MacとSAMSUNG NV24HDのムービーファイル
NV24HDは24mmという超広角で撮れるHD(720p)ムービーが魅力だが、巷で言われてる通りムービーのフォーマットにちょっとくせがある。
H.264だからMacに親和性高いんだろうなーと思うも、なんだかちょいムズ。QT Playerでの再生はOK(Perianが入ってるせい?)だが、iMovie08☆で直接ファイルが読み込めない。デジカメムービーをさくっと編集してイージーにWEBにパブリッシュするためには、iMovie☆でいじりたいのに。
じゃ、全然ダメか?と言うと決してそんなことはない。
意外な解決策も見つけてしまった。
まず、手っ取り早いのが、VisualHubで変換してしまうこと。
YouTubeクラスの投稿だと、ムービーファイルを一度でも変換するのは苦痛この上ないけど、その後の編集が楽なようにその機にVisualHubで負荷の少ない形式にしてしまうのもありだと思う。
NV24HDが吐き出すオリジナルのファイルと、VisualHubでオリジナルと近いけどiMovie availableに変換したファイル (あ、ビットレート結構違う。。)
これらのファイルをMedia infoで見てみる。
違いはごくわずか。
見逃してなければ、オリジナルのファイルでもiMovieいけると思うんだが。何故ダメなのか。
右のVisualHubで変換したムービーはもちろんiMovieで読み込めて編集出来た。
差異を見つめて、そこをなんとかすればいいのだろうけど、さてここで、ちょっとした裏技(?)を試す。結果を先に言えば、トランスコードなしで無劣化で簡単にiMovie☆でいける技だ。
iMovie☆で読み込めなかったオリジナルのムービーをQuickTime Proで開く。"選択範囲にトリム"して"別名で保存(独立再生形式)"する。
そうすると、トランスコードなしのコンテナ(ファイルフォーマット)だけ変わった.movのファイルが出来る。ムービーをフラット化させるのがポイントなのだけど、ただ"別名で保存"するだけじゃダメだった。
Media infoで見ても中身はほとんどオリジナルと変わらない。
拡張子がmp4から.movに変わった。
さてこれをiMovie☆で読み込むと
普通にバッチリ!
ってことで、SAMSUNG NV24HDのムービーはMacでつつがなく使えるってこと。
トリムして変換したファイルがコレ↓
ちなみにというか、肝心要の画角の差を比較するとこんな。
24mmムービーはあっぱれだよ。
NV24HD (24mm)
Xacti HD1A (38mm)
Xacti HD1A + Wide Conversion (27mmぐらい)
参考機種が古すぎだね^^;
ま、画角の比較ということで。一番下のXactiのワイコンのこの歪曲かげんも楽しいのだが、NV24HDのこの歪曲のなさがすごい。家庭用ムービーで24mmを実現しようとすると、どんな機種でもワイコン必須だし、多かれ少なかれ結構な歪曲画像になる。
それ考えると、NV24HDが希少なカメラだということがよくわかる。
なんかデモムービー作るかな。
参考
TKYSSTD 『広角24mmでHDムービー』
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