Beijing P&E 2014 その２

北京フォトショーレポート中華メーカー編
中華圏でのカメラ事情についてはさっぱりなのでいろいろ見れるいい機会。基本的にフォトショーなのでネットを賑わす中華なあやしいシネマカメラなどはなく、じゃあ何があるかと言えばまさに日々 ebay で皆様がお世話になってるような品々(三脚関連、フィルター＆マウントアダプター、非純正アクセサリー)がメイン。
特に三脚界隈は想像した以上に進んでた！国内のSとかVとかあんなラインナップで大丈夫ですか！？と心配にもなるかなり三脚よりなレポート、、ええつまり三脚フェチじゃない人はどうでもいいレポート。

そんなわけでまずBENRO

たぶん多くの中華メーカーがここを目指してるであろう中華の雄。そこそこの国際ブランドに成長した数少ない(カメラ系)中華ブランドであり、後進のまさにスタンダード。安かろう悪かろうでは(世界では)売れないぞと暗に示した功績はデカい。

とまあ褒めちゃあいるが基本ここもコピー気質からは未だに逃れられてないわけで。いやこのSystematicもどきのシリーズとかちゃんと出来てるんだけどさ。

あれ、石突きいつからこんなシェイプになったんだ？
いいな。つるつるしたとこで滑らなさそう。

５型の最大伸長は２mオーバーのも。

デザインがこれまで以上にブルー押し。

カジュアルラインから始まったビデオ雲台は今や800ドル越えなSachtler似なものも出て来たり、スプレッダー付きのビデオ三脚もあったりして、マネはいかんがVitec帝国にケンカ売る気があるんなら少しは応援したるw

別におねーさんが三脚使ってポールダンスショーしてたから、ってわけではない。

好きなのでついつい目がいっちゃうSystematicもどきなわけだけど(おねーさんだからではなく)

目が行くのかそれとも現に多いのか(あと人気はやはりTraveller系)。

Gitzoを追いかけてるというよりも、BENROをマネ出来ればいいと思ってるメーカーもあったりして

当然のことながら中国国外でどこでそんなの売ってんの？ってなのがいっぱい。

その中でもかなりかっちり出来てた(ように見えた)Fotoproの三脚。

Fotopro,フォトプロ、なんだっけ？なんで知ってるんだ？って思ったら、そうかあれか、ヨドとかの三脚コーナーのおれの行かないエリアにあった気がする。KINGブランドで浅沼が入れてるアレか！？

聞いたら３ラインで展開してて、たぶん国内に入って来てるのはそのカジュアルラインやらスマホ用アクセ。このプロラインは見ない。

値段聞いたら、結構なお値段で、うんGitzoでいいや、おれw
でもケースまでカーボンで出来てたり、ボール雲台共々気合い入ってるのは確か。

システマティックタイプなのでボウルとかのアクセサリーは？って聞いたらないって。つまりそういうこと。

面白路線はいくつかあって、これはWEIFENGってなとこのいわゆるフォト＆ビデオのハイブリッド雲台

カウンターあてることは出来ないけどフルードなねっちりドラッグは調整が効いて、クランプが横に90°倒れて縦位置にも対応。サイズもすでに２つで展開中。
残念なのはパンにはドラッグ調整が効かないこと。うまく使えば旅用にいけるか？
サイト見ると以前からあったっぽい。ただし真っ黒なのが写ってる。こういう色にするのが流行ってるのかね？
(今ネットで検索したら足付きで$150で出て来たw　安)

SIRUIも本国じゃそれなりの存在感

 

ebayとかでよく見るAputureもちゃんとブース

 

お約束なこういうネーミングなとこもちゃんとあって微笑ましく

 

こういうアンオフィシャルな物が堂々とディスプレイされて触れるのも、日本じゃ無理なわけで。

 

ちょっと期待してたDJIブースはなし。
CP+にまで出て来てるのに、やはり中国国内じゃまだそんなアピールするほどの市場はないのか。

 

どこかのショップが持ち込んでたこれはあった。

gimbalめっちゃ小さい！！そして軽！
カメラから専用設計するとこうなるということか。
このサイズ感なら十分コンスーママーケットに受け入れられるものになるんじゃ？
なにげにGoProが９月に向けて着々と準備してたりして！w

 

そんなかんじで、写真が多くなってしまったのでお茶濁しのおねーさんの写真は今回は不要だな。