SL祭り!! in Poland
無事戻って参りました。
いつまでも「いってきます!」なエントリをトップに掲げとくのもあれなんで、記事書こ。
旅の覚え書き「SL祭り!! in Poland」
どっかの日曜夜の世界の果てまでイッテラブ♡な番組じゃないけど、どっかの国のどっかのお祭りにわざわざ行くのって面白そうじゃない。それがノリモノ絡みならそりゃもう最高!ってことで行ってきたのが、Polandの北西にある田舎町Wolsztynってとこで年に一度行われるSL Festival (←いや正式名称知らないw)
このWolsztyn、そっちの人じゃなくても、蒸気機関車を通常営業路線で使ってる所として世界的にも稀なことで有名。ドイツや他の国でもSLが立派に走ってる路線は結構あるけど、たいていは観光や保存を目的とした路線。ここはまじで”リアル”と豪語してる。
Wolsztyn’s shed is still an operating steam locomotive depot that runs mainline steam-hauled trains on regularly scheduled passenger services to Leszno and Poznań. This is the one and only place where workshops, machines, locomotives’ maintenance facilities and other objects of technical background can be seen.
It is not some kind of a heritage park or a museum created particularly to present the steam engines and their facilities. It is a real, working roundhouse that has been fully operational for more than 100 years. Every day only there you can see red-hot, belching out steam locos.
世界を見れば他にもリアルに炭坑やサトウキビや地元民を運んだSLを毎日走らせてるとこはあるわけだけど、ここのスゴいのはその持ってるリソースの凄さ!質、量ともにまじすごい。
僭越ながら決して”鉄チャン”じゃないこのワタクシ(あらかじめ言っておくヨ)でも、なんというか蒸気見て”カッケー!”と言うには幼い頃の記憶のかなたにあるソレとはあまりにも違う、亜米利加大国の超巨大なやつとか、中国や英国のなんか派手な色付いてるやつとか、ましてやトーマヌなぞ、全くハマらないわけだけど、いや決して国鉄ラブ!と言ってるわけじゃないことを強く、そして鉄じゃないことをしっかりと主張しておきたいわけだけれども、そういうことを踏まえても、「いや、やばいっしょ!」と言わずにはいれない、日本の蒸気というか日本人の郷愁にもぐっと刺さる共通したカッコ良さを持ってるのが、このドイツ圏の蒸気機関車達でありまして、このWolsztynってとこの蒸気どもはまじでほんとに……うん強く言えば言うほど「いや鉄でしょ?」とやんわり言われそうなのでこのへんでやめときますが、まあとにかくすごかった!!w
…
事前情報で知っていたのは”4月の最後の土日になんかある”ってことだけ。敵は結構ちゃんとしたHP持ってるんだけど、英語サイトの更新が3年前に止まっててGoogle先生のポーランド語翻訳は微妙に大事なとこがよく分からない。事前に問い合わせても返事はなかったし、おまけに手持ちの最新のトーマスクックでは”工事中で一部バス運行”みたいな記述もあってそれがさらに混乱を招く。記念列車的なスケジュールもサイトに載ってたけどオンラインの予約の仕方がよく分からないw しょーがないので”たぶん日曜日の29日になんかある”という判断をもとにその2日も前に現地入りしてみたのだった。
Wolsztynから一番近い大きな都市がPoznan。
4/27の夕方、ポズナン駅についてみると、おお!構内のあちこちにポスター貼ってある。
これともうひとつ。
なんと!本番は”明日”か!
明後日もその次もなんかやってるみたいだけど、一番見たい”パレード”ってのがとにかく明日!良かった!早入りして!そしておそるおそる上のポスターの特別列車的なもののチケットを窓口で聞いてみると「ちょっと待ってね〜」とオバ、、おねえさま。
うわーい、こっちも買えたよー。
そんなわけで28日朝9:00。Poznan駅を出発するCEGIELSKI特別列車
引っ張ってるのが普通の現代客車な便だけど、祭り期間中には戦中戦後の古いタイプの客車を利用した特別列車が目玉商品↓
しっかし、こっちで鉄道見て思うのはほんとフリーダムってこと。通常時でも線路歩いてる人いっぱいいるし、駅構内どころか操車場とか機関庫エリアとかかなり入っていっても怒られないもんね。ましてや祭りの日ともなればもう、、
フリーダム
そこの線路とかひんぱんに入れ替えのディーゼルが走り回ってるというのに。
さすがに警笛は鳴らすけど怒ってるそぶりなし。
つか、そこのお姉様なんかしゃがみ撮りっすね!ハアハア
で、そんな光景はいい予行演習。
現地到着
うん、フリーダム
絶対無断乗車。
SLじゃねえし。つかかっけーし、ナニコレ。
ああ、こっちも、フリーダ、、
ム…。
ま、祭りだねっ!
(つかかなり望遠で撮ってるはずなのになぜ皆カメラ目線なのですか?)
そういうわけで、現役の機関庫も入り放題。
パレードのために機関庫から出た機関車載せてターンテーブルもフル操業だけど、人ワラワラ。
このタイプのデフを見るとほっとしちゃうが、日本のはドイツのまねっこだから当たり前か。
一通りうろうろして、みんなが歩いてくさらに先へ。
たぶんあの奥の切り通しになってるとこが見易いんだろうかね?とてくてく。
悪ガキにかつあげされて
つかやだこれ、こんなDEでもかっこいい。とか言いつつ観覧ポイント到着。
さっき通って来たむっこーーうの方の踏切でなんかマーチングバンドが演奏してる。
そうこうしてるうちに、パレードスタート!
「うおー!きたー!くされやべー!」
「まじかよー!うわはっはっは」
「うはあ、楽しいー」
ってことで、終了したっぽい。
あっという間だった。
で、またみんなして”スタンドバイミー”して帰った。
…
んで。
大体この祭りの規模がどれぐらいなのか?というか、どんな祭りなのかと言うならば、つまりはここんちにある動くスチームエンジン達をぜーーんぶ引っ張りだして火を入れて走らせちゃいますよ!SLでパレードしちゃいますよ!機関庫もオープンっ!特別列車もバンバン走るよ!とつまりはエアショーの鉄道版みたいなカンジ。
しかし滑走路と空があれば出来るエアショーと違って、鉄道走らせるには線路がいるわけで。つーことで舞台はなんと営業中の路線。ワハハ、豪気よのう!おまけに上下線を同時に使用して蒸気エンジンバトル!というのはさすがにないけど、もうそれに近い趣でSL走らせちゃうという。
『「赤い弾丸」と「青い稲妻」(ベタw)の世紀のバトル!勝負の行方を見ようと全国から集まる野次馬達、、』↓
「紅の豚」のラスト。野次馬が飛行艇や船に乗って小さな島に集まってきて祭りになっちゃうあのシーン。あんなのの鉄道版があったらこう!ってなカンジがまさにこれ!
そんなわけで、写真がいまいち核心ついてないでしょう。そうでしょう。
うん、それは動画があるからさ!
動画じゃないとあのオモチャ箱ひっくり返したようなムードは伝わらない!
ああ、動画装備のしょぼさに後悔!ザハとショルダーリグあれば!
(って絶対持ってけないけどな!)
ニホンノミナッサーン、キテクダサーイ!
1番?
鉄まで読んだw
っていうのは冗談ですが、すごい人!
まさに祭りですね。
動画はそのまま「世界の車窓から」につかえますね!
そして画像キレイ!
いやあ、自分もこんなにすごい人とは思ってませんでした。
でも付近の道が渋滞してるわけでも、歩けないほどにみっちりってわけでもないんですよ。なんか不思議w
>画像キレイ
あざす!つかカメラのおかげですw
おぉぉ、かっこいい!
いや、僕も鉄道が好きってことでは無いですけどw
そうでしょう?鉄じゃなくてもかっこいいものはかっこいいんです。
というか、動画見ながらしみじみ、これ作ったのは”男”だよなあ、男にしか作れんよなあと、現代のキレイなラインの飛行機思い浮かべながらほんとしみじみ思いました。
これでも鉄じゃないと言い張るところにかなり無理が出てきているような・・・
鉄じゃなくて乗りものチャンです!もしくはかっこいいもの好きなだけ。
わからんですかねえ。いわゆる鉄道の半分以上は”嫌い”の分類ですよ、おれw
おかえりなさーい。
この牧歌的な雰囲気最高です!
ども!ただいまです。
>牧歌的
ゆるくて、のんびり、最高っ!
おまけに初めてのポーランドはかなり親日(?)っぽく見受けられました。なんででしょう。
ランウエィ状態かわゆす。。。
これをランウェイと称してそれをかわゆすという、、やはりただものではないですね。。
> つかかなり望遠で撮ってるはずなのになぜ皆カメラ目線
おいあのジャップあんな遠くで何やってんだ?
なんか白くて長いレンズ向けてるお?
あんな遠くから写真撮ってんのか? こうしてお宝に登れるのに?
やっぱヤツら、変わってるな。ww
…とか言われていたに違いない(笑)。
向こうから見たら、なるほどめちゃ目立ってたとw
お宝かどうかは分からんですが、そもそもここに登ってるやつらにそんな気配りあるとは思えないですがw
ただ蒸気機関車の上で三脚設営というシチュエーションは未来永劫やってこないわけで、撮ってる場合じゃなくて行くべきだったでしょうね!
というかこのシーン、映画かマンガの世界すよね。
お気づきではないようですがmuuさんの撮影している時の迫力は相当なものでかなり目立ちます。
去年Inter BEEでも紹介される前にcanonブースで撮影されている姿を目撃してインパクトあるカメラマンが居るなーと思っていたら後でmuuさんだった知り2度驚きました。
私も鉄ではありませんが動画の最後の10連結にはついに我慢できず、おおぉすげー と口走ってしまいました。
そんなやんわりと人を化け物扱いして〜!w
まあ、実を言いますとSLコスしてましたからっ!(ウソです)
十重連はアホですよねw
自分も現地で「まだ続いてるー!w」と狂喜しました。
をを、カッコよい!まさに黒鉄の塊が脈動してる。鉄というより、鐡ですね。最後の重連はドキドキしました。オレも見てみたいと素直に思いました。
いいですよねえ、塊!
まつださんがフロリダで何度も見ているあいつもそうですけど、質量があるものが動くのって、男のロマンですねw
鉄(ry
例のDVD届きましたんで、近いうちお会いしましょう。
そして貰って来た機械の体みせてくださいね。
ここでもらう機械の体はなんかイヤw
つか鉄じゃ(ry
おかえりなさいませ。
動画のラスト、かなりのインパクトですねぇw
引き続きの旅エントリ、楽しみにしてまっす。
ただいまでございます。
機関車パレードはすごかったですw
>引き続きの、、
やっていいですか?!
よろしくお付き合いください!
な、なんじゃこりゃ~!
そしてとどめの十重連…
でも、最強選手は蒸気機関車のしかも運転席の屋根の上で三脚構えているおっちゃんですね。
muuさんも登るべきだったと思います!(笑)
10はね違いますよね、10は。10じゃなきゃいけないんですか!ってどっかの政治家出てきちゃう数字ですよね。
>運転席の上の
いや、まじでそうでした。
でもその勇姿を撮ってくれる仲間もいなかったので、今夏のロシア水上飛行機エアショーはぜひ一緒にw
ロシア水上飛行機エアショー!?
どっひゃ~!
ポルシチにウォッカにロシアン美女ですね!(水上飛行機はどうした)
って、まぢで行くんだすか?
いや、行くんですか?
あと、ピロシキにコサックダンスにボルシチです!(2回言った)
いや、まじで行きたいんですけど、もうホテルがないのです。。(眼前のポーランド行きがあったため軽くしか見てないですが)
http://gidroaviasalon.com/index.php?id=40
すごい!!の一言ですね。
たっぷりとエンジョイされましたね。
その他の所も記事に書いてくださいね。
がっつり楽しみましたです!
>他
それが記事にするほど面白くないんですよね(苦笑)