ラチェット・チョット・セレナーデ
“棒が黒くなった”だけでもエントリするほどのZacutoラブなおれなので、ネジがこうなっただけでももちろんエントリ。
ZacutoのネジがRatcheting Leverになった。
ちょっと前のある日、いつものようにZacutoのサイトで幾つかの新作パーツの写真を眺めてたら、ある異変に気がついた。
あれ?このレバーって何さ?
その流れで見てたら、以前からあるパーツにも、幾つかがそのレバーに変更になってる。
そうこうしてたら、うおっとぉ、買えるようになってやんの。アップグレードパーツとして。
な”Zacuto Ratcheting Lever Kit”
一個で$9.75、四個セットで$38。
ラチェットクランプレバーって、国内で汎用品買っても一つ千円以上するし、その値段でレバーが樹脂製だったりと思うとZacutoのこのCNCなレバーって結構ディスカウントプライス。
↑左が新型ラチェット。右が従来タイプ。
以前、GHOST作った工場で「こんなの作ったらいくら?」って聞いたら一個なら1万以上はかかるって言われたw
多くのリグメーカーが採用してるラチェットを、なぜにZacutoだけが採用してなかったかと言うと、Zacutoはネジの固定方法が他と違うんだよね。
通常は、ネジ穴が切ってある本体にぐるぐるぐるぐると締め込んでいくだけなのだけど、Zacutoのはキャップネジがまず本体に固定されてて、レバーがフリーになってて、んでそれを締め込んだり緩めたりするっていう。(知ってる人は知ってるので図解無し)
構造上、ラチェットは不可なのかと思ってたら、まさかのリリース。
安いリグメーカーはたいてい汎用品のラチェットクランプレバー(写真右の2つとか)使用。汎用品のって結構でかいんだよね。
そんな中、ラチェットレバー業界(笑)で一人気を吐いてるのが、左と上側に見えてる、RED。
M4と1/4ネジの2種類持ってて(REDではWing nutって呼んでる)、どっちもREDスペシャルで、めっちゃスマート。特にM4のコンパクトさはラチェットとは思えないサイズ。いつか別売りしてくれるだろうと期待してるんだけど、いまだ旧型しか買えず(旧型は5ピースで$100)[追記;M4のほうは売ってた!5個で$175!高!でも逝っちゃいそう!]
(Redrock microのはなかなかコンパクトだけど、プラなんだよねえ 間違えてたー!w アルミに塗装でした!テヘ)
これまで、「ここなんでラチェットじゃないんだよ!」ってなとこもあった(↓)Zacutoだけど、
人並み以上な出来のラチェットレバー開発して、地味に進化したわけで。
なわけで、Zacutoフェチはちゃんと買いましょうw
(さてREDのパーツネタもそろそろ書かなきゃ。なかなかええんすよ、これが)
ちょうどM4のネジ探してたんで感謝です。
届いたRED ONE マットボックス アダプター。
15mm-19mmロッド用と書いてあるが、どうみても無理!
しかもネジは1/4…REDパーツネタ楽しみにしています。
あ、M4はREDのことで、Zacutoのは
M5ですね。一応念のため。(今見たら、M4のWingnut売ってるんですね。高いなあw)
(追記:M5ではなくユニファイねじ(#10-32UNF)とお教えくださいました。あざす!ただメルアドが不確かなためルール上コメントに表示出来ません。あしからず)
ところで、そのアダプターはこれがまず要りますよ。
http://www.red.com/store/products/dsmc-universal-mount-15mm
>15mm-19mmロッド用
ってなってるのは上記のユニバーサルマウントが15mm用と19mm用があるからですね。でREDのリグの15mm用ってなってるのは一部を除いて、下で1-300師匠が仰ってるように、我々が普通に使うやつにはマッチしません。上のリンクのユニバーサルマウント(15mm)もそうですね。
muuさん 1-300さん。ご丁寧にありがとうございます。
こちらの情報にいつも助けられています。
マットボックスはレンズの先につけていても、なんとか使えるので、とりあえず我慢します。
いえいえ、持ってないパーツの写真見れるだけでもシアワセですんで!(ヘンタイ)
適当な15mmレールブロック見つけて、同じピッチのカメラネジ穴開けちゃえばいいんじゃないですか?もしくは完全オリジナルCNC!w
このセレナーデレバー、B&Hで出たら買おうと思っていました。
出遅れてしまいました。
Zフェチではないつもりですが、うちのリグのパーツのZ率は結構高いです。
>まえちんさん、
このパーツはマットボックスとDSMC UNIVERSAL MOUNT の間のスペーサーだと思います。
ちなみに、そのレールマウントはDSLRでよく使われているARRI Light Weiht 15mm規格(ロッド間60mm)ではなくて、35mm 16mmのムービーカメラのベースプレートで使われているARRI Studio 15mm規格 (ロッド間100mm)だと思います。
どもです。
さすがっすねえ、知ってましたかw
そうなんですよ、自分もB&H待ちしようかと思ったんですが、他にもあったのでZacutoで逝っちゃいましたw
ほんと高いですよねえ、今Zacutoの送料。
「現物返し」確約で、この4つセット、お渡ししますよw
RedRock is made of aluminum.
oops! I thought it’s plastic parts.
Thanks!
懐かし〜。
日本に入ってきたばっかりのころ、某機材屋さんが仕入れた直後に使ったので、機材屋さんのスタッフも使いかたを把握しきっておらず。
「え゛?なにこれ?ノブ絞めただけじゃ止まりきらないの? え゛?ウソ?ラチェットですらないの??」
みたいなw あれこれ試行錯誤して撮影前日の機材チェックに何時間かかったことか。(笑)
知らないあいだにラチェットにはなってくれてたんですね〜。
ひょっとして、カメラプレート周りも改良されてor新たなアクセサリーが追加されてDSLRカメラが回転しないようになってたりなんてしちゃってます?
それとも muu さんは ARCA と併用?
どもです。
ノブ締めただけじゃ止まりきらない?とか、よく分からないです。カメラが回転するのもただ単に締め付け不足じゃ?w
その他大勢のカメラプレートよりはましな働きすると思ってたんですけど。zacutoのやつ。そういえば自分はレンズサポートはほぼ必須で使ってたから、あんまり困ったことなかったのか〜。
そんなに回ります?Zacutoのプレート。
23m のレール移動を5秒で、とか、三脚ヘッドにつけたまま岩場を登っては撮影を繰り返すとかしてたので、最初は止まっててもしばらくするとたぶん振動で弛んだんじゃないかと。
2点止めだったり、ARCA みたいに回転防止する形状になってれば、ちょっとくらい弛んでも問題ないのですが、1点止めだと少しでも弛むとフォローフォーカスのギアが突然空回りしたりして困りました。当時はまだTFプレート
http://www.technicalfarm.com/products/TF_PLATE.html
もなくDV20以下のヘッドだとクイックシューとも1点止めだったので、余計に。
muu さんのブログで ARCA を知ったときは、救世主! (♡‿♡) と思いましたww
ノブ締めただけだと止まらなかったのは、例えばロッドの片方はちゃんと止まるのに、もう片方はすっぽ抜けはしないけど、回転はする、とか。もちろん左右差し替えてみたし、若い男の子にも試してもらいましたが「そうなんですよね〜。これ、こーゆーものなんです」とww
なんかZacuto、ダメな子ですやん。
Zacuto擁護のために、微妙に使い方に突っ込み入れたいとこですが、さらに強いdisが返ってきそうなので…勘弁したってください~。
おれの乏しいリグ経験のなかじゃ、Zacutoが一番ストレスフリーなんすよ。
23mm,5secとか岩場で1点止めではどこのリグを使ってもDSLRの形状だと止まらないのは仕方がないです。
クイックシューと底面ネジ、レンズサポートの3点止めが
FFも快適ですよ。 でもそんなすごい岩場ではカメラは移動時ばらした方がいいですよ(笑)。
TFプレートのグレーのゴムは柔らか過ぎるので、硬いゴムに変えるか 剥がして何も無しで使わないとNGですよね。
ロッドが止まらない事はARRIでもアリましたが、Zにしても簡単な構造なのでちょっとした調整で直ると思います。
(C300StudioBasePlateとかロッドクランプ要調整多し)
Zacutoよりも こーゆーものなんです男子がダメな子ですやん。
ところで、5D3用の例の物 B&Hでin stock now です。
こいつならレンズサポートとの2点止めでOKですよ。
HDMI等の端子もガードできるし。
2cm3mm,5secなら1点止めでも大丈夫(笑)。
例の物のリンクです。
http://www.bhphotovideo.com/c/product/876159-REG/Kirk_BL_5D3_BL_5DII_L_Bracket_for_Canon.html
>ロッドが回る
そういう意味ではZacutoの中間ブリッジパーツは、他のリグブランドパーツみたいな丸穴固定じゃなく、可動域の広いクランプになっててクレバーだと思うんですけどね。
Kirkのやついいっすね。いい値段しますがw
すみません。わたしの書きかたが悪かったですね。
1-300さんがフォロー入れてくださいましたが、Zacutoがダメなんじゃなく1点止め(しかも2段重ね)の宿命です。
フランスあたりだと日常生活で精度の悪いものの取り扱いに慣れてるので、それぞれの助手が独自の一点止め強化テープ張り法を持ってたりしますが、日本は湿気が多いし、彼らの3倍の早さで仕事をこなし、倍の労働時間働くので、なんとか2点止めする方法を模索するしかないのです。
先日 muu さんに Edel にも ARCA を併用なさっているか伺ったのもそのためです。
止まらないロッドの件も、わたしも料金チャージしてるのにそんな状態の機材を平気で貸出す機材屋さんの問題だと思ってます。若い子が機材調整している暇もないほど忙しいなら、複数仕入れて、問題があったらすぐに交換するのが普通ですから。
ただ、そのあとはずっと TFプレート(わたしが見たものはゴム除去済みだったようです)+ARRIのブリッジプレート+機材屋さんのオリジナルリグを使っていたので、 Zacuto =苦労させられた懐かしい思い出の機材w になっていただけです。苦労した撮影ほど、あとで思い出すのは楽しいものです。
岩場撮影は。。。お察しいただけるかと思いますが、1つか2つ移動するだけのつもりでいるんです。最初は。でもそれが何度も何度も続くことになるのは。。。毎度のことというものでw 妥協していまいちな画になるよりは、納得行くまで動いてみたいので、しかたないですww
えとこれは何をどう返せばいいすかね?w
あ、Arca、いいっすよ!!