オサマリノイイレンズを探して[Voigtländer VM-E/Heliar40mm F2.8]-1
飛行機乗る時とかな旅の時、フルフレームのデカいDSLRをしれっと小さな手元バッグに入れるのはなかなかに難しい。だけど A7R2 が来てからはずいぶんと楽になった。
楽になったとはいえお気に入りの小悪魔レンズはディスタゴンゆえか、付けっぱなしだとカバンの中の座りはいまいち。
縦グリついてると特にそう。荷物が多い時はレンズを外して薄くなっててもらうのだけど、いやもうちょっとスマートにいきたい。
どのメーカーもパンケーキレンズなるものを出してて、もちろんEマウントにもあるのだけどNEX時代に出されたそいつらの画角はAPS-C用。
これじゃあフルフレーム持ち歩く意味がない。
どっかにフルフレーム対応で慎ましやかな両の手の平でそっとおおえるようなサイズのレンズはないかしら。
Eマウントレンズを諦め他社レンズに逃げたとしてもマウントアダプター付けると軒並み全長アップの呪縛。その呪いの最短値は約10mm。35mm対応のレンズがある一番フランジバックが短いMマウントレンズ。
M,M,M,オレはM♪と鼻歌ってたらそうだこんなものあったじゃんと思い出した。
Voigtländer VM-E Close Focus AdapterとHELIAR 40mm F2.8
ヘリコイド付きのアダプターは造りがしっかりとしたものが欲しいなあとか思ってたので「まあそのうち買おう…」とか思ってたけど、レンズの方は脳内で完全にオプトアウト。
レトロ感とキワモノ感が同居したちょっと大人のトイレンズ?と勝手に思ってたのがその理由。写りも昔のニッケルエルマーみたいなそんな……
今回初めて作例見て、アレ?もしかして?結構いい写りする??
ってことで買って来た。
まずClose Focus Adapterを装着。
いわゆるヘリコイドアダプター。
リングをぐりぐりと回すとマウント面がせり出す。
で本体にヘリコイドを持たないHELIAR 40mmをセット
うっはあ、なんだこの段々デザインは!w
ソニーのこのダサいオレンジ環をなんとかしたい。
さて実食
大昔のレトロテイストが味わえるとかなレンズじゃないのは適当に撮ったこれ見て分かった。
右下のアップ
かりかりじゃないのは当たり前としてもこんなレンズでこんなに撮れるのか
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こっちのこれでフリンジチェック
今や盛大なの出ても現像ソフトで消せるけど、もちろんやってない。
ピントのあったとこの清々しさ!
どっちも開放f2.8
やるなあCosina
ってことでまた載せる写真が多くなってきたので次回開放ギャラリー