FitとKAOSSIで未来のなにか

忘年会解禁となった12月最初の土曜。
鍋でもやるか！と場所提供。
で、人が集まることになると欲しくなる、何かしらのパーティーグッズ。タイムリーに発売日だったので、買ってきた『Wii Fit』

しかしこのFitの文字ってあのクルマっぽい。

 

 

 

「板です」(笑)

たぶん加重センサーしか入ってないんでしょ？でもBluetooth。Macと繋げなきゃ。厳密にはこちらのハードの名前は『Wii バランスボード』。でフィットネス出来るソフトがついて、セットでWii Fitで8800円。モノのボリュームのわりにリーズナブルなカンジ。

ソフトはヨガとか筋トレとか入ってるけど、そんなのは置いといて、今夜期待したいのはバランストレーニングのためのミニゲーム。

スキージャンプ。
Y、助走中

 

滑空中

わはは、笑える。なぜそれっぽいポーズになるのか。

残念なのは、みんなでわいわいやるようには出来てないってこと。プレイヤーの体重はみんなそれぞれ違うので、人が変わるごとにセンサーのキャリブレーションが必要なようなのだ。まあフィットネスソフトと謳ってるんだからしょうがないと言えばしょうがない。

試しに、筋トレやヨガもやってみた。
画面に現れる、トレーナーと一緒にやるってところは、ジェーンのワークアウトのビデオ(古い？じゃあビリー)みたいに古くからあるものだけど、Wii Fitではバランスの乱れや、休んだりがリアルタイムにWiiにわかっちゃうので、画面のトレーナーに「バランスが乱れてますね。」とか言われちゃう。ワークアウト終わった後に、採点までされちゃうし。うーん、未来と言えば未来だ。

フィットネスオーガナイザーとして使えて、ダイエットとか筋力アップとか自分の目標を決められる。外での運動の記録も自分で入力出来る。
Nike + iPodと連携出来れば、こりゃすごいことになる。

そういや、ジョギングってのもあった。

これはバランスボードは使わない。コントローラだけオシリのポケットに入れて、その場で走るふりすると、気持ちのいい景色のなかを自分のMiiが走るっていうの。大画面でやるとまじでトリップ。すれ違うジョガーもオンラインの誰かだったりすると面白い。Second Lifeよりもリアルななにかを感じるなあー。

この日、もうひとつのおもしろもの、KORG『KAOSSILATOR』

存在は知ってたけど、音系ガジェットは詳しくないので、スルーしてた。これおもしろー。黒い所がトラックパッド。エフェクターのコントローラーに使われてたパッドを、鍵盤というか入力デバイスに仕立ててる。例えばトランペットにセットして、ぐりぐりとパッド上で指を滑らすと、「ぱららららー♪」。オーナーの"センセイ"のデモプレイ聞く。すげー。　Y、はまりまくり。音痴のおれでもなんか作れそう。

TENORI-ONほどアドバンスなものじゃないけど、このちっちゃなカンジがたまらない。ネットみると一部じゃ電車内プレイが盛り上がってるらしい。

そうか、モバイルってここんところ進化ないなあって思ってたのは、そういうことか。いつまで経っても(どれだけ新製品出ても)メールとWEBしか出来なかった(あえてそう言おう)。だからタイピングがどうの回線がどうのってな話しで終わるわけだ。なんの進歩もない(あえて(笑))。

でもほんとは音楽作ったり、絵を描いたり、そんなことが全く新たな発想な小型の機器で出来ちゃってもいいわけだ。それもモバイルだ。というかそうじゃないと、未来はやってこないわけだ。ネットに繋がらない(繋がる必要のない)モバイルの一つの姿が目の前にある。

今のモバイル文化が、コンピューターギーク達が外で自分のしたいことをしたいと考えた末なら、WEBやメール、テキスト入力で止まりなのは必然。もしクリエーターが同じように考えるなら、そこにあるのは全く違う未来のデバイス。画家やデザイナーやコンポーザーやDJが、自らの思いを具象具現化しないと、"ボクら"のモバイルデバイスは出てこないってことか。

以前、iPhoneでペンで絵を描きたいって思った気持ちはそういうこと??、、と自己分析しながら、未来を夢見る週末だった。うーん、カオシレーター、ほしっ☆

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