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Segwayモドキをセルプに[Ninebot mini]

忙しくてエントリーさぼってたらいつのまにやら年末が目前に!そしてクリスマスも!
セルフプレゼント、略してセルプの季節じゃないか!!自分じゃ買わないけど人から貰ったらちょっと嬉しいものを自分で買う矛盾を楽しむセルプは大人の証。今年を締めくくるセルプはこんなのにしてみた。Ninebot mini

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秋頃日本でも巷を賑わした、小米Xiaomiの格安セグウエイモドキ販売のしらせ。ここ中国では予定通りお値段3万円台で11月の初めに発売開始された。

モドキといってもややこしい話が、Segwayモドキを製造販売してた中国Ninebotは特許を訴えてた当の本家Segwayを買収。小米はそのNinebotに大金を出資した大親玉。つまりモドキといってもダークサイドではなくいまやNinebotこそが本家!悲しき資本主義経済!

そしてこれまで小米とのブランド戦略とはまったく離れたところで商売してたNinebotはここにきていよいよ小米ブランド”MI”を引っ掲げて、この電動車カオスの中華マーケットに降臨!その戦略商品がこのNinebot mini(たぶん)

とにかく、おもちゃとしてはまじでよくできてる。

小米が培ってきた、”安いけどそこそこ高品質”なモノづくりがここでも炸裂。とにかくちゃんとした家電製品になってる。(小米はいまや中国では乾電池から4Kテレビから空気清浄機まで売ってる一大家電屋)

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訴えられてた時代のNinebotのセグウェイタイプの製品は中国でも20万円以上してたし、その他の中華製も真っ当に使えたのは10万円ぐらいした。燃えて話題になってる通称”HoverBoard”的なものとはちょっと市場が違ったのだけど、4万円で買えるこいつはかなりの破壊力!

 

仕事場に届いて、早速開封。

スイッチはひとつ。電源ボタンのみ。ポチ。

すかさずスッと自立。おお!

乗ってみる。やべえ、おもしれえ!

後ろに腕組んで職場のスタッフの間をこれで闊歩。もう”未来上司”である。

CEOも、院長も、未来はこれだね!

 

最初、セグウェイのように簡単に乗れるかと思って気楽に跨っちゃって、いきなりぐあんぐあんと前後に振れ出した時はちょっとびっくりしたんだけど、2〜30分も乗ればこのライド感に病みつきに。自宅に持って帰って狭い部屋でこれ乗ってあれこれやってみた。 冷蔵庫開けて、ビール取って、飲む。 そのままダイニングでその場回転でぐるぐる回る。うえーい、おもしれーw

人が乗ってないとサイズ感がわかりづらいのだけど、セグウェイと比べるとかなり小さい。

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ハンドルが付いてるセグウェイと違って、両手が手ぶらですいすい行く感覚はまじやばい。まじで走りながらなんでも出来る。スマホもいじれる、ビールも飲める。街でやったら死ぬけどね。

 

ってことで晩飯に誘われたので夜の北京にこいつで繰り出してみる。

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暗闇では自動でヘッドライトがオン。

ぎゅいーーん、おもしれー!

そして、こえー!w

Bluetoothで接続するアプリがあってスマホがメーターパネル代わり。

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最高速はこんなもの。
ここに到達するとリミッターが効いて結構な勢いで減速される。まあでも十分なスピード。加速もなかなか。

街乗るものじゃないなと思ったのは、段差や凸凹にからっきし弱いこと。セグウェイがあの大径のタイヤとハンドルを持ってる意味を痛感する。いやしかし操作するということにここまでフィジカルを使わないこの未来感はちょっとやばい。WALL・Eのあの未来人思い出しちゃった。

Ninebot上位機についてた謎機能も健在。

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真ん中をジョイスティックのように指で滑らすと、無人のNinebot miniがフラフラと動きだす。

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怪しいw
でもなんかカワイイ。

お尻のランプは普段は青、スピード緩めると赤に、ターンするとそっちに流れるフラッシャー。芸がこまい。

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この色もアプリで変えられるっぽい。

走行時の挙動も学習してくらしい。

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いやなかなか満足度高いっす!

 

さて、日本でもすでに出荷が始まってるバージョンが、Ninebot mini Pro

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アピアランスがより男前に。タイヤも違うのか。
Amazonでは定価15万が¥10万9千円。
ビックカメラとかでも売ってるらしい。

日本では公道で走れないけど、私有地内ならオケ。つまり大抵の撮影現場では乗れるはず。何が言いたいかというと、これを乗りこなせばBrushless Gimbalの歩きのあの縦揺れとはオサラバってことですよ。無限軌道ドリー!特機として見るならこの価格も全然安い?!
どちらも最後の一台らしいっすよ!w ↓ 逝っちゃってください、セルプ万歳!

15 Comments

  1. 時々思うんですけど、
    muuさんて他の惑星のスペースコロニーの住人みたいな気がします。
    明治維新の頃の人間に限りなく近い私としては。

    • 他の惑星に飛ばされた上にさらに軌道上のスペースコロニー!!
      めっちゃ僻地じゃないですか!むしろ明治維新のほうがおしゃれで文化的なニオイがします。ずるい!(ナニガ)

  2. ヤベー! マジで買っちゃいそうw
    しかし中華って何故こうも男心をクスグルんでしょう?

    • くすぐりますよねえ。
      おまけにドローン、BG、これとどれもジャイロセンサーものなのが興味深いところです。
      公道で乗れなくてもおもちゃとして十分楽しいですよ。いっちゃってください!w

  3. Brushless Gimbal使いの女子高生です!
    これ使えば上下問題解決ですねw

    ってか、冗談抜きでBrushless Gimbal用にちょっと考えてたんですよね、、、良いですね〜^^
    巷で発火しまくってるので見送ってたんですが、ヤバイッスwこのレビューw

    年末はきっとそれに乗ってやってくるんですよねw

    • 待ってました!JK!のふりしたおにーさん!そうです、上下問題解決ですよ。

      まじでかなり思ったように動けますよ。
      自分なんかすでにボリショイか雑技団の一輪車小娘ぐらいにこいつで踊れてます。つまりBGオペレートしながら乗るのなんかラクショー!ハラショー!ってなもんですよ。

      >年末
      そうしたいとこなんですけどねえw
      中国から飛行機で運べないんですよね。。ざんねん

  4. やられちゃいました。
    ご丁寧にアマゾンリンクまでありましたのでポチッと。。。

    がんばった自分にご褒美セルプいいよねって言い聞かせてます。

    ステディカムつけてこれに乗ってワイヤレスで映像飛ばしてってやりたいことは広がっても
    冷静に考えて外見的に変態すぎるよな。。。という妄想ループが繰り返されてます。

    現場でそんな人間がいたら私です。。。

    • 浅草タカシさん、どもです!
      キタ!お買い上げ宣言!そして変態宣言!

      大丈夫です。もうポチッとしちゃったのでもう妄想ではございません!存分に変態プレイを楽しんでください!今年も頑張ったよね、と私からも言わせてくださいw

      ちなみに初ライド時だけたぶんびびると思うのですが、絶対コケはしませんので慎重に、、。職場で何人かに乗らせましたが最初はみんな戸惑うようです。

  5. muuさんが紹介する商品って、物欲そそるものばかりで困ります(笑)
    この商品検索してみましたが、高評価ばかりですね。
    私も欲しくなりました。

    最近、江ノ電を自転車で追いかけた動画を上げたのですが、スピード感+上下動がないと気持ちがいいですね。観ている人はどんな機材か、どうやって撮影しているのかほとんどの人が興味ないですから、どうやって使うかにシフトしたいです。

    • eiji1783さん、どもです!
      おほめ(?)頂きましてありがとうございます。

      3軸BGでの歩き&走りを極めたeijiさんですから、おっしゃる説得力が違います!どうやって撮ったんだ?てなサプライズ映像楽しみにします^o^

  6. 興味深い記事でした。自分は、ジャイロボードを検討していますが、やはりこちらの商品の方がいいのでしょうか?

    • こんにちは、moonyさん

      ジャイロボードというのはいわゆる北米で重大な事故や発火を起こしてるホバーボードのことですよね?
      どちらがいいかは自分はそちらを持ってないしmoonyさんの使い方がわからないので何とも言えないわけですが、製品の直接比較でなく事情的なことを書かせてください。

      ホバーボードの類は中国ではそれこそ値段も質もピンキリで売られてて、実際の商品を見ると自分には夜店で売ってるチャチイおもちゃに見えます。おまけにどこがオリジナルかはわからないほどに市場は混濁しています。最安で1万円を切るものから中心価格帯で2万円台ぐらいでしょうか?
      たいしてNinebotは今回の製品こそ小米の開発が加わったおかげで安くなってますが、これまでの製品は(一輪タイプ以外は)もっと数段上のクラスの製品を売ってるメーカーでした。(ホバーボードが)燃えるということはバッテリーに粗悪なものを使ってるのだと思いますが、バックグランドを知るとどちらの製品により信頼が置けるかは明白でしょう。

      (ご存知かどうかは知りませんが中国での小米のブランド力は(主にスマホ市場で)Appleに迫るか高いほど。創業者もJobsと同じぐらいにカリスマ視され中華メーカーにもかかわらずスマホの市場で一番コピー製品率が高い(iPhoneよりも)メーカです。最近は家電製品も出してますがそちらも安くて高品質と人気なようです)

      さらにそれらを輸入販売してる国内の業者もどこまで安全意識あるか疑問です。楽して一山当てようと血気盛んな方々が中華に面白そうな製品を求めて、、あ、ここから先は自重します笑 まあしかしびっくりするような値段で売ってるのを見かけますね。「海外で15万以上の品!」的な宣伝文句を掲げてるとこも見つけました。

      ぜひとも実りあるお買い物を!

    • コメント

  7. これじゃないMonorover R2が遊び場にあるんで乗ってますが、乗りこなした後でもふくらはぎに疲労を感じてしまいます。のりかた悪いんですかね。Ninebot miniのほうが楽そう?

    • いわゆるホバーボードって呼ばれてるやつですね?

      結構足まわりの筋肉使うと思いますよ、激しく乗ると。
      Ninebotもぎゅいんぎゅいんってすると乗り方がカービングスキーのそれになります!で、振り落とされるとw

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