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Redrock micro LiveLens

キタ!
待望のEOS EFレンズの電子絞りをコントロール出来るMicro4/3用マウントアダプター!

同様の製品は幾つか発表されてて、特に某Bのはボディ側から見ると、あたかもMicro4/3用レンズが付いてるかのごとく振る舞う最強のアダプターのようなのだけど、全然出てこない!(最終出荷体制に入ったとのことだけど、どこまで信じていいのか分からん)

そんなところに先々週、意外なところからぺろっと発表そして発売となったのが、”Redrock micro LiveLens MFT Active Lens Mount”
なんとも意外なところから出てきたもんである。
(製品版の発表は今年の4月のNAB)

届いたので、早速チェック

アダプターのボディ側に接点ないことからも分かるように、スタンドアローンでEFレンズに通電、電子絞りを制御するもの。

なので、カメラと通信することもなく、ボディから絞りコントロールすることも、AFも、EXIFに情報残すことも出来ない。

 

出来ることはいたってシンプルで、絞りを”開ける””絞る”スイッチが付いてて、ポチッポチッと押せばその通りになるだけのもの。小さい液晶がついてて、そこに現在の絞り値が表示される。以上。

しかしそれだけでも、膨大な数の高性能なEOS対応レンズをその他多くのクラシックレンズ&マウントアダプターと同等に、Micro4/3 カメラで使える恩恵は計り知れない。特にDSLR動画ユーザーはおおむねにしてEOSユーザーなわけで、この装置の素晴らしさは使ってる人(両刀使い)な ら大いに分かるはず!
いや、もう、ほんと、嬉しい!
日本でも海外でも”お写真”コミュでの評判はゲテモノ扱いされてるようだが、そんなことは構いやしない。
MFT動画ヤロウには、死して屍拾うものなし級な嬉しさ!(意味不明)

 

幾つかレンズつけてテスト。

例えば EF24-70 F2.8 L
いいねー。
カメラ小さくともこのボリューム感は全くオーケーですとも。はやくF2通しぐらいのスーパー標準ズームがMicroFTに欲しい。

開放からしっかり使えるこのレンズだから、このガジェットなくとも使えるレンズだったけど、さらに活躍の場が広がりそう。
なんたって、換算48-140mm/f2.8って現行レンズにないズーム域なんだけど、自分的にはこの焦点域のズームって最高に使えるんだよなあ。標準〜 中望遠は、画角と絵のムードが絶妙にセンシティブなとこで、トリミングする位置がちょっとでも違うといきなり違う絵になる。かつ普通なら70mmを境にレ ンズ付け替えなきゃいけないわけだ。ここに大口径ズームあったらなあと常々思ってるわけで。

EF70-200 F2.8 L ISとかも140-400/F2.8だから相当にいいね。それが絞って使えるんだからステキ過ぎ。

おもしろいとこでは、例のEFのパワーズームレンズも動いちゃった。ういーんって。
ま、使わんけど。

あとはZeissの絞り環ない電子制御のZE買って後悔しちゃった人もMicroFTでココロオキナク使えちゃうわけだ。

 

で、ひとしきり喜んだ後はダメダメなところ。

このケーブルと電池ケースはなーんですかー?

アキバで100円で売ってそうなABSの電池ボックスに、ご丁寧にもロゴまで入れやがって、で、こんなものが別売り$52って!

 

2つ目は通信出来ない(絞りを変えられない)レンズがあったこと。
うちの場合はこれが使えないのは痛い!痛すぎる!なEF400mm F5.6 L

一瞬、動いたので接点不良かとも思ったけど、以後うんともすんとも。
なんとかしてくれー。

なんとかなった。アダプタ側の通信用ピン(スプリングで戻るはず)が強く押さえ込まれてて、戻らなくなってた。引っ張ったら無事回復。

 

3つ目は不具合ではないのだけど、このアダプターでアパーチャーを開放から変えたまま電源をOFFにすると、絞り羽根がそこに残ったままなんですよ、奥さん。
で、マウントからレンズ外しても、絞りがそのまま!
EFレンズの挙動が身にしみてる身としてはかなり気持ち悪い。すっきりしない、便秘気分。

 

4つ目は、色なんとかしてくれ!色!
Redrock microのコーポレートカラーがブルーなのは分かっちゃあいるが、CanonのEFレンズ用なのだからレンズに赤が来るのは当然でしょ。Zacutoな赤にしろとはいわんが、せめてグレーか白なマーキングにしてくれよ。

試しに”赤”に。
ほら、男前!

 

最後はダメダメというか、期待もしてなかったけど、報告ということで、”IS”はだずんと わーく。

 

と、なんだかんだ言っても、某Bのが来るまでは重宝するはず。

 

あ、関係ないけど、S.J、安らかにお眠りください。合掌。

 

 

 

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