SDなHDカメラ

買ってから、もう1ヶ月も経ってしまった。
全然使ってない『Sanyo Xacti HD1A』

HDVもAVCHDも持ってない、いまだSD(標準画質）なウチにやってきた一応"HDカメラ"。

でも、決してHDが欲しかったわけではないのだな。立派な"SDなカメラ"としての入隊だ。

 

 

 

 

HD1Aを取り囲むとりあえず現役のSDムービー軍団→
DV、DV-mini、メモリカード2機種。
どれもこれも古いっ。

なので、ムービー環境を一気にHD化しようと考えていたのだけど、その目論見は初めてのBluray視聴（ミッションインポ３）でもろくも崩れ去った。トムが記憶に残こしてくれたのはHD画質の素晴らしさよりも『ああ、普通のDVDってよく出来てるな～』ってこと。初めてHDコンテンツを見たときのインパクトはそこにはなかったのである。
もちろんうちのTVやプロジェクターのせいとも言えなくはないが、DVD、十分である^^

SD、720×480でもソースさえ良ければ、十分ステキなコンテンツになるのだ。つまり、無理にHDにこだわらなくても良いのだということを気付かせてくれた。
ありがとう、トム。
特にポケッタブルでモゥバイルな小型のカメラが必要ならば、無理にAVCHDだとかHDVだとかのデカいカメラをどうのこうの考えるのは自分的に必要ないことが分かった。ポケッタブルはSDカメラでいい。

　　イッコ、クダサイ。

しかし世の中は甘くない。一気呵成にHD化が進むこのご時勢。

コンパクトでSD画質のステキな絵が撮れるのはどれだ？全然ない。
どうやら、コレぐらい。

  『Panasonic S200』
悪くない。
"３CCD＋光学手振れ補正"とビデオカメラとして王道な入力部ながら、メモリに記録することによるそのコンパクトさ。ファンがいるのも分かる。
出てから随分経つが自分はこの製品の魅力がゼンゼン分からなかった。ゴメンナサイ。

でも、買わなかった。
理由は、生成する動画ファイルの形式が自分好みではなかったことだ。サイズやMPEG２なのが。MacでMPEG2は鬼っこなのだ。

さぁ～て、どうしよう　^^
SD画質でいいのならば、XactiのCシリーズがあるのだが。
つか、うちの今のメインマシンは『Casio EXILIM PRO P505』
Xacti買うなら実はコッチのままでいい。はっきり言って、P505はなかなかになかなかなのだ。
しぶといやつだ。

今以上は望みようがないのか。考える。

前述の、映画のDVDがあのピクセル数で十分だと思えるのは、そもそものオリジナル(映画）が高情報なのだ。テレシネやその後のオーサリングの勝利なのだ。
そうか！現状XactiやP505で我慢できないのは『絵のあまさ』なのだから、VGA（SD)以上で撮ってリサイズすればいいのか！
オリジナルが高解像度なら、リサイズすれば、もしかして、、？？
静止画でも35万画素のカメラで撮れる35万画素の絵より、一眼デジで撮った絵を35万画素にリサイズするほうがはるかにキレイだもんね。

、、ってなことで、急浮上したのがXacti HD1Aなのだった。
つか、半額になった価格に目が眩んだという噂もある。

　次回、実証。

えっ？つづくの？