SoftbankとiPhone3G、一抹の不安
今国内でiPhoneを活躍させてるユーザーのきっと半数はイー・モバイルの世話になってることだろう。わかる人にはわかるこの快適生活。電子メールの受信なんて何十通あってもあっという間だし、IP電話、WEBブラウズ、VNCと回線的にはなんのストレスも感じない。まあ多少込み入るとスピード落ちることはあるけれど、それも帯域フルに利用する動画閲覧などに支障が出るくらいで、WEBブラウズぐらいでは特に問題はない。
ストレスと言えば、そのイー・モバイルの電波をWiFiに変換する何らかの装置が必要なこと。バッテリーの面倒もうざいし、iPhoneのためにもう1個機器を持つこと自体がナンセンスぅ~。
ってことで、Softbankから出るiPhone 3Gはそんな本末転倒でなんちゃってiPhone生活にピリオドを打つ救世主。というかそれが本来の姿なわけだけど、いやほんとにそうなのかって考えて見た。
うーん、またしてもネガティブキャンペーンかも^^;
まず真っ先に不安に思ったのは、Softbankって全エリア3.5Gじゃないじゃんってこと。イー・モバイルはデフォルトでHSDPA。エリアはまだ狭いけど繋がる限りはハイスピード3.6Mbpsの恩恵に預かれるわけだ。ま、実1Mちょっとは軽い。
対してSoftbankはHSDPAサービスの"3Gハイスピード"に対応してるエリアの状況がさっぱりわからない。エリアマップの公表をしてないからだ。どこまで普及してるか知らないけど発表しないからにはわけがあるのだろう。まず山奥では無理なのだろうし、都市部でも穴ポコだらけだったりするのかも知れない。もし使う場所がHSDPA非対応エリアだとかなり悲惨だ。iPhone 3Gとて最大384kbpsだ。実100~200kも出ればいいだろう。うーん、これは遅い、遅すぎる。OrbliveやEyeTVでムービー楽しむなら1Mは出てないと苦しい。つか自分の住んでる所がHSDPAなのかどうなのか、知りたいよなー。買う方にはiPhoneがバラ色のネット生活を運んでくれるかどうかのまさに一大事なのだから。
2番目の不安はその"帯域食らい"をどの程度、容認してくれるかだ。Softbankが。まさかプロトコルに種別制限かける愚行はしないだろうけど、使いっぱなし or 帯域食らいはある程度制限されるだろう。イー・モバイルのゆるさを味わってるともしかしたら、大変なしっぺ返しを食らうかもしれない。いやーん。
3番目はこれはiPhone側の問題だけど、VoIP系つまりSkypeなどの通信は携帯電話網使ってるときは出来ないという仕様らしいじゃん。つまりiPhone 3G買っても移動中にSkypeでタダ電話とか出来ないわけだ。おうちかHotspotに足止めだ。いや、まあ"電話"しろというのはごもっともだし、相手がSoftbankならタダ友だからいいっちゃいいのだが。。
4番目は、、ってもういいか。
たぶん自分もSoftbankから買うには買うけど、リッチコンテンツがネット越しで使えるのがiPhoneの醍醐味だとすると、そういう魅力は半減して欲しくないなー、というか現状できることはせめて楽しみたい。へたすりゃ、3G買っても首都圏じゃ今のままのナンセンスな使い方そのままってこともありうるわけで。いやまじで7.2MbpsでPHS300な人には我慢ならない、ってかそのまんま運用続行だったりして。たのんますよ、Softbankぅ~。
それでもなんとか早く手に入れようとあがいている自分がいます…
いやー、こんなこと書いてても気持ちはcasalsさんと一緒です。早く手に入れたいですね^^