デジイチ動画3機種比較テスト
GWさなか、まさに発売されたばかりというか撮影当日が発売日のNikon D5000、いまや広告においてもそれで撮影された映像(動画がだよ!)が見られるCanon 5Dmark2、そして女流一眼としてしかお目にかかることが出来ないPanasonic LUMIX GH1と、デジタル一眼動画を比較できる幸運に恵まれた。
幸運と言うと大げさか、世間一般的には"オフ"というやつでございますのか?D5000はNo Mobile, No Life.さんの、5Dmk2はGamersLab.comさんのもの。
テストまがいなことするのってほんと面倒。3人会ったはいいけど、みなそれぞれに撮影に夢中。別れる寸前になってあわててこんなことやってみた。なのでけっこういいかげん。
それでもそれぞれのカメラの傾向はよくわかる。
写真が動いてるような5Dmk2と、ビデオ的なGH1。D5000はD90とほぼ似たような絵作りか。
レンズはそれぞれキットレンズ的扱いのEF24-105 F4 L IS USM、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR、G VARIO HD 14-140mm / F4.0-5.8 ASPH.。
5Dmk2とD5000は他のお二人に任せるとして、こうして見るとGH1はビットレート、ほんとギリギリの所で綱渡りのようだね。暗所も危ういしねえ。2つ目の花のシーンがもし風で揺られていたら、盛大にブロックノイズ乗っただろうね。5Dmk2とのあいだにはもっと大きな隔たりを感じたはず。(いやそもそもYoutube、おまけにそのまえに編集で720pになってるので元データはもっと隔たりがあるんだが…)
1920×1080のフルHDモードでは24p出力を60i記録するのもちょっとうざい。(ただし、家庭用レコーダーでなんのテクニックもなくBlu-rayに焼けるのは、必要な人にはほんと申し分のない機能。)24p記録で高ビットレートの拡張モードが欲しいところ。
デジイチ動画ならではの浅い被写界深度(ボケのこと)はこのテストショットでは考えなくていいだろう。
それらはレンズやテクで一仕事すればいいだけだから。例えば5Dmk2の絵はそれが少なく見えるけど、NDフィルターを何枚か用意していればこのレンズでもっと開放で撮れたはず。たぶんこの3機種(のレンズ)で一番気持ちよいボケが得られたはずだ。
5D2の動画使いには必需品だ。
今回はGH1の立ち位置がわかったところで、やはり5Dmk2はいいなあと思う。フルサイズセンサーの圧倒的な解像力を膨大なデータ量で記録する力技は魅力。使えない所は創意工夫(>機材投入)ってところもまたいい。
いやいやGH1で充分遊べるんだけどね。くすぶってるなー^^;
でもGH1は動画用のレンズであり使い勝手としては申し分ないと思います。
絵作りとしては5D2もいいのですが、静止画RAWであとからできたことが動画では直しができずに結構事前の設定に経験が必要だったりとまぁ面倒くさいです。
TMPGEncを使ってもやっぱり限界があります。
いまこっちでは新規購入のレンズが動画に不適で困っていますww。
デジイチ動画でAFの話しをしちゃうとGH1しか選択肢ないんですよね。F1.4の明るい単焦点レンズが動画でもAF使えるんですからね。
ただ、自分の場合はちゃんとした撮影ではFDレンズしか使ってないこと考えると、他のデジイチと状況同じですが。。
後処理は、5D2がダメだって言うとほかはもう全滅ですよw ってそんなのわかってるくせに〜。きっと静止画RAW現像に慣れきってしまったんですね^^
タムのA20ダメですか?
下手にピクチャスタイル選んでしまったあとの映像を修正するのって結構難しいんですよ。
だから素で撮っていじるしかない。でもCUDA使っても結構面倒くさい。
というよりも子供撮るのにそこまでやる必要あるのかという問題が・・・www。
絵作りよりも狙ったときにきちんと撮れる方が・・・って普通のAVC機買えって話もある。本末転倒。
A20はダメ出し中です。
ああ、なるほど。
しっかし動画はいつになっても編集に入るまでの下ごしらえに時間かかりますよね。昔はテープから取り込み、いまはAVCHD or その他からの中間ファイルへのトランスコード。
ProRes422に一瞬で変換してくれる魔法のハード出ないもんですかね。