FIAT ブース in IAA’07

MINIを上げたら、次はやはりコレ。
MINIの世界的なヒットの後に続けと、FIATが送り込む『New FIAT 500 (Cinquecento)』

オリジナルが万人に愛されるスモールカーをリメイクし、ちょっとプレミアムな価値を与えて売る企画はMINIと同じ。でも何かがちょっと足りないぞ、FIAT500。
デザインで言うなら、MINIはオリジナルのアイコンをうまく使いつつ、まったく新しいクルマに仕上げたわけだが、500は一所懸命にオリジナルのディテールをなぞってるだけに見える。そこが甘いと言うかなんというか……。

 

　
上の写真は、実車のアップに見えて、実はこんなだ。

デカーっ。
プロモーション用に実車をデカくしたオブジェは、最近流行っぽいけど、これはマジ作り込み過ぎ(笑)

で、この中をホントのクルマが走る。そういう"ライド"になっている。
待ち合いはこんな

白いカッコのオネーさんたちはキュート♪

顔は好き。オシリがなー…

推測するに、MINIはBMWが企画したわけだから、スタイリングも"ロンドン！"なバックグラウンドイメージも"ガイジン"が好き勝手やってるわけだ。例えて言うなら映画"ラストサムライ"の中のニッポンがやたらカッコいいのと同じ。
FIAT500
はFIATにとっても、イタリア人にとっても、とーーっても大事なクルマなんだろう。それを"いじる"んだからね。それも自分ら自身が。自身を見つめ直すこと程大変なことはない。多分そういう 生みの苦しみがクルマを負のイメージにしてしまってる、っての大げさだが、もっとラテンの気楽さを見たかったなあと思う。
 
自分的にはこっちの方がいいな。あ、チンクエのアバルトは気になるか。

500のオリジナル乗ってる人は、大事にして下さい^^)/