iPhoneとiPod touchのハザマで Part2

10日前に手元にどちらもない状態で、おんなじタイトルでエントリした。
10日後、今どちらも手元にある。

断言しよう。iPod touch と iPhoneは全く別の機械だ。touchにiPhoneへの欲望は満たせない。

当たり前と言えば、当たり前なのだ。かたや音楽プレイヤー、かたや携帯電話とAppleが言ってるのだから。
でも、混同してしまうのは無理のない話し。インターフェースは全く同じだし、内部のハードも同じっぽい。表から見た姿なんか、デザインは違えど、手元にあっても間違えるぐらい似てる。
　
そして、最大の理由は、日本で"iPhone"が買えないということに依る。買えたら、こんなに意味もなく比べたりしないって。過剰な機能比較はiPhoneが日本で売ってなくて、たとえ持ってても電話として使えない=それってiPod touchでいいんでしょ？と納得したかったことの現れだ。

えー、自分がそうでした^^
　

勘違いしちゃいかんのは、touchがダメって言ってるわけじゃない。
iPod=メディアプレイヤーとして最先端を行ってるのは間違いのないこと。
官能的なインターフェースに、音楽を見て楽しめ、WiFiでのネットブラウズは数多あるモバイル機器を凌駕し、単体でYouTubeが見れ、そして音楽が買える。素晴らしー。

touchを触った後に、あらためてiPhoneをいじる。
いきなり戸惑うのは、アイコンの位置が違うこと。単にアプリの数が少ないだけと思っていたtouchだけど、そもそもHomeの構成からして違っていたんだね。
iPodなtouchはiPodの機能をバラバラと画面に配置したものに過ぎない。iPhoneはもうすこしPDA的だ。下部に目的別のアイコンが並んでいるのがその象徴だ。いろんなことが出来てiPod機能はそのひとつでしかないわけだ。そうかPDAか。(iPhone)ー(電話)= はtouchではなく、スマートフォンじゃないけど"それらしき"ものだ。

たぶん、iPhoneが欲しいと思ってる人はそんな所にゼッタイ敏感だと思うんだよ。

ちなみに、touchをいじった後に、iPhoneいじっていちばん驚くこと、それはiPhoneは"音が出る"こと。ロック解除した時、タップしたとき、スピーカーからちゃんと音出るのは気持ちいい。touchもキーボードのタップ音とかは出るには出るが、ただのBeepだ。昔のPalmのような。iPhoneは、もちろん音楽でもムービーでも鳴らせられる。
このスピーカーの存在は大きくて、touchとiPhoneで同じアプリでも出来ることに違いがでることもある。

例えば"時計"にある"タイマー"
touchの音はBeep音しか出せないけど、iPhoneはちゃんとしたスピーカ搭載なのでリッチな音が選べる＆鳴らせるわけ。SFチックなアラートとか。

他にも細部を見てくといろんな違いがありそう。
いや、楽しいなiPhone。
こんなことなら、けちらず8GBにしとけば良かった。
裏見りゃ一目瞭然のように、この両者まったく違うこと間違いなし。

電話使えなくとも、遊ぶならiPhone!
MacOSXのPDAが4GBメモリで、Bluetooth,WiFi付いて299ドルって考えれば……。
どんだけ〜？！ってやつだよ^^