REDのメディアプレイヤー![REDRAY/ODEMAX]
12月突入!サンタにクリスマスプレゼントのお願いしなきゃ。
各所から”これ買え”的な様々なぶつのリリースが毎日されて、どれをお願いしようか目移りするわけだけども、あのREDからもクリプレ候補が! “REDRAY 4K Cinema Player”
とうとうきたか!サンタさん!おれこれでいい!
今年の4月にNABで発表されてた、REDの4K視聴環境を実現するREDRAY Laser ProjectorとPlayerの2つの機械。あのREDがとうとうコンテンツを作る方ではなくて観る方を作ってしまう、それもいわゆるプロ用の試写システムとかじゃなくコンスーマレベルまで視野に入れたプロダクトラインってことで、見方を変えればもうやってることはソニーやパナソニックと一緒ってこと。ただのキレたカメラ屋じゃない。
今年中に発売するとアナウンスされたそれらのうちの”PLAYER”が今回発売開始になって絶賛Pre-order受付中、お値段$1450! Order Now!
この時期にREDRAY PROJECTORよりも早くに同時に来なかったのは、すでに4K ディスプレイがSONY,LG,東芝,他から出て来たからに違いない。
(そして、Projectorはお約束通りの開発遅延?w)
「あのREDがとうとう」とか最初に書いたけど、そもそも”REDray”って名前が登場するのは2008年にまで遡る。
2008年がどれほど前かと言えば、東芝がHD DVD撤退を表明した年。つまりフルHDメディアの Blu-rayがようやく一般普及に向けてひとり走り始めた時。EOS 5D markIIが暮れに出たけど4月のNABにはまだ影も形もなく大判センサー?はあ?って言ってた時。そんな時に「おめーら、フルHDで満足か?」と4Kメディアコンテンツプレイヤーなぞを本気で語る総帥ってやっぱキレ過ぎ。つまりREDRAYって大文字にされると分かりにくいけど、当初の”RED ray”ってな名前の由来はそういう挑戦的な姿勢がベースとなっているのは確か(もしくはJimはただのヲヤジギャグ好き) 5年経った今、Blu-rayがそんな挑むようなチャンピオンでないことが露呈してしまったわけで、すでに4K語らずともOTTの時代は来てパッケージメディアは終焉を迎えつつある。
まさに時代の申し子、早すぎても遅すぎでもダメで、もしかすると今はまさにベストのタイミング。
ちなみに紆余曲折のあった名前の表記は”REDRAY”になった模様。
で、最終仕様のREDRAY PLAYER
REDの4K .RED fileをリアルタイムに再生するメディアプレイヤー。
もしくはMPEG4 HDをアップスケーリング再生
本体に1TBのメディア内蔵。4K映像で1TBってどんだけ無理ゲー?!と思ったら、同時に2.5MB/sのファイナル用のコーデックもリリース。仕様表には4K mediaが100時間以上ストック可能となってる。なのでネットワークだけでなくUSB経由やSDカードとかでも配信可能。
出力はHDMI 1.4シングルか4ラインのHDMI 1.3で。
4K3Dで48fpsとか60fpsも対応だとか
本体に操作ボタンとかはなく、専用の赤外線リモートか、リモートコントロールが出来るiOSアプリがリリースされる模様。
対抗するのはもうすでに過去の遺物となりつつある現行のBlu-rayではなくて、H.265 HVECなどをベースにした新世代のOTTビデオサービスとか放送とかになるんだろうか。
来年には中華圏からあっというまに1万円ぐらいの4K対応プレイヤーなぞ出て来そうなのだけど、RED PLAYERはネイティブに.REDファイルプレイアブーで、オーディオ出力も”7.1 channel LPCM, 24-bit 48Khz”ってことで、もしREDで映画作った製作会社がそのファイナルデータのコピーをもし仮にダウンロード販売とか出来るよ!みたいな英断とかしようもんなら、それって映画のフィルムのプリントをどっかすごいコネ使って、これまたとんでもない金かけて作った自前映写室でカタカタカタカタとオウチ鑑賞、どころか門外不出のマスターポジで観るようなもの?とか妄想するともう本気のシネマファンは4:2:0 8bitなメディアで我慢出来るはずもなく!(RED PLAYERはYCbCr 12-bit 4:2:2 / RGB 8-bit 4:4:4再生!)
と、ここまではスペックリストやプレスリリースの斜め読み+妄想で書いたもの。
で、ちょいちょい現れる”ODEMAX”の文字。これ何?って読み飛ばしてたんだけど、やっと今RED USERにJarredが上げた情報見てぶっとんだ。(つか、先にそっち見ろw)
“Designed to exclusively support the REDRAY Player and REDRAY Projection systems from RED Digital Cinema, ODEMAX.COM is an all-inclusive environment for home and theatrical delivery of feature films, with built-in digital rights management, sales, marketing and analytics tools. ODEMAX provides filmmakers, production companies and independent distributors, direct channel access to the new cloud enabled REDRAY 4K home players.”
まじで本気(マジ)の”ホームシアター”システム作る気か!
まじでさっきの妄想が!w
つかおれが知らなかっただけ?既定路線?
ODEMAXは単なるデジタルコピーのコピーライツのためじゃなくて、本気の映画からインディーズやショートフィルムまで”オリジナル”のフィルムが楽しめるエコ・システムの構築を目指してる?!
いや、いろんな妄想が頭を駆け巡る。
1月のサンダンス映画祭に向けてサイトのオープンが行われて、我々向けのサービスインは来年の3月の予定らしい。
やべえ、やべえぞ。
うー、実に欲しい。
4Kディスプレイ持ってなくても、将来の投資へも含めてとりあえずHDなテレビにでも映して楽しめないかねえ、などと思ってたら
ADDITIONAL NOTES |
Unique to RED, this product is the only available 4K resolution signal source for Ultra HD flat panel dispays and 4K projectors, may also be used for digital signage applcations to drive up to four 1080p displays. |
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意訳:「あー、そこのきみきみ、RED Playerは4Kテレビか4Kプロジェクター専用なんで、もしくはデジタルサイネージ用のHDパネルx4枚か。金ないコゾーは手を出すなよ。」
うわはは、おっけ、安いフルHDテレビ、ヨドで4つ買ってくるかw
[追記]アウトプットは”4K DCI, UltraHD,1080p, 720p”出力となってた。
ニュース読みつつ、「へ〜、プレイヤーだけ先にデビュー?」と、アホのように頭の周りに「?」を飛ばしただけでスルーしてました。先行取材 & ちゃんとブツの写真まで撮ってあるなんて、さすがです。 (^_^)v
ところでこのプレイヤー、いわゆる QUAD HDを越えて DCM 4Kまでサポートしてますねぇ。「ザ・ディジタルシネマ」のREDだから、当然といえば当然ですけど。となると、TVやモニタは QUAD HD解像度しかないし、やっぱ最終的には 4Kプロジェクターを据えたゴージャスなホームシアター向け?
>ブツ写真
すいません、兄貴、ネットの海から拝借ですw
QUAD HD=そう呼ぶのに気が引けるUltraHDですねw?
実際この辺のスケーリングはどうなってるんでしょうね?ただでさえ機器認証の互換性が激しいHDMIだし、微妙にDot by dot表示とかにこだわるマニアもいるだろうし。
>ゴージャス
なにげに、4Kソリューションは今はまだフラットパネルよりプロジェクターのほうがリーズナブルなんですよね。RED Projectorも性能良ければソニー、JVCより安いのでバカ売れしそうな。
つか、我々に3840と4096映像の違い、分かりますかね〜?w
> リーズナブル
う〜ん。プロジェクター対モニター受像機の価格で考えたら、確かにプロジェクターの方がリーズナブルかも?ですが、いざプロジェクター導入!となったら、部屋そのものの造り(スクリーンはどうする?サラウンド音響は?遮音/遮光対策も?など)までキチンとしないと意味がないので、結果すんごい投資になっちゃたりしません?(以前、中途半端に手を出して痛い目に遭った黒歴史あり(汗))
さすがに本気の施行は置いといても、絵よりも、何気に音が高かったりしますよね。
DSLR&Rig遊びなんてほんと安いもんですよね〜。
>黒歴史
ふふふ、おれも火傷したクチですw もう怖くて触りたくもないですけど、ついうずいちゃうんですかねえ、4K系のネタw
左手に美女、右手にルービックキューブを持ちながら
4kプロジェクターでオリジナルコンテンツを鑑賞するのが目標の一つ!
トーブ着て?
怪しすぎますねw