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ヨルデジFE-250初テスト

250test_000 Olympus FE-250のフィールドテスト。

金曜の夜、"PERNOD"っていうフランスのリキュールのパーティーがあったので、それに持ち出した。場所は六本木ヒルズ52F『MADO LOUNGE』

ヨルデジ如何に?
 

 

と、その前に高感度デジカメについて簡単におさらい。
巷で高ISO撮影に高評価なのがFUJIのFine Pix。他メーカーがどんぐりの背比べなのに対してFine PixがだんトツなのはここだけCCDが違うということに依る。
またそもそも何故、高感度、高ISOなのかと言えば、手ぶれ補正に変わる(補完する)技術として手振れ補正技術を持たないメーカがヒートアップしたからだ。しかし最近それはどうやら沈静化。なぜならある一点を超えると大幅に画質が低下するから。
高感度で風景を撮れば空気感や透明感がなくなるし、人物のスナップを撮れば、肌や髪の毛がざらざらになる。個人の写真を撮る(残す)意味として、そんな汚い写真でも残したいかと言われればたいていの人は違うだろう。またメーカにとってもユーザーから「期待したのに残念だ」と言われれば、そもそも撮れないぐらいの方がいいこともある。
そして確実なのは、本当に夜ちゃんとした写真を撮りたいのなら"一眼デジ"を持つべきということだ。

FE-250 (Olympus CAMEDIA FE-250)のUSP、"ISO10000撮影"は800万画素を画素混合で300万画素相当に落として成り立っている。その画質は"一般的に"は『ヒドい』らしい。自分もまあそう思う。。 でも普通のカメラだと思わなければ使い道はある。水中写真は防水カメラでしか撮れないように、このカメラでしか撮れない世界があるはずだ。
だから今日からおれは"FE-250エバンジェリスト"!(突然何?)

記念すべきISO10000での初ショット。ヒルズへの路上。

250test_01

って隠し撮りしたかったわけじゃないョ。
煌煌とライトがあるように見えるけど、ここは普通の夜の交差点。そして被写体も動き、自分も歩いてる。その状況でこれだ。もちろんオリジナルの画像はかなり荒い。けど、VGAにリサイズして使う、つまりこういうBlog的な使用には何の問題もないんじゃないだろうか。
レタッチすればさらに自然になるし↓。

250test_01b

HEARTLAND前。一本飲んでこう。
ここはそんなに暗くないから、ISO10000にせずにカメラ任せにフルオート。これはオリジナルファイルをアップ。(写ってる人ごめんね)

P6010018_4

ISO640 1/6 f2.8

ふーむ、普通にキレイじゃん。いやアップしたの見たら偽色多いかも。でも色の出方はきれいだと思う。

以下ISO10000で撮ったのをいくつか。
あの真っ暗闇でこれ撮れたの?と思うのもあれば、ピンぼけっぽかったり、WB外しまくりだったり、ビデオの切り出しみたいだったり。。なかなかに手強いぞ。

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次はさらに真っ暗な "A"で
バカっぽいおねーちゃんじゃなく、この明るさに注目。
ほんといわゆるクラブ的暗さのなか。

250test_04250test_05

今回の講評。
もうね、かなり局地的だけど使えるに一票。
写真と言うより、状況説明的に成らざるを得ないのは承知の上で。
普通じゃあ写せないものが撮れちゃうのは刺激的。
もう少しこのカメラのクセを知ればいい絵が撮れることを期待。
ちなみに同行者もかなりそそられていた。
そして、ウレシイやら悲しいやらなコトは、ISO10000じゃない絵が結構キレイ。。うーーん。
 

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