自動車部門公開プレゼンテーション in GDP2007
GDPの会場にはステージがあって、結構魅力的な内容の濃そうなプレゼンテーションが幾つか行われていた。「クルマのデザインを語ろう」と銘打った、自動車部門の公開プレゼンテーション審査もその一つ。ここ数年、恒例の企画らしい。
その目的は本来は非公開で行われる審査を一般に公開して、モノを作る立場の熱い想いとそれを真剣に評価する立場の真剣さ、緊張感を見てもらうということらしい。
審査委員は奥山清行、木村徹、沢村慎太朗、松井龍哉の4人。
"Ken"奥山さんは、ピニンを辞めて去年から日本で活動してる。木村さんはトヨタのデザイン部長だった人。沢村氏はモータージャーナリスト(でいいんだよね?)。松井さんはロボット"Pino"の人。
あくまで、"公開"なので極端に突っ込んだ話しはなかったけど、4人の審査委員はそれぞれの持ち味を生かし、プレゼンターの云いたいことをきっちりと聞き出していたと思う。
逆に言えば、プレゼンター側のしゃべりが"対一般受け"を意識しすぎて、いまいちだったというのもあるかも。あまりデザインをアピールしていなかった。
興味深かったのは、後ろのスクリーンに映し出されるプレゼン用のビジュアル。
今回4社のプレゼンがあったけど、どこのも自部内制作のようだ。つまりいわゆる広報、宣伝部門管轄のプレス用じゃなく、デザイナー制作のある意味"ナマい"ビジュアル。
こういうのってこれだけ公の場で見ることはなかなかないので、面白い。
この場で何らかの審査や講評が行われるわけではなく、単なる"ショー"なのだが、興味のある人は行ってみるといい。
どうでもいいけど、Keynoteを使ってる人はいなかった。デザイナーのプレゼンでパワポの、それも古いエフェクト見せられるとツライ。"カーデザイナー"なんだからさー…。
奥山さん、日本でも活躍されてますね。今年のミラノサローネの帰りの便が同じでした。大柄で存在感ある方ですよね。
自動車業界のデザイナーってプレゼンにどんなツール使ってるんでしょ?所詮社内用なんでPowerPointとかがスタンダードだったりして。
>サローネ
!
>パワポ
メーカーのインハウスはきっとそうに違いないでしょーね。
つかbabioさんって… ^^
>奥山さん
我が県のヒーロー吉幾三に一瞬見えました。えぇ、一瞬です、ゴメンナサイ。
はっはっは。うちの後輩はシーサーと言ってましたが。。つか怒られるから。本物は自称チョイワルなイタリア仕込みのナイスガイです。(ちなみにこの日のパンツ(ズボン)はピンク)
GDP2007 紹介ブログ
GDP2007に来場された多数の方が、その感想や写真をブログにアップしていただい