SONYのフルフレームミラーレスの２代目はDSMCとしてどうなのよ[A7R2]

今回の旅で改めて切望となったDSMC (Digital Still and Motion Camera)
自分のイメージするのはREDが言うそれとはちょっと違って、フィールドで振り回せる機動性の高い写真機がベースな、しかし動画もスゴイっての。動画ヤロウ(自分)がイチャモンつけるあのカタチは写真機としてはやっぱり持ってて欲しい。

旅中に抱いた不満を胸に帰国後うろうろとネット徘徊して、あれ？このカメラってもしかして今のこの切ない気持ちを満たしてくれるんじゃ！？となったのが旅の最中に発売開始されたSony A7R II。

発売後各方面から大絶賛？！
動画方面から聞こえてくる声も、スチル方面から聞こえてくる声も、悪いものはかなり少ない。

自分の中で超高画素機=中判の代わり=使い方もそれに準ず的な短絡的な振り分けでこのA7シリーズのその”R”の2代目なんか全く追っていなかったけれど。同様の理由で5Dsなんかもそうなんだけれど。
NYでB&Hに寄った時たぶん実機に触れられたはずだけど見向きもしなかったぐらいにまあそういうスタンス。

(なんでこんなｵﾈｴｻﾝがプロ用動画機材コーナーで「ﾈｴﾈｴ」ってしてるんですかね？NYｳﾗﾔﾏｼ！)

しかし今一度A7R2のスペックを追って見れば三脚にどかっと載せて撮るだけのカメラなんかじゃ全然ないじゃん！
4000万画素オーバーなどという超高画素機のくせにフルフレームセンサー初裏面照射で暗所でもちゃっかりがんばちゃってたり、399ポイントなどというとんでもな像面位相差AFで動く被写体もいけちゃってたり、それに加えて5軸センサー手ブレ補正も付いちゃったりなんかしてオールドレンズだろうがなんだろうが手ブレ補正しちゃいまっせとか、なんかめっちゃアクティブなカメラじゃん！！それもそれがフルフレームで！

動画方面では、7sじゃ無理だったボディ内4K撮影を従えて、S-Log2とかHDMI+外部レコーダー連携機能などはA7sからは何も失わず。
むしろS-Logのベース感度がISO800に下がってめっちゃ使い易くなってるわ、Super35モード(4K)が7sでは画素が足りてなくてアップスケールだったのが改善、というかむしろSuper35モードがデフォ(全画素読み出し)みたいな扱いになってたりして、とにかくいろいろイイ！

そして何よりも衝撃＆決定的だったのがお店で実機のファインダーを覗いた時のこと。
うおう！なんだこれ！

カタログ見たらファインダー倍率、0.78x！！

いや倍率の数字だけで語るのはナンセンスだけど、しかしこの広々と見えるファインダー像はどうよ！(歪曲は多少あるっちゃあるけど)

写真を撮る気になるのはもちろん、これは動画でもかなり気持ちいいんじゃ？？

あとはこの日本向けに付けられた47万円などというたまげた価格だけど日本にいないおれには関係ないし！(北米の$3200にほぼ準じた値付けな中国。つか日本市場完全に舐められてるよ、ソニーにw)
まあしかしそれでも、すべてのところでミラーレスの臨界点を突破しちゃった、もしかしたら初めてDSLRと天秤にかけられるフルデジタルカメラが登場した？とか思えば安いのか？とにかくSONYのNEXにフルサイズのセンサーがついただけの初代から確実にカメラになってる。
うんめっちゃ褒めてるけどいつものごとく実写前の戯言なので信用度はゼロで！

で！もうおれのエントリーを待ってたようなタイミングでA7s II登場！orz 　まあスペック見てちょっと安心したんだけどさ。続く