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Boot Camp デュアルブート 使ってみる編

Bootcamp10_1 前回、メンタルなことぐだぐだ言ってみたんで、今回はフィジカルというか、いろいろとトライアルを。

Mac好きには、XP入れて何が楽しいんだってスタンスの人も多いみたいだ。ま、たしかにOSとしてのモダンさ、セクシーさ、かわいさ(?)においてWindowsXPはMacOSXに敵わないだろう。もしあなたがMacひとつで困らないなら、XP入れる意味なんてこれっぽっちもないと思う^^。しかし、PCにはPCの良さがある。
一言で言えば、「スケールバリューがもたらす、ソリューションの多さ」ってことか。

例えば、フリー(シェア)ウェアの数。市販ソフトでは楽しめないアンダーグラウンドな世界はPCならではだ。ただ、昔は指くわえて見ているだけだったこういうジャンルも最近はOSXでも楽しめる状況にはなってきたのも事実。

しかし、現状Macが逆立ちしても勝てないジャンルがある。

その一つが、ゲーム!
え?しないって?^^; まあまあ。。
CD-ROMが普及し始めたときは、リリース数はMacのほうが多かったような気がする。それがいまや、よほどのビッグタイトルじゃない限り、、、。悲しいね。
いくつかのIT系サイトで報告されてるように、FFXIのベンチではなかなかのスコアを叩き出し3D系も十分楽しめるのがわかる。

ゲーマーじゃないんで手元にいいのがなかったけど、いくつか試してみる。
まず、Microsoftの『Flight Simulator2002』(古;)

Bootcamp11_1

普通に動く。

調子に乗って、プレステのコントローラーもつけてみる
(注;もちUSBアダプタかましてます)
同じく、Microsoftの『Crimson Skies』(古;)

Bootcamp12_1

問題ない。

Mac miniはチップセット内蔵グラフィックなので、3D系はつらいだろうが、3Dじゃなくてもおもしろいゲームはいっぱいある。たぶん、Mac一本でやってきたあなたが一度はやってみたかった『萌え系』も問題なく動くだろう。(ネタ的に動かしたかったけど、残念ながら。。^^;)

WindowsXPを導入するというより、ゲームマシンのプラットフォームのためというのも楽しい発想ではないだろうか。

  次行ってみよう。

二つ目は、TV!
エ?見ないって?まあまあ。

Mac対応のTVキャプチャはいくつかあるけど、そのどれもが価格が高い、そして決して洗練されてるとは言えない(競争ないからね。でもフランスとかじゃTVソリューションならMacらしい)。かたやPCの世界ではTV付いてないとパソコンとも思ってくれないぐらいベーシックなアイテムだ。
またまた昔の話だが、AVをパソコンで楽しみたいと考えるならMacしかないという時代もあった。それがいまや。。。

PCI搭載のintel Macはいまだないので、TVを楽しむならUSB接続のチューナー&キャプチャを使うことになる。
タンスの奥から引っ張り出してきたUSB接続のキャプチャBOX『AVer TV USB2.0』

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安物のソフトウェアエンコードもの。たしかスペインいたとき、TVがわりに買ったもの。ソフトウェアエンコードだからマシンに負荷もかかっていい実験材料かも。

ネットからドライバ落として、インストール & 接続。
これまたあっさり動く。

Bootcamp14

録画してみる。
ソフトウェアエンコードだが、MPEG2 720*480で、コマ落ちなくキャプチャ出来た。

さあて、BootCamp Macで楽しいのはここから^^
録画ファイルはXP用のパーティションの中にあるわけだが、MacOSXからはこのボリュームの中を自由に見れる(逆は不可)。XPインストール時にボリュームのフォーマットをFATにしておけば、読み書きも出来る。(NTFSはリードオンリー)

で、その録画ファイルをMacOSX起動してQuickTimeで見る。

Bootcamp15

問題なく見れる。(レシオが変なのはQTのせいだ)

(ちなみに気になる『再起動時間』 Mac→XPは約1分、XP→Macは48秒だった!速いっ!)

さ、ここから先はご自由に^^
iTunes経由でiPodに転送するもよし。
お気に入りのムービーアプリで編集するもよし。

こういうのってPCとMacの2台使いでも可能だけど、重~いムービーファイルを転送なしで扱えるのはかなり使い勝手高しだと思う。
ノートならそのまま持ち出してお外でTVも。
小さいMacBook出たら、なお使える?

とりあえず、今回はTVとゲームだけど、ほかにもいろいろ楽しめるんじゃなかろうか。
デュアルブートのメリットはその安定性。
エミュレータの『VirtualPC』とかだと外部接続機器はドライバの関係で作動させるのが難しかったけれど、デュアルブートならそんな問題は皆無ということだ。(もちろん、エミュレータはエミュレータの良さがある)

β版だけど十分使えることがわかったBoot Camp。
リビングパソコンなMac miniでUSEN ‘GyaO’を大画面で見れたり。
iMac一台でPCとMacを一つに統合すれば、狭い我が家もハッピーに。

いろいろ喜ぶ人いるだろうね。

買っとく??

6 Comments

  1. E-zoneからコンニチハ。
    PCでゲーム&テレビ、やらないだろうけど···
    今まで指をくわえて見てたことが
    Mac(実際はPCなんだが)でも、「できるんだぜ!」ってのが漢の浪漫!
    オレのバイク300km/hでるんだぜ! みたいな。
    >いろいろ喜ぶ人いるだろうね。
     買っとく??
    オレかー!?オレノコトカー!
    ア~マジ欲すぃ!!

  2. あー、これはこれは、yoneさん。
    バイクにたとえるところが、あなたらしい。
    >ア~マジ欲すぃ!!
    あれ?17インチが欲しいのでは?そろそろらしいよ^^

  3. はじめまして。
    本日のエントリーを興味深く拝見しました。
    私はWinをたまにしか使わないMacユーザーなのでBootCampの有用性をあまり感じなかったのですが、ゲームやTVキャプチャでは活かせそうですね。
    特に実際の再起動時間の速さには驚きました。
    私のブログで再起動時間について引用させていただきました。
    有用な情報をありがとうございます。

  4. はじめまして、puraさん
    いつも拝見させて頂いてます。そんな方からコメント頂けて、うれしいです&情報、お役に立てて良かったです^^
    ところで、私もライト、好きです。アリゾナのほうの"ウエスト"にも一度だけ行ったことあります。もち明治村(帝国)は何度も!
    ではでは今後ともよろしくです。

  5. はじめまして.
    Intel Mac にBootCampを入れてTVキャプチャが問題なく使えるのか?を知りたくて色々な記事やブログを見ていたのですが、
    TVキャプチャを実際に試したという記事が他ではなかったので、今回の情報は参考になりました.
    MacMiniをリビングPC兼movie serverに出来ないかと考えていたのですが、この情報で前進しそうです.

  6. おお、アリゾナのTaliesin Westに行かれたことがあるのですね。
    うらやましい限りです!
    私は残念ながら本国のライト建築物は未見です。
    関西在住なので芦屋のヨドコウ記念館に数回足を運んでいます。
    米国ではライト建築物をまわるツアーもあると聞きますが、いつかは参加したいなと思っています。
    今後ともどうぞよろしくお願いします!

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