TAM ストリーミングサーバー化
かなり使える所が増えてきた首都圏のイー・モバイル。
神奈川の限りなくエリア崖っぷちな(要は圏外)仕事場の自席で使えたのは嬉しい誤算。都内からの移動時もほぼ繋がっている状況だ。
専用機として手に入れたLOOX Pも快調で、『移動中でのGoogle Earth使用』なんていう大技も決めてくれている。大技とは言っても残念ながらGPSとのリンクがリアルタイムに出来るわけではないので、移動中に出来たところでなんの意味もないんだケド^^;まあPDAには出来ないゾという確認だ。
ネットはもちろん、GyaOなどの動画も移動中に見れるというのは以前に書いたけど、ここまで使えるとさらに活躍の場を広げたくなる。ネット上のコンテンツは外出先でもほぼ自宅にいるときと同じ感覚で楽しめるわけで、じゃあ次なるターゲットは?
そう外出先での究極のコンテンツ、それは実は自宅のハードディスクの中だ。
いざというときに見れない写真とか書類。
そしてたまりゆく動画。
そう、動画だ、動画。
自宅の動画ライブラリを外で楽しめるようにしよう。
自宅にストリーミングサーバーを!だ。
幸いな(?)ことにAppleTVが来たおかげで、SD(標準画質)のムービーはMPEG4(H.264)に統一することに決めたのだった(というか実際にはiPod準拠)。うまくいけばAppleTV用に構築したライブラリをそのまま出先で楽しめるというわけだ。
ということでサーバーになるのは、TAM G4。
AppleTVのみならずウチのすべてのiPodのマザーだ。誰もいないときも四六時中稼動してるので、使わない手はない。ファイルの一元化も出来る。
サーバーといっても、人に開放するわけじゃない。
セキュリティや今後の使い勝手も考えてVPN (Virtual Private Network)することにした。ストリーミングはAppleのDarwin Streaming Server(DSS)を導入する。
Darwin Streaming Server はQuickTime Streaming Server のオープンソース版。ダウンロードはこちらから→。
導入の流れはこうだ。
まずホスト側(TAM)
ダイナミックDNSの取得>ルーターの設定>DSSの導入>ポートの穴開けって感じ?
クライアント側(もちろんイー・モバイル用のLOOX P)
こっちはXPで、"仮想プライベートネットワーク接続"設定するだけ。ついでにVNCのクライアントソフトいれとく。
さて、設定済んで、初テスト。
LOOX Pからイー・モバイル>VPN経由でTAMにアクセス。こんなに近くにいるがこのパケットは遠い宇宙を巡っているのだ(ウソ)ロマンだなあ。
DSSのパッケージにはデフォルトで幾つかのビットレートの違うファイルが用意してある。パスを指定して一番ビットレートの小さいファイル(50kbitってなってる)を開けてみる。
QuickTimeがネゴシエーションして、、
やた!成功。
素直に感動^^
次はいきなり最大ビットレート(H264 1Mbit)にチャレンジ。
おお、これもばっちり。
実はストリーミング導入する前に、ファイルを直接指定したらどうなるかって試したんだけど、全然動かなかった。もうストリーミング様々だ。
次は自前のムービーファイルだ。いかに?
久しぶりに拝ませてもらいましたw。TAM。
また~。
ご自分の直してあげてください。
ま、一度作ったモノ直すより他のモノ改造したいんでしょうが^^