RIBCAGE使いのレンズ指南
SuperHeroになるためのレンズとは。
RIBCAGE をインストールしたGoProのためのレンズ指南エントリー
、、、うん、ウソついた(笑)
“指南”って何さ。
迷い迷って今見事にレンズ沼にどっぷり。いやまだそんなに買ってない(ハマってない)ので沼というよりも森か。迷いの森。
うろうろ。
おさらいながらRIBCAGEの使えるレンズマウントは3種類。
CとCSとM12。
そしてGoPro3/3+のセンサーサイズは1/2.3。つまりレンズは対応イメージサークルが1/2以上ならオッケー。そしてGoProのcrop factorは約5.8倍。
笑える、”GoProのクロップファクター”ってな言葉w ナンダソレ
■ M12レンズ
いわゆるボード(マウント)レンズと言われてるM12レンズ。
GoPro標準のももちろんそれ。
安いのは市場で数百円から、それこそ自分がGoPro用に買った2万近くするものまで、ボラれてるのかなんなのか分からない世界。FPV用のカメラのおかげでうちにも何本かある
しかし、これをわざわざRIBCAGEで使用するのもなんかねえ。
そもそもめっちゃ使いにくい。
レンズをくるくるとねじ込むことでフォーカスを決めるのだけど、まずそのピント合わせは相当にシビア。決めたあとはパンフォーカスだけど、適当に決めると永遠にピンぼけ。それがM12。
先のGoProレンズModのときも痛感してるし、FPVカム用のインストールの時もそうなんだけど、デフォルトの位置を決める時のムズさと絶対確実に必要な高解像度のモニター。おまけに基本は固着して使用するのが前提のM12のスレッドはゆるゆるで仮止めすらままならないほど。RIBCAGEはこの固定をイモネジでするのだけど、、、
つまりこのM12レンズ使って”レンズ交換式システム”をしようものなら、つけたり外したりするごとにちっさいヘックスドライバー持ち出して、GoProをちゃんとした解像度のモニタに繋げて、絵を映し出して調整して、、、ってそんなこと出先でやってられっか!
それでも軽量さが命でいろんな画角のM12レンズを使ったソリューションでGoPro使いたい、、と思うなら、たぶんその数だけGoPro用意した方が幸せになれるはず。Sigma DPシリーズを全焦点距離持つみたいな。つまりRIBCAGEじゃなくていい、はず。なのでM12は追っかけない。
■ CS-mount
Cと従兄弟な、いや兄弟?なCSマウント。いやむしろ姉妹か、穴があいてるだk ぴーー
C-mountの5mmフランジバックが短い仕様。
登場の経緯は極小センサー用に焦点距離の短いレンズ(広角)を作りやすくするためだとかで、GoProをレンズ交換式にしつつもシステムをコンパクトにしたいと思ってるならまずは注目したいマウントっぽい。
しかし、やはり対応レンズはその経緯から1/3インチ用が多くてGoProの1/2.3に対応するのは若干少なめな印象。
まあ1/3用でもどうやらレンズが4:3対応なら(大抵はそう)、GoProの16:9モードならぎりぎりイメージサークル内に収まるっぽいのは確か。
で、そんなCSマウントレンズで気になるのが、irisレスなFix(単焦点)のシンプルなレンズ。
こんなやつ
M12の親分みたいなレンズ。
これの4、6、8mmとかでレンズインターチェンジャブー!はイージーかつ楽しそうな予感。GoProサイズには似合ってる。Pentax auto110みたいな?ちなみに4、6、8mmを換算すると23.2mm,34.8mm,46.4mmで24、35、50mm的な並びが大変に麗しい。レンズ長が短いのもエアリアルでGimbalに載せる派には嬉しいポイント。
ただし、気になるのが歪曲。
どこのレンズもスペックシートにディストーションが書いてなくて、多分相応にあるんだろうなあ、と。歪曲から逃れるためにこんなModしてるのに、、。一個買ってみるか、、?
■ C-mount
CSと従兄弟な、いや兄弟?なCマウント。いやむしろ姉妹か、穴があいてるだk ぴーー
まずCマウントに変換するマウントアダプターを使えば対応レンズは無限大。こんなのとか。
Crop Factor=5.8倍は望遠好きにはたまらない数値。35mmなレンズが放って置くだけで200mmに。
大好きなパナGHのEXテレコンが4.8倍なのでそれをも凌駕!それが2.7kで撮れるんだから超望遠好きにはかなりやばいソリューション。上の500mmのミラーレンズだと換算2900mm(!)に。わはは、こんなコンパクト&軽量でニア3000mmかあ。焦点距離3メートルって何さw
↑300mmでももう何撮ってるか分からない(EF70-300L/換算1740mm)
ただまあ全ての普通なレンズがこんな化け物レンズになるので、やはり1/2か2/3インチ用の広角〜標準となるレンズが欲しい。
しかし、これまた一筋縄じゃいかん気配!
まず、多いのがいわゆるサーベイランス用の安いバリフォーカルレンズ。
自分も試しに(間違って)二つほど買ってみたけど、んーーーって感じ。
まず、ズームレンズのように画角を変えられるのは便利だけど、フォーカスを合わせるのが激ムズ。GoProのオプションモニターじゃ絶対無理。外でテストしたときにSmallHD DP4を持ってたのだけど、それで合わせてもピン来てなかった!w ピーキング表示してもほぼ無理。1:1表示でやっとって感じ。それを画角をちょっと変えちゃったごとにやらなきゃいけないわけで、バリフォーカルは便利に見えてまず避けるべきレンズかも。さらに言うなら100ドル前後のレンズは解像度がほぼ”MegaPixel”で、うーーんもの足りない!買うんじゃなかった!
MegaPixel=100万画素というと動画的にはだいたい720p。
フルHDだったら200万画素以上は欲しいわけで、ましてや自分の通常使用な2.7kでは500万画素必要。
試しに買ってみたこの二つのレンズ、Tamronが”MegaPixel”でFujnonのほうが”3MP”を謳ってるんだけど、、大して変わらんかった、、うはは。
なわけでやっぱ単焦点いこう!ケチるとろくなことないw
解像度高いCなレンズはもちろんちゃんとあって、Kowaの10MegaクラスのJC10Mシリーズ 軒並み10万円w
こっちのレンズはなんか普通に男前でスペックも良さそうでちょっと惚れたんだけど、今度は重い。260g
重さ/サイズなんてどうでもいい!レンズは使い勝手だ!というならB4マウントもあり(アダプターあるよね?)だけど、自分はそういう使い方しないもんなあ。
そんなわけで、小型!低歪曲!ハイレゾリューション!そしてアフォーダボープライス!そんなレンズを求めて、旅は続くよどこまでも。
1つ、もしかしたら自分にはベストチョイス?な気になる存在の国産レンズを買ってみた。そのうちUSから届くのだけど、スペックシート見るとRIBCAGEには付かない可能性もあるレンズ。ずーっと迷ってたんだけど、他にいい出会いがないので結局逝ってしまった。ま、そのうち。