SuperLens to be a Superhero
Theia
聞き馴染みのない名前のこいつが本日の主役。シーアと呼ぶらしい。 Theia.
RIBCAGE+GoPro用に、粋でいなせなCマウントレンズ(特にエアリアル用途な広角)を探し出すべく、B&Hからマシンビジョン用途な専門サイトまで覗きまくってる途上で見つけた、なんか他とはちょっと毛色の違う外観を持つレンズ。
見るからに広角な前玉っぷりなれど、しかしそれがやたらと小さい。
レンズの鏡筒径はほぼCマウントに近いので相当に小さい。
超広角といえば普通はこうとかじゃない。
明らかに違うシルエット。気になる。なりすぎ。
発売してるのはTheia Technologiesってとこ。
USサイト見つけてそこでよくよくスペック見ればこのレンズすんごい素性の持ち主!
この画角にしてディストーションが1%以下!それがこんなサイズで?こんな前玉で?なんで?!どんな魔法?!
魔法の名前は”Linear Optical Technology®”ってなパテントらしいけど詳細はよく分からない。
上のレンズはそこの”SL183M“というバリフォーカルレンズ。
こんな低歪曲ながら対角画角が最大126度(1/2.5センサー時)、おまけについでに解像度が5MPだとう?くぬやろう、これか?これが求めてたレンズじゃないのか?でもお値段高いんじゃ、、え?$250?
もう、”買い”じゃん?!
しかし諸手を上げて喜ぶのは早かった、スペックシートから読み取れる若干のネガの数々。
まず対応センサーサイズは1/3っぽいこと。GoProは1/2.3。(しかしなぜか仕様表には1/3より大きいセンサーサイズでの画角の表示もあってそれも混乱)
そしてもう一つが図面にあるバックフォーカル辺りの記述。後ろ玉が??(レンズによっては相当繰り出すのもあるからね)
もしそうだとRIBCAGEに干渉する。使えない。
ことの成り行きはハショるとして、BACK-BONEのRIBCAGEのデザイナーAまで巻き込んでの検証。
「このレンズスゴイな!でも確かに干渉しそうだけど、、この図面からははっきり言えんなー」
だよなあ。
(しかし、Back-Boneのサポートはすごくいい!)
もうブツを買ってみるしかないのか、、う〜〜、ポチッ
……
よし届くまでもう少し情報漁ってみるかともう一度Theia TechnologiesのPDF眺める。そしたら、ん?んんん??
図面の下にも”Theia Technologies in cooperation with Nittoh Kogaku K.K., Suwa, Japan”と。
Nittoh?Suwa?
日東光学?
コミナー!?
なんとTheiaは日東光学謹製の国内産レンズだった!
もう一度レンズの写真をよーく見れば、ちゃんとNittohのロゴもmade in Japanとも書いてある。
ってことは、、ってことで日東のサイトに行ってみれば、ちゃんとしっかりTheiaの情報が。聞けばTheia Technologies社でR&Dされたものを日東が製品化&製造を請け負うパートナーということらしい。かつ日本国内での販売責任者(日本以外のグローバルではUSのTheia社)
どっちのサイトにもTheiaのソリューションがてんこ盛り。
NASAのグローバルホーク使った”GloPac“ってなミッションでもTheiaレンズ使用とか。
確かに歪曲がねえ!
まじ?そんなレンズこんな価格で買えちゃっていいの??いやいやNASA納入品は特別あつらえだよねって思ったらまさかのストック品!
見たことあったこれもTheiaレンズでの撮影だそうで。
というわけでどうなのよ!この空上げるのに充分すぎる実績っぷりは!どっちも成層圏!
エアリアルにイケるスーパーレンズを探してたわけだけどなんかとんでもないのに出会えちゃった?
ってことでこの辺りではけてみる。第一部完。続くw
(^_^)
ところでmuuさん、CP+は行かれますのん?(^_^)
ども、まるめさん
行かなくていいかあと思ってたけどGH4出ましたからねえw
ソニーもなんか出すんですよね。
行きたくなったんですけど、ちょっと予定がたてこんで難しいんですよ。
色々あるのですね~。
それにしてもキレイなワイドっぷり野郎じゃないですか。
ス~ッと伸びた滑走路のラインが気持ちいい!
第二部を正座して待ってます。
どもです、バナOKAさん
そうなんですよ、なかなかナイスなワイドっぷりなやつなんですよ。
全16部の予定なんで正座は辛いかも。
灯台下暗し事案ありますねえ。
びっくりですよ。
まさかの灯台下暗しでした。
楽天でも売ってる店あるという…w