最高っ！ iTunes6！

いやー、きたよきたよ！ iPod動画対応！
そして同じくiTunesも！
ああ、このときをどれほど待ちわびたか。

新型iPodの発売はまだちょっと先だけども、iTunesは"MusicStore"での動画ダウンロードが可能な"バージョン６"がすでにQuickTime7と共にリリース済み。ってことは新型iPodなくとも、iPod動画ワールドを一足先に楽しめる！

どうなんだい？いいのか！？いけてるの？

単に、マイケルの懐かしのムーンウォークがiPodで見れちゃったりするだけなのか？！ホォゥッ！

それだけで1本300円（アメリカじゃ1.99ドル）払うのか？！

どうなのっ？！
ってことで見てみましょー

iTunes6をインストールして立ち上げる。
インターフェースは変わってない。最大のポイントは左の"ソース"の所に"ビデオ"が追加。にまっ。

クリックしてもまだ空なので、まずは"Music Store"でお買い物しなきゃ。
ITMS-Jをブラウズ。とりあえず何でもいいやーと思いつつ、価格のことを思い出す。そうか日本は1本300円。海の向こうは1.99ドル。ITMS-USAにチェーンジ。

ここで１つ目の衝撃！
なんとアメリカじゃもうドラマ売ってる！

早速チェック。
お、"LOST"がある。このあいだエミー賞でいっぱい賞取ったやつね。

ここで2つ目、3つ目の衝撃！
アメリカですでに放送終わってるシーズン１は25話パックで34.99ドルでダウンロード可。安い!（のか？）
そして、現在放送中のシーズン２もオンエアが終わったら即ダウンロード可のようだ。すげえ。
日本ではアニメ番組の一部がストリーミングで同様のことをやってるけど、コンテンツをユーザーが保持はできないし、ましてやそれを携帯プレイヤーで出先で見ようと思うとオンエアを録画＞変換＞転送ってことを繰り返す。ありえんっ！つかしてるんだがっ！
とうとう、それとオサラバする時がきたんですよっ！アニキ！
100円、200円なんか安いものさっ！えっ？300円？安くしてくれー。

しかし、これぞApple！iPod＋iTunes！

さてさて、もう1本"ピクサー"モノ買って、"ソース"の"ビデオ"をクリックすると、、

入ってる入ってる＾＾
ここでファイルをクリックすると左下の通常アートワークが出るとこでプレビューされる。そんでもってその下の"フルスクリーン化"をクリックすると、でっかくなる。ただしダウンロードするムービーはiPod用に幅が320pixelで統一されてるので、フルスクリーンはかなり荒い、つらい。
ちなみにこの購入したファイルはどこに格納されてるかというと、iTunesの他の楽曲とまったく並列に同列に扱われてる。拡張子は.m4v。QTで開くことも可能。

さて、TVもiPodで苦もなく楽しめる『未来』が待ってることがわかったけど、日本のコンテンツホルダーがどこまで乗ってくるかはまだ見えない。
（ただ音楽業界と違って、映像の場合、野心的なところが多いので結構すぐに楽しめる予感。アニメ、アダルトはすでにストリーミング配信はメジャーだし、日テレは『第2日本テレビ』始めるし。ホリエモンもミキタニもTV屋のコンテンツが欲しくて欲しくてたまらない。）

ということで、野良（？）ビデオはどうなの。
いや、これまた簡単。
新しくなったQuickTime（Pro)で"書き出し"するとiPod用の設定がある。これ選べばOK。

作ったファイルをダブルクリックすると、QuickTimeじゃなくiTunesが開く。で音楽のときと同様に勝手にライブラリの中に。

うーーん、イージー。ちなみに1分のムービーが変換後は5.2MBに。単純計算で1時間＝312MB。iPodの10GB分使えば32時間ぐらい入る。iPodはTV出力も出来るしこりゃ大変だー。＾＾

最後にずーっと思ってたこと。

このジャンルで負け負けのSONY。Walkmanブランドをもってしても勝てないSONY。起死回生はムービーだと思ってた。とっとと音楽ものに見切りをつけて、日本でのドラマ、アニメ人気を味方に動画（AV）のトータルなソリューションを『iPod+iTunes』並に作ればいいのにと思ってた。プレイヤーが普及すればうまくいけば音楽で返り咲くことも可能だったかも。
でも、もう遅い。
PSPにUMDだの、やること時代に合ってないよ。

（おっと失念。PSPむけの動画配信もあったなー。だけど忘れるぐらい印象薄いのが問題）

ああ思い返せば17年前の1988年。SONYの初代『VIDEO　WALKMAN』GV-8を買ったあの日から続くモバイルでAVもこれでとうとう終着駅なのか？
つか買ったばかりのiriverU10、かわうそー。ちゃんちゃん。