美しきSimpleBGCボードを眺める[TBS Discovery Pro]

相変わらず週に数便は何かしらのブツが海外から届いてるのだけど、すべてにかまってるヒマはなし(じゃあポチるな)　しかし気付けば10月も近くなって来てるわけでそろそろ夏のブツを消化しておきたいところ。BMPCネタもおろそかにしつつ、今日はもしかしたら史上最美の AlexMos ソリューションを眺める会

そっちの人には今更なんだけど、そっちじゃない人には馴染みなんかないTeam Black Sheep(TBS)ってな空モノのRCでヤンチャするブランドがあって。そこが開発したDiscoveryってなGoProにフォーカスしたマルチコプターの機体は、GoProエアリアルグラファーにもFPV野郎にもぐっとささる設計や開発姿勢がなかなかにナイスで、ファンも多くて日本でも飛ばしてる人が多い。

 

オリジナルのDiscoveryはギンバル無しのダイレクトマウントがゆえ、自分的には完全に興味の対象外。２号が飛ばしてるのをふーんって傍観してるぐらいでマジでそそらなかったのだけど、時は遡ること今年の早春、そのTBSもまさにフィーバー間際なBrushlessGimbalに着手という噂。おお〜！と思いつつもDiscoそのものにそそられてこなかった自分のブーストゲージは遥かマイナスからのスタートで、ポチゲージがMAXになったのはその”Discovery Pro”がプレオーダー開始される、1stバッチ争奪戦のゴングが鳴ったまさにその日、確か7月1日？

なぜいきなりのゲージ振切りかというとその理由は単純。
なんとDisco ProのコントローラーはAlexMos！SimpleBGC！とその日に知った。まじか！
えー？そんなこと事最初から言ってたかー？！w

もうあわててポチ。
SKY-HERO SPYが届くというのに後先考えずにポチ。

 

なんでたかがコントローラーが –大ファンとは言え– Alexmosなだけで買ってしまうパワーがあると言うならこれ!

TBSってなとこは、ワイヤリングを機体に一体化したり電子ユニットをオンボード実装したりすることで、軽量化や(ハーネスって結構重い)、イージーインストール目指したりするのが十八番なところ。そこがAlexmosってことはどんなもの見れるのよ！！ってなるでしょ、そりゃそうでしょ！

ってなわけでの上の画像。

ほえ〜、美しい。確かに見慣れたSimpleBGCのチップ達が整然とマルチコプターの機体にオンボード！

こういうインテグレーションに、男の子は萌えるよねえ〜。

 

そして機体前面に取り付ける、TBSお初のGなパーツ達はフルCNC

 

ちょっとツーリング失敗してるとこもあるっぽいけど、いやいやよく頑張ったねえ(何故に上から目線w)

 

TBSも、リグとか他の製品でもそうなんだけど自分の好きなスタートアップ系というかバックヤードビルダー由来というか、とにかくスキモノが集って始めたメイカーに通じる、「やるなら自分らなりのテッペン目指す」心意気が随所に見れていいねえ！(だからなんで初めてTBS買って上から目線w)
まあとにかくお兄さんはこういうの見るの大好き！(ﾍﾝﾀｲ!)

Gimbalパーツの総数10、重さ68g、意外にも結構手間かかってるパーツも多くて、こういうのは中華ばっか買ってるとお目にかかるチャンスは少なくいい目の保養。

 

TAROTの主要3パーツで済ましたのもなかなかクレバーで驚いたけど、こういう力押しもいい。

IMUの設置の仕方とか、各部のハーネス回しも練られてて、形組み上がればいいだろ的な雑な中華とは(以下略

GoProまでセットした2軸ギンバル全体の重さとしては243g。

以前Tarot計った時は220gだったので、重そうに見えて思ったより重くない。というかTBSのこっちはダンパー部も込みだし、モーターもT-Motor製のグレード高いのを使用してのこの重さなのでむしろトータルに考えれば相当に軽量といっていいかも。ちなみにDJIのH3-2Dはギンバルだけで230gだとか。

 

え？さっきからパーツばっか見て、組んだのはって？

うーん、組むと普通なんだよねw

まあ飛ばして遊んでる模様は、西海岸でうつつ抜かしてる２号のとこでどうぞ。
おれはパーツ見てお腹いっぱい！(ウソばっかw　来月ぐらいにUSエアリアルフォトツアーなぞ画策中。SPYにするかDiscoにしよっか、うーん迷う)