FE-250 testその2 月光で
昨日はいい月夜だった。
で、閃いちゃった。
まさに試すにはもってこいの日って。何がって?
FE-250のヨルデジっぷりを試すのに。光のない所での究極のテスト。
月明かりのもとでの撮影。
えー、もちろん結果は惨敗だったけどね^^
月明かりだけで撮りたいと思っても、街には至る所に光がある。
そんな状況は、よほどの田舎に行かないとない。でもあまり山奥に行くと今度は森で月明かりが遮られる。人工の光がなく広い場所。ってすぐに思いついたのが砂浜と富士山。うーん、どっちにしよ。ま、確実なのは富士山のほうだな。
中央道からアプローチ。
途中までずっと左に見えていた月が途中から、まったく見えなくなった。モヤがひどい。都内は雲一つなかったのに。満月の夜で晴れてたなら、いつもはすぐにわかる富士も今は全く見えない。うにゃー。
月明かりの中の富士を手持ちで撮る!ってな野望だったんだけど、河口湖では全く見えない。山中湖に移動。目をじーっと凝らしてると、裾野のシェイプが見えた。でも頭はほとんど見えない。ザンネン。
だけどとりあえずテストだ。ぱちり。
うひゃっ!
言っておくけど実際にはほんとおに真っ暗なのだ。夜のシジミじゃない静寂なのだ。普通の月夜だ。でも撮れた画像は昼みたいだ!右に雲に隠れた富士がある。
しかし残念ながら、この画質はちょっとつらいか。。
なんか晴れる予感がする。峠越えて須走へ、そしてふじあざみラインを駆け上がって標高2000mへ。
2:55am
クルマのライトを消す。
混じりっけのない月明かりだけの世界だ。足下には黒い土。なかなか宇宙じゃないか。気持ちいい。クルマの先には、おお、富士が見えてる。うっすらとだけど。
撮るぞ。
おお、撮れちゃった。肉眼では真っ暗なのに。
なんだか他の惑星っぽい。
データはISO10000 1/2 F2.8 さすがに高感度ノイズだけじゃなく手振れもしてるよな。でも撮れたな。すごいぞ。まあ写真としての出来は…..だけど。
ISO10000はさすがに異世界のノイズなので、ほかのISOで試す。
ISO250 4s F2.8
三脚使用だの、長時間露光しだすと、このカメラの特異性がぼけちゃうけども。でもそれでも頑張ってる気がする。どんなに頑張っても写してくれないカメラはあるからね。
ということで,今回の講評;
コンパクトデジカメで月明かりのもとで撮れるのはご立派。
ただし被写体が風景だとノイズだらけの絵はつらいね。
ってことで今回は星一つ☆
風景撮りたいなら、一眼レフ持ってけって話しだ。↓