to the field to shoot
今日は酔った勢いの戯れ言的な。
最近の最新DSLRのローンチ用のマテリアルを見てると以前よりもある傾向が強い気がするのでそれに乗っかって。
Field 指向。みんな外を向いている。
砂漠にジャングルに大雪原、本来ならそれはスーパーハイエンドの1DとかD4とかのプロ機が活躍する世界なわけだけど、どういうわけかそういうのじゃない明らかに格下なD600とかGH3とかのビデオがかなりそっち指向だったりしてる。
とりわけ、Nikon D600のやつとかは従来ならD4クラスのビジュアルじゃね?ってカンジでもある。
いや、もちろんどんなカメラでどこで何撮ってもいいわけだし、エントリー機のサンプルフォトなんかでも結構エクストリームな場所で撮られたものが出てくることもあるけど、そうじゃなくてそれらのビデオの中ではどれも明確にエクストリームなフィールドでそのカメラが使われてることをアピールしてて、このカメラでこんなとこ行けるよってメッセージが込められているのを強く感じる。
(現にD600のビデオの締めくくりは”where is your camera going to take you?”だし、GH3は冒頭で”To The Very Edges of The World”)
そして、動画のメッセージは、スーパーな写真だけでなく、ビューチホーな動画も同じカメラで。という風につながる。
うむ、同調しちゃうのである♪
写真と動画をひとつのカメラで、世界の果てで。
いいねえ、にやにやしちゃう。
最近、ちょっとイラっとくるのが、明らかに写真よりのカメラなのに、オマケかもしれないその動画機能にしたり顔でなんでもかんでもダメだしする動画屋さんのある傾向もしくは風潮。いやいや、あんた達はそもそも相手にされてないかもですのよ?とアマチュアなおれでもちょっと心配になる勘違い。
数百万するシネカメラの代用として5D2がもてはやされ、確かにシネマの洗礼を受けてDSLRムービーはインプルーブはしたけれど、やっぱり一緒にはなれない曲がり角にいる気がする。GH3がどれだけスゴくて何かを撮れるポテンシャルを持っていても、誰もあのカメラを大作撮るのに積極的には使わないよね。あれが楽しいのはハッチバックでポルシェを追い回す痛快さであって、信頼性や耐久性も問われる真のレースでは全く勝負にならないのと一緒。(けなしてるのではなくて、ローバジェットでGH3で予算潤沢にある映画に負けない映画を撮ったら、それは痛快ってこと)
曲がり角と言えば、大きいのはBlack Magic Cinema Cameraの登場。
あれに恋こがれる動画側の人たちを見ていると「ああ、5D2の何にも好かれてなかったんだなあ」と悲しくもなる。
つまり、求められるカメラは全く違うものだったってこと。当たり前なことだけど。
そういう意味ではキヤノンがとったCinema EOSの戦略は間違ってないのかも。
おまけにあの戦略に、ビデオ屋の遠吠えを純粋EOSから遠ざけることも仕込まれてるのなら、キヤノンの写真(カメラ)に対する愛も感じる。ごめんよ、キヤノン。(だから勘違いされるような出し惜しみはいいかんげんやめてくれ)
間違いないのは、エクストリームな状況で写真も動画も撮れるカメラを欲しいユーザーがいて、メーカーもそれがDSLRの未来であると信じて応えようとしてること。
ハイブリッドカメラはホビーや酔狂ではなく、場所もエクストリームなフィールドだけでなくスタジオも含めいろんなジャンルで活躍するプロフェッショナルには必ずや必要となるもの。たぶんそれは映画を目指した純粋シネカメラとは違うもののはず。そんなところへ「いやいやシネマで使うにはこんなのが、、」「もう絶対キャノン端子は必須なのよ、必須」とハイブリッドを必要としない一元的なモノの見方しか出来ない人は、そば屋にカレーの神髄を滔々と唱えるようなもの。え?カレー南蛮?うん、うまいよね、あれは。。まあとにかく時代遅れにならないうちに気付いたほうがいい。
光が足りないからライトを照らし、光量多すぎるから窓に減光フィルム貼って、夜のシーンを夜に撮らない、雨粒に墨汁入れる。そんな映画の世界も面白いけど、自分が撮りたいのは世界の果てで自分の目で見たものを封じ込められるカメラ。映画はシネカメラで撮ればいいじゃん。おれはもっとすごいHDSLRが欲しい。
いや、何かを分断して衝突を生みたい訳じゃなくて、声荒げるなら俯瞰で物見ないとね。それに自分の庭だと思って大声でおしゃべりしてたら、実は人んちだったってのも悲しいじゃん。いい時期なので今一度整理して的確な言葉をカメラ作ってる人に届けたいよねえ。
とやんわり言ってるけどつまりは
「大判センサー搭載した動画専用機はたくさん出て来た訳で、そろそろDSLRをミスリードする発言はやめてくれ!」
とこうなるw
はっきり言うけどおれはキャノン端子なんかいらないからw
結構早くからDSLRをHDSLRとして外に持ち出してきたのだけど、野生動物を撮りに写真家が集まる場所では「ふーん」って好奇の目で見られ、お近づきになれた動画(映画)界隈の人に例えばフィールド指向的なこと話すと「ぽかん」とされてw もうね、いいよ!分かってくれなくて!と思ってたら、向こうからやってきてくれた感じでちょっと嬉しい。
ってことで、新しく出たα99,D600,GH3。
なんかどれもいいね!ハイブリッドカメラとして、おれはどれもウエルカム!
で、Canon!おまえはこれからどうするのだ!?おれの問いかけは、わかった上での問いかけだぞ!(エラそうw)
戯れ言なんで、お手柔らかにw
おれは写真も動画も両方好きなんだから。
わたしにとっての 5D2 は「数百万するシネカメラの代用」なんかではなくて、
“いままでのカメラでは撮れない、全く新しい画が撮れるカメラ”
でした。PL マウントに制約されてきたスーパー35より大きなイメージサークルで、いままでは設置できなかったところに簡単に収まるカメラ。しかもスティルもいい!ww 1D4 には「おお!雨降ってるのに、雨養生必要ない!なんて素敵♪」と感激しましたしw
BMCC とフルサイズ動画機は特性が全く違うので、どちらか一択じゃなく、両方 love で、適材適所で使い分ければいいんじゃないかなぁ〜と。カメラは男性でも女の子でも Mac でもないので浮気にも寛容だと思いたいw
ご夫君が某社でカメラの設計をしている友人が4月に「いま作ってるカメラはみんな『これ発売されたらほしいね』って話してるんだって」と言ってたので、6D が発表されたときに「これが家族持ちで写真をメインにやってて、動画も撮れたら嬉しいなという”一般的”ユーザーにどストライクなカメラなんだな〜」と思いましたw
C社もS社も、カメラとビデオの部署が統合されてから3年も経っていないし、センサーサイズがほんの少しでも大きくなると動画は信号処理がたいへんで小センサー機と同じ機能を実現するのは難しいみたいだし、噂の 3Dx (高画素で高感度にも強かったら最強)も含め、今後にも期待し続けてます。(極私的にはC社にお金落とすのは社長が代替わりしてからにしたいけど。ごにょごにょ)
いままで日本のユーザーは内気すぎたかもとも思うので、ぜひぜひ muu さんには今後も愛情溢れる熱い提言&苦言を展開して、メーカー各社を刺激してあげてほしいです。DSLRで動画するにはリグの進化も不可欠♪ Love a camera, the camera loves you back です。
はっっ! やばし! 酔っぱらいの戯れ言って書いてあるのに、想いっきりマジレスしちゃった。(><)
これからもいろんなところに explorer して、素敵な写真&動画を撮ってきて見せてくださいませ♪
素敵な写真が撮れるかどうかは分かんないですが、いろんなとこには行きたいですねえ〜。
「ハッチバックでポルシェ〜」のくだりに、朝からうまい酒が飲めそうな何かを感じた私がいます。
女性の髪から香るシャンプーは、高級品よりも安物のシャンプーの方がグッと来る、みたいな感じ。・・・・・・あれ?なんか例えが違う気がする。
月曜なのに、朝からうまい酒とか言えるSho-taさんの悪っぷりが垣間見えるいいコメントです。
いや、メリットのニオイいいですよねw
ただのダメなおっさんですw
自分も、世界をさすらってみたいものですよ。
バイクに乗って宛てのない一人旅とか、男の浪漫ですよねー。
いや、まったく同じ気持ちです。さすらいカメラマンしたいです。朝から酒のむような。
畦道や未舗装の林道での作業にはレンタカーのポルシェより自前のジムニー・・・・・
ってちょっと違うか(笑)。
バックパックひとつで世界の果ての光景を・・・・男の夢ですね。
実践しているmuuさんだから言える説得力のある言葉です。
>ジムニー
Tough&Neat w その例えもいいっすね。 軽トラもいい仕事しますよね(違)
カメラ担いで世界の果て、、
ああ憧れます。
果ての玄関先ぐらいまでは行ってる気がしますが、もう一歩先に行きたい今日この頃です
僕はまだバックにパッキングしてる所かな…
扉を開くのはもうすぐ!
そう願いたいなぁ…
いやいや、バックパックに荷物詰め込んでる時って旅への思いクライマックスの時ですよ〜!
はあ、行きたいですねえ、どっか…w
確かにクライマックスですねw
荷造りしてるとDHLのお兄さんが関税の書類とともにedelkroneクン届けてくれました!
で、パッキングやり直しですよ (*´σー`)エヘヘ
うっはあ、楽しそうですねえw
うらやましすぎ!!
あ、エデルゲット、おめでとうござい!
来月、台湾のサーキットで行われるイベントにいつもお世話になっている人が行くかもしれないってので、「むむっ!?台湾のキャワイ子ちゃんを撮りに同行しちゃうぞムフフ…」と思いつつ本日出社したら、ズバーンと九州出張が滑り込んできました。
心のパッキングを台湾のキャイ子ちゃんからとんこつラーメンに入れ替えます。(メソメソ)
※雨粒に墨汁!?
それは九州にはキャワイ子ちゃんいない発言ですか?!!いないのかあ、そうかあ。そして台湾にはいるのかあ、そうかあ。
※とんこつラーメンをパッキングする絵は汁がこぼれるのが気になってどうしても思いつきませんでした。キャワイ子ちゃんを緊縛する絵は思いつくのですが…
※墨汁の話しは黒澤センセイの逸話です。モノクロでしたからね。