ぶっちゃけ結構使える!
まず!
シャッター&RECスタートがリモートで可能!w
そんなの2、3千円の投資で出来るわいっw
だから、ん万円のリモートREC&シャッターボタン。おれのようなセレブにはそれで充分……。
ではなく、いやいやほんとに結構使える。
Okii USB Focus Controllerが何をしてるかというと基本的にはCanonがリリースしているEOSをPCでコントロールするためのソフト”EOS Utility”が発するコマンドをエミュレートしてる。
で撮影中に使えるとめちゃ便利な以下のパラメータの変更や機能のオンオフがこのコントローラーで可能になる。
・絞り
・シャッタースピード
・ISO
・露出補正
・ライブビューOn,Off
・ライブビュー拡大
・カーソル枠位置変更
・フォーカス(メモリ機能あり)
つまりうまく使いこなせれば、カメラに触ることなく、ほんとにこれだけで撮影出来る。
で、「お!いいねえ、リモートでそんなことが出来ちゃうのか!」って買って、オマケでフォーカスコントロールが付いてくる。そんなスタンスがこの製品にあってる気がする。
逆に言えばそんなスタンスを演じないと、フォーカス目当てで買っちゃった日にゃあ、かなりがっかりチャン。
ってことで、いよいよ肝心のフォーカスコントロール機能を見てみよう。
何がダメ、っていうかなんでフォローフォーカスとして使えないのか。
まず1つ目。
ダイアルにマーキングディスクがないことからも分かるように、こっちのダイヤルとあっちのレンズの回転性に同調性がない。
ぐるぐる廻せばレンズも動くが、元の位置に戻してそこがオリジナルの位置とは限らないってこと。つかぐるぐるぐるぐるって何回転も回してロックトゥロックな時点でダメダメである。
(フォーカススピードというかステップは変更可能)
2つ目。
1つ目が容認出来たとしてしてもこっちは致命的。
ひとことで言えばカクカクする。波形がステップ。デジタル。ゼロワン。
まあ当たり前と言えば当たり前。EOS Utilityからレンズのフォーカスをコントロールする時、こんな[←][→]を操作して送ったり戻したりするわけだけど、このUSBコントローラーが 発するコマンドはその早撃ち連打だと思えば納得がいく。かくかうかくかくかくかくって。
最初に「やっぱり」と言ったのは、デモ動画でそのカクカク挙動が窺えたから。
で、VFのが遅れてるのは、この挙動を滑らかにするためにソフトウエアのとこでつまづいてるんではなかろうか、と思ってたりする。
(それともしかしたら、例のBirger Eng.の新製品と連携取ってるとか)
しかしながら、このOkii USB controllerのフォーカス機能全般は全くダメダメかと言うとそうでなく、なんかとんでもない隠し球が潜んでたりもする。
それが2カ所のボタンに、フォーカスポイントがメモリ出来ちゃう機能。(Dynamic Focus Point)
ぴっと押せば一瞬でもしくはじわじわと移動。
この機能、フォーカスリミッターというか、置きピンメモリーとして使うとメッチャ便利やんけー!とちょっと興奮しちゃった。
本来はフォーカス送りに使いたい機能だけども。
被写界深度浅い超超望遠レンズで撮ってる時とか、これあるとめっちゃ楽なはず。
メモリさせた後、フィジカルにフォーカスリング動かしちゃうと、メモリポイントに行かないこと判明。
フォーカスリングの座標を絶対値じゃなく相対的に憶える機能だった。まあ仕様よく考えれば当たり前といえばそう。
そーーんなわけで、このデバイス決して失敗作ではない。
つか動画屋向けと言うより、三脚固定して置きピンで撮るような鉄屋さんとかの最高に使える相棒になるはずな予感。
動画にしても録画中にフォーカス送らないって前提なら、パン棒にこれ付けるだけでEOS Movieがさらに便利になるのは確実なはず。
あとはこの試作サンプル品みたいな出来を改めて欲しいところかねえ。
ちなみにVFのやつの告知はまた延びたねw
(June > August、つかもう7月終わりだってw)
Sgm328zoom/f2.8
Sigma 120-300mm F2.8 OS。どんなレンズだろーよ?ってちょろっとパシャカシャ。
で、ある理由によって開放ギャラリー。f2.8オンリーで使えるか
(どれもRAW現像後、幅2400pixにリサイズ。今回は写真アップで見るのがおすすめ)
そういや、今夜は七夕だなあ。
笹じゃないけど、星に見立てて。
f2.8 1/80 193mm ISO400
かなり暗い室内。そゆとき明るいレンズっていい。
f2.8 1/50 128mm ISO800
前ボケ、後ろボケ。
ってよくわからんかw
あと周辺光量落ちはこんな。
和室。これだけ雰囲気出れば自分的には充分。
f2.8 1/6400 193mm ISO100
そりゃあ現行単サンニッパに敵うわきゃないが、総じて立派なレンズだと思う。
あらためてズームで画角が変えられるのは便利だなーとも。(何をいまさらw)
いや写真だったら多少のトリミングはあとでも出来るけど動画はそういうわけにはいかんじゃん。
あとちょっと見切りたい、とかってときにやっぱりいい。
うん、いいんだけど、EF135mm F2L,EF200mm F2.8L, EF300mm F4Lのコンビネーションと果たしてどっちがシアワセかと聞かれれば、どうなのよ?w>単焦点好き
つか、70-200mmでいいじゃんと言われそうなこの焦点距離のオンパレードはどうだ!
ちなみに開放オンリーな理由はマウントアダプター経由でマイクロフォーサーズで使えるかどうか。
いや、使えるね。Go!ってことで。
でも半絞りでシャープさぐっと増すのは事実なココロ。
ミニミニ大作戦
ミュージアムがメインの今回のGWのツアー。
さてカメラをどうしよう?ミュージアムでの撮影というと、結構ちゃんとした高感度性能を持つカメラに明るいレンズと、思ってる以上に夜型機材が必要だ。
スナップ程度でいいと思っててもカメラも軽い気持ちだと帰ってきて写真見てほんと後悔する。
ただし、逆に重い荷物をブラ下げてのミュージアム鑑賞もこんなツラいものはない。現地で「重い〜」と横見りゃ同行者が手ぶらでにゃははんと歩いてたりなぞした日にゃあ、疲れ587%増し。
SIGMAのDPシリーズとかFUJIのx100なんぞ旅デジにはお似合いで買っちゃうか!とも思うが街角では楽しい単焦点縛りもミュージアムでは仇となる。
順当なのは、高感度バッチリな一眼レフに明るい大口径ズームの一本勝負。超広角もロングの絵も単焦点のぼわぼわも諦めるという選択。ある意味テッパン。
しかしそんな鉄板にどこからか声がする。「いいのかそんな攻めのない姿勢で?いいのかf2.8程度で?いいのか超広角は?」
うぅぅっ!
しかしレンズを他にも持ってくという選択をするといよいよもって歯止めがきかなくなって、やめときゃ良かったと後悔するのは自明の理。
そもそもレンズ余分に持ってくぐらいなら予備機持ってきたい。
そうだ予備機。盗難、不慮の事故、故障。海外でカメラ失くしたら、発狂する。
そんなことをツラツラ思いながら、バッグに詰めたのがトップに貼った写真。
イエス!マイクロフォーサーズなら、いっぱい持ってける!ってそんなの最初からネタバレ!w
そうは言っても、ゴロゴロとこんなに持ってったらさすがに重いでしょーが、と重量計ったら2215g
これってつまりAPS-C or フルサイズ機にF2.8標準ズーム付けた重さとほぼ一緒。でボリュームはと言うとこんな!どーん!
たぶん、バッグの大きさは同じかそれ以下でいけちゃったと思う。まさにマイクロフォーサーズ様様でありんす。
ボディがGH2にE-PL2
レンズは単焦点がG 20/1.7にPlanar 35/2.0にSonnar 90/2.8
ズームがG 7-14/4とG14-140HD
これに最後までG 14/2.5を足すかどうか迷ったけど(持ってないので買うってこと)、オリが14/f2を出すって言うんでぐっと我慢。
で、戦果はというと、なかなか良かったね。
勝敗で言うなら、勝ちは街歩きやレストランとかじゃE-PL2にパンケーキだけ、とか肝心のミュージアムではあれこれ付け替えて、とかシチュエーションにあわせて変幻自在。なにより単焦点3本あるのはやっぱり楽しい。
負けはというと、、E-PL2はもとより、GH2でもやっぱりミュージアムは手強かったってこと。マイクロフォーサーズってISO800以上は自分的には 使いもんにならない画質なんだけど、全然SS上がんないのw いや分かってたんだけどね、、おかげで結構ブレてんの、、ってそれって負け越し??ふん がー。
[追記]
そうだ、書き忘れ。
そういう意味ではNikon機で定評のあるAPS-Cセンサー積んだSonyNEXなんぞかなり勝ち越しマシンであったかもしれないと独り言…(次機種買うフリか?w)
うお!EOSからiPhoneに完璧にダイレクト転送!
やっちまった。この技すげー。
とうとうEOSからiPhoneにダイレクトに他の機器(ルーター)使わず画像送れちゃった!
いや、やってることは大したことないが。
なんで今まで気づかなかったんだろ?
世の中のどっかでやってる人はいるかもしれんが。でも"iPhone"&"EOS"で検索すると自分の過去ログしか有用情報が見つけられないので良くわからないw こういうのを情弱っていうのかい?w
以前試したのは、まだ自前WFT入手前でキャノンのデジタルハウスでのデモ機。
あの時は自前のLANをアウトドアで形成することが今ほど一般的じゃなかったし(PHS300が一部で流行りだしてたころ?)、FTPサーバーを立ててくれるアプリの存在もなかったしで希少なサンプルだった。2年半経った今、もうモバイルルーターは普通だし、FTPサーバーアプリもまああるし、で簡単に出来るようになった。
しかし、やっぱりルーターは邪魔。
そんなわけで今回はルーター無し。Ad-HocなWiFi接続で、iPhoneからEOSにダイレクトに転送。無線LAN環境なし。いやー嬉しー。
Read More