MIDというやつが

N810がフルタイム、ネットにつながってうれしーんだけど悩ましーてな話しを昨日エントリした。しかし、N810がらみの悩ましいことと言えば、実はもう一つある。

そう、今年はN810みたいなMIDが、たっくさんたっくさん出てくるのだ〜。
ちょい古なVIA-C7ものに始まり、intelのAtomがやってくる。リッチすぎるメディアにはちょっとつらいN810のパワー。Atomの上位はHyper-Threading対応だ。H.264なHDコンテンツだってさくっといけちゃった(希望的観測)ら、そりゃあN810の活躍の場はなくなる。。悩ましいでしょ？

製品はまだそうないのにあわてることはないのだけど、いろいろ聞くに今度の"MIDの波"はけっこう大きなものなんじゃないかと思ってる。あの非常に微妙だった"UMPC"とは大きく異なる気配は濃厚だ。UMPCもMIDもコンシュマーマーケットを狙ったものだけど、UMPCはその狙いとは裏腹に不発に終わったと言ってもいい。その反省をMIDでリベンジしようという意気込みをひしひしと感じる。

反省とは。
UMPCは結局、昔からのモバイラー(の一部)にしかささらなかった。ほんとはカジュアルユーザーが「あ、これで十分なんだ」と気付いてPCのかわりに買ってもらいたかったのに。じわじわ攻めるつもりだったのだろうけど、全然認知されなかった。

iPhone見て思ったけど、このご時世、ニュージャンル攻めるなら一気にいかんとダメなのでしょうね。イノベーターをチクチク刺激するようなモノじゃなくアーリーアダプターも一気に巻き込んだものでないと。そう、UMPCの反省とは"オシャレじゃないと"ってやつなのだ。iPhoneは、ギークはもちろん誰もが振り返った。おされだから。

MIDはね、たぶん登場時からどれもクールで、ファッショナブルなものになるんじゃないだろうか。ギークもセレブも納得なデバイス。言い方変えるならより"白モノ"なブツ。プラス値段もそんなに高くないはず。

つまり何がヤバいって、買う方にとっては目移りしまくりしちゃうんじゃないかってこと。どれ買おうかー、あれかおうかー、これもいいなー、エーイ４つぐらい逝っとけーって。あーなんかドキドキして来た。しない？そだね妄想だからね。でもCESに出てたヤツだけでもどれも結構やばげなんだけどね。
　

あー、そうだ。あと3G iPhoneがあった。
電話としてはいらんけど、データ定額は当たり前だろうから、はっきりいってイーモバイルいらなくなるかもね。。あ、iPhoneはDocomoでもSoftBankでもなくAppleから出るらしいね。MVNOで。Apple MOBILE。ちがう？ちがうかー。