にゅーましんは、山ヘリ[SKY-HERO SPY/Multicopter]
ワッフルの国からやってきた我が家の新しい機体は、SKY-HEROってなベルギーの新興ブランドが出した”SPY”
Y-6と呼ばれる変型ヘキサ。
一つのブームに2つのモーターとプロペラがついてる、いわゆる同軸二重反転プロペラ “coaxial contra-rotating propellers” 機。
兄弟機にX-8な”SPYDER”もあって、そっちもなかなかにかっこいいのだけどいろんな理由でY-6の可能性にかけてみたく6発の”SPY”に。
REDクラスがあげられるDROIDWORXのSkyJibシリーズ(言ってみればちゃんとしたプロ機)にも二重反転な同様のX-octo機があるので、このタイプは決してキワモノ扱い(ホビーユース)するだけじゃないモノなのは確か。
ざっくりと”coaxial contra-rotating propellers”機のユニークセリングポイントをあげれば
- 横風に強い
- ヘビーリフターな機体をコンパクトに組める
ってな二つ。残念ポイントはフェイルセーフと機体の安定度どうなのよってことなんだけど、後者に関しては最近のBrushlessGimbalの仕事人っぷりがとんでもないわけで、機体そのものに求められる安定性は以前よりぐっと下がってるのは確か。むしろGimbal的には機体のステディさよりも振動抑制のほうが大事。
ってことでいまだ工事中の仮組み状態をパシャパシャ。
ぱっと見、ちょっとふざけたトイラジ風なんだけど、いやいやどうして実際にはかなりの風格!
スケール感が分かりにくいんだけど、このプロペラで14inch(35.4cm)。
このカウルが、シリアス(効率)一辺倒のフライヤーにはオモチャっぽく見えるらしい。
自分はスキだけどなあ、このカーボンな機能部品とのコントラスト。オレンジとかにするとKTMみたいだしw
SPYシリーズにはスパン径が600から900mmと3種があって、自分のチョイスは真ん中の750mm
ブームの長さ違うだけなのにどれも見るからにキャラが違う機体になりそうで、まじでどれもいいw 600のスーパーコンパクトもいいしスパン900のYフレームってのもどんなよ!
ちなみにこっちがSPYDER。これもサイズが3つ。
通常のヘキサとして見ても750クラスはそこそこ大きなほうだけど、Y-6はコモンヘキサよりも特大プロペラが付けられるのがミソ。机上の空論的にはこのSPY(750)で、650mm=25.6 inch propまでオッケーというね。26インチってMTBかよ!ってひとりつっこみしてたら最近T-Motorが26inchのCarbon propをマジで出してたね。
コモンヘキサに26inch prop付けるとどんなサイズが必要かというとこんなバケモノ機になるってさw
対してY-6のこのコンパクトさ。まあ左のがちゃんと飛ぶかは知らんけど、Yフレームのポテンシャルをなんとなく感じる絵。
このブームの長さの違いはそのまま重量に反映されるわけだし、長くなれば強度も上げなきゃいけないわけで、まじでcoaxial contra-rotating propellersっていいんじゃね?おまけにブーム長の差はさっき言った”振動抑制”というテーマにも大きく関わってくるはず。そおんな流れでYフレーム機、こりゃ試してみたい!となっちゃったわけ。
(飛ばすだけじゃなくて、ちゃんとしたリフターとして)
ブームが圧倒的に短く出来るので普通に組んでもコモンヘキサより丈夫そうなわけだけど、Sky-Hero、こりゃまじで頑丈な機体なのかい?って兄さん、まさにそここそがこのSPYに惚れちゃった理由。
なんとチューブ径 30mm!
そこそこ大型の機体でも25mmで十分なはずなのに30mm!
写真見て大きく感じないのはこの太さのせいもある。
カーボン三脚フェチを虜にする見事な美脚持ち。もううっとり。
(え?これ腕?)
実際、大人が上に座ってもオッケーなぐらいの頑丈さらしい。
プロ機によっこいせと座ったことはないが(誰もないって)、うん、やりよるのう。
そしてもう一つ、8発のSPYDERよりSPYを選ぶ決定的なところが”Folding”性能。
いろんな機体が折りたたみ機構を実現してるけど(つまりそれだけみんな「マルチ邪魔」って思ってるw)、どうよこの折りたたみの艶姿。
もう、ナニスルモノカヨクワカラナイw
いや、でもかっこいいよ、このギア感。
そして持ち運びも楽々。通常どこ持てばいいのか分からんというか、どこ持ってもバランスの悪いマルチコプターなんだけど、SPYは折り畳むと三脚のようでブームが頑丈なのででめっちゃ運びやすい!
そしてこんなめっちゃ優秀なフォールディング機構が、人が乗っても壊れないほどの頑丈さで実現されてることが何を生むかと言うとね…
こうなる。
山ヘリ。
15年モノのOSPREYのストレートジャケットにジャストフィット。
変な形のスノーショベルに見えんこともないw
タイダウンしてもちょっとやそっとじゃ折れそうにないから、どんどん縛って〜んってなもん。ああ、長年(?)の問題が一気に解決!夏山だけじゃなくてこりゃ冬のバックカントリーにだって大活躍、、とかな大風呂敷はほどほどにしておくとして、山に限らず例えば飛行機移動的にも、折り畳んだ全長が50cmちょっと幅は23cmってなかんじで、例の”60cm制限”にも引っかからずに機内持ち込み的にもOKというね。もう旅スキにはたまらん仕様。(ただし手荷物キャリーに入れるには若干長い。惜しい!)
…
横風強い、コンパクト、フォールディング、頑丈、、加えてのこの”GEAR”なムードと”旅ready”なまさに”To Go”なマルチコプター、おれが欲しかったのはこういうのだったんだよう!ともう悶死。そんでもってこのサイズで離陸重量7kgというなかなかなパワーリフター。ちゃんと使えるもんっキワモノじゃないもんっ!(いや十分キワだってw)
Phantomもオモチャっぽいムード除けば、雑に扱ってもオッケーそうな感じが若干魅力的だったけど、こういうフィールドにガンガン持ってけるマルチっていいよね。
ミラーレスぐらいいける3軸BGをちゃんと完成させていろいろ撮りに行きたいところ。うん時間ないけどねw
うーん。。。カブトガニっぽいけど機能的でカッコ良さげですね(笑
何より収納時のギア感が堪りません。
きっとお高いんでしょうね。。。とサイト見たら、他のヘキサ機と大差ないんですねぇ。
お金があったら買ってしまいそう(笑
出だしの言葉からmomongaサン的にイマイチなのかと思いきや、意外な高評価w
確かに三本脚な甲殻類っぽいですね。つかおれがオレンジなんかにしちゃったからかw でもTrilobiteってな名前とか似合いますね、これ。ぜひ逝っちゃってください^^
ほうほうなかなかカッコいいじゃないですカモフ!
いつぞやのBENROといい、畳むの好きですねw
そうなんですよ!仁太郎さん、カモペイントとかも似合いそうですよね。(違)
トイガンぶら下げてサバゲー参戦して見てくださいw(全違)
>Benro
わはは、見透かされた!
うちのフラット三脚と並べて撮ってみたりもしましたw
あっ、かっこいい。
畳めるコプターいいですよね。
そういやFCGさんもフォールディングフェチですよね?w
いったりましょう!
おぉカッコいい!これは欲しい!
Phantomちょっと気になってましたが、こちらの方が大きさも選べるし
いろいろ選択肢が広がりそうですね〜。
後追いする気満々ですので、続報期待してます!
お、okuyamaさん、これは相当の食い付きですね!
もうこのネタ系あんまりやらないつもりでしたけど、今後いい気になってエントリーがあったとするならokuyamaさんのせいですのでご承知置きくださいw
すばらしいです。
なんかすごいスピードで機材増えてませんか?
機材って言うよりリグかな(笑)
機材なんですかね?w
すごいスピードですか?
自分としてはマルチコプター系ネタは書いてこなかっただけなので、突然増えた気はしてないんですがw