帰国の途上で
お?ノートにこんな落書きが、、
なんだ、だれだ?書いたの。
ああ、そうだ!これは。。。。
お話は1ヶ月前のバルセロナから帰って来る日。
日本へのJAL便に乗るためにAirFranceでパリへむかう機内。
隣に座っているパリジャンは、離陸前からやたらとこっちに話しかけてくる。
最初はぶつぶつ独り言を言ってるのだと思ってたら、
スペイン語で
「あ、あれ見て」
とか
「どこ行くの?」
とか、話を振ってきてる様子。
あまりに小声なもんでわからんかった。
それにそのパリジャンがアジアの男性に話しかけるようには、とても見えなかったから。
なぜなら、そのパリジャンはとても気の弱そうな御歳7才のお子様だったからなのです。
あとで聞いた名はアントニー。
首からぶら下げたスペシャルパスは「子供一人旅中」のモノかな。
7才のくせに(失礼!)、もうスペイン語もフランス語もぺらぺら。心の中で(ハア、、)と溜息つきながら、(だってうまいんだもん。。)お話ししましたよ。普段はバルセロナにいるんだけど、これから両親のいるパリに行く途中らしい。
いや、お話ししたって言うのとはちょおと違うな。
これを世間では子守というんちゃうかな!(笑)
だいたいこの席配置が不自然!
ビジネスのお客は他に一組だけ。
他に空いてる席あるし、CAちゃんと仕事(相手)しろよ!
ってなわけで、先程の落書きはパリジャン、アントニーの書いた
『スパイダーマン』
フランス語ではピーデルマンと言ってましたね。
おれが思いついたデザインのねたを落書きしてたら、突然、「僕も描けるよ」って言って、ノートひったくって、無心に書いてました。
で、こちらがアントニー。
おっと、彼の手にはなにやら新たなモノが。。
どうやら次はトレーディングカードを自慢しようとしてますねー。
あのー、いや、もう寝させてください。。。
アントニー画伯のもう一枚。
サインつきです( ^_^ )