Beyond The Otaku

2018カメラのリメン問題-開発編

よく分からんタイトルだけど、つまりはA7RIII用のオリジナルボトムブラケット (BB) を作る話し。何をどうしたいってな思いは前回書いた。そんな思いをちゃちゃっと 3D 化してプロトを発注。

金属でプリントする前のデータチェックのためお安い樹脂で到着

 

うむむ。
いい感じで仕上がってるっぽいけど、このままじゃイマイチ気分が乗らない。
何より画ヂカラなさすぎ。

塗る。

そして装着。
じゃーん!

ふおお、何この渋さ!
セクシーさはないけど、このプラクティカルな感じがタマリマセン!

今回のテーマなリメンをチェック。

バッテリー蓋を移設。
開いた!そしてバッテリーもずるっと出た!いやん、いい出来!!純正か!

蓋の移設はこれをやるとデータを作る難易度がぐっと上がって正直やりたくなかったんだけどうまくいってよかった。
A9やA7RIIIはグリップ底面に対して蓋がギリギリサイズでおまけに開ける時の蓋の軌跡もなかなかにキワキワ。ソニー純正なグリップでも諦められた機構。とはいっても一部のアルカブラケット屋はやってるし、これをしないと某JBウッドブラケットのようなブッサイクなものになっちゃうのでトライはマスト。

 

PeakDesign Captureとの互換性チェック。

バッチリ。グリップがない三方向で気持ちよくカシャンカシャンとはまる。
PDキャプチャーのロック解除ボタンを押すための指が入るスペースもしっかりと確保されたグリップ形状。
(追記:今試してみたらその余裕ある設計のおかげでグリップ側からもCapture装着出来ちゃった…)

危うく失敗しそうだったのがTechartのマウントアダプターの取り外しの時の軌跡を考慮せずに設計してたこと。そのままだったらアダプターを回した時に下のアルカプレートと接触してた!

PD CaptureがOKなので自動的に三脚(アルカクランプ)もガッチリとOK。

 

お次はストラップ。

これまでProMediaGearのオリジナルQDを使ってて今回もそのまま継続使用したかったのだけど、いろんな理由で断念。代わりのチョイスとしていわゆるソッチ系には馴染みの深いミリタリー標準な通称”QD Sling Swivel”に変更。

というのも数年前からカメラプレートの雄RRSはこの規格推しで、すでに多くのカメラプレートにQD準拠の穴が仕込まれてる。

三脚用にもこいつでストラップのQuick Detachを実現してて、RRSのサイトで売ってるストラップも敢えて自社オリジナルじゃなくてソッチ好きにはお馴染みのMAGPULだったりする。で、今回こっちに乗り換えるキッカケになった最重要パーツ by RRSがコレ。

カメラネジのお尻にQD用の穴が開いているナイスネジ!

このネジ使えるようにしておけば、BBの設計で特に頭悩ます必要がないという作戦。
そんなわけで今回の設計上の一番のキモは、このネジを使えるようにしつつ、PD Capture互換がどれだけロープロファイルで出来るかってことだった。

PeakDesignはあの赤いピロピロが自社の自慢のストラップシステムなので、この邂逅はオリジナル製品ならではの奇跡!

蛇足ながらこのQDシステム、サバゲーの影響かAmazonとかでも中華製が格安で買えて、簡単にクイックデタッチなストラップシステムが構築出来て、まさにリグとか組んだ時のストラップにぴったりなんだけど、自分の周りじゃあんまり見かけない。なぜかみんな無理にPeak Designのヘロヘロをつけちゃったりしてるよねえとか思ったり蛇足終了。

 

A7RIII使用開始1年目にしてやっとデフォないつでも付けておけるカメラプレートが来た!(いや、まだ出来てないし)  これで手ぶれ補正10段分の効果を発揮するスーパーショルダーサポートも旅に忘れずに持って行くことが出来るってわけだ!(忘れてるんだ)

試してみる。お、グリップ伸びたのでホールド感がさらに増したかも。これは補正効果もう2段増えたな。

 

な訳で、本チャンプリント発注しちゃうか!
素材は何とチタン!

カッケー!オレのカスタムカメラプレートはチタンなんだぜえ?!って言えちゃう!

というか金属3Dプリントでチタンはどうやら一番安いっぽい。
どれぐらいの強度があるのか知るためにDMM.makeからサンプルを取り寄せてみたんだけど、何と1mmの厚さのところでも相当に頑強。おそるべし3Dプリント。問題なのがチタンの比重。アルミの約4倍約1.6倍の重さ(間違えた。約4倍は今回プリントした対ABS比)。今回のこのBBだと大体100gちょっとになっちゃう。データでもうちょっと軽量化するかな。そしてもう一つの最大の問題がお値段!

さ、見積もりは幾らでしょう!答えはWEBで!

 

20 Comments

  1. バッテリーカバーを移設する発想すごいです。Peak DesignのCapturePro使っています。ただストラップは外したい時があるのでPeakのSlideを使うも合わず、ハンドストラップを使っていました。小指置場が問題が解決出来ずにいました!自分で製作するという選択肢がない私には、出来ない発想です!Muuさんスペシャルの販売の予定はあるのですか?欲しいです!

    • アルフさん、いいですか?ありがとうございまっす!

      そうそう、ハンドストラップ。これがもし商品化されるなら、このグリップエクステンション部にきっとストラップ用のホールとかいるよなあ、とか思ったりしてました。その場合はグリップ上部の反対側もユニークで作らなきゃ!(三角環外してつけるタイプ)

      今回このテストモデルで機能確認もできたので、更なる改良バージョンを作って本チャンプリントすることにしました。デザインももっと攻めたものになります!
      それをもし気に入ってもらえるなら販売も考えてみますね〜^^

  2. 攻撃的なデザイン^^
    完成楽しみにしてます!

    CAD>CG>CADはお任せあれ

    • CADはまあ長くやってるんで大丈夫なんですが、それよりも金属3Dプリントのことを知れば知るほど、なんかそんなに攻められない感じでちょっと意気消沈。。^^;

  3. さすが、我らのmuuパイセン!(誰)
    最新のトレンドを取り入れてJCJKJDへの配慮も完璧。
    メヒコのα野郎が「いつ入手出来るんだ!」と息巻いていますので、マスプロダクションに入る時には教えて下さい。
    税関がユルいティファナからの陸路での持ち込みを考えています。(ダメ)

    OSMO Pocketが我が家になぜかあるんですけど、我が家のAndroid端末だとプレビューが4秒程過去を表示するというタイムマシーンなのでハテどうしたことかと…

    • 師匠、イイですか!! めちゃグラシアス!

      マスプロダクション? なに言ってんですか、世の中大量生産の時代は終わりです、これからはビスポーク! 基本はこれで完成で、みなさまよりカスタムオーダー受付中です!
      下部の平面部に唐獅子牡丹とか雲龍とかお客様のお好みに合わせて微細彫刻が3Dデータで再現されてチタンプリントですよ! バナOKA師匠はきっと薔薇&髑髏ですよね??データ作成スタートしますね? 25万8千円に為ります!

      タイムマシーン、素敵ですね。地デジも真っ青ですね。それはあれですね、あのちっさい画面でなんとかしなさいってあれですね。

      しかしカメラからドローンからそれまでNHK的裏路地旅紀行的なもの撮れるものがみんなポケットに入っちゃった上にバナOKAさんみんなお持ちですよね。メヒコ紀行な動画、首を長くしてお待ちしております!

  4. コメント失礼致します。
    えっ!カスタムオーダー可能なんでしょうか。初代R用はカスタムの範疇でしょうか。データから作り直しでしょうか。質問ばかりでご容赦下さい。

    • わはは、Kazutoshiさん、カスタムオーダー幾らでも承りますよ。ええ幾らになるか分かりませんが、ふふふ…

      冗談はさておき、初代Rは裏面が全く違う(そもそもバッテリーのサイズからして違う)のでこれベースにカスタムは難しいですね。ただ、今大改修しているA7R3用のが面白くなりそうなので、遊びで別機種用もデータ作ってみようかなあなんてことは思ったりなんかしましたけど。

      • >遊びで
        muu様。是非遊んで戴けますようお願い申し上げます。

      • うへ!そのためにもまずはメインを片付けなきゃですね!
        というか別の方からオファーのあったグリップない小型タイプが汎用になりそうなので広くお気に召してもらえるかもと思ったりしました。

      • 承知致しました。ありがとうございます。よろしくお願い致します。

      • あのあと気になってしまって、ミニ汎用タイプの方のデータを仕上げて3Dプリント発注しちゃいました。ちゃんと初代αの小さい座面気にしてみました。来年届いたら真っ先にレポしますね!

      • うっへー!感激です。ありがとうございます。製品化して戴けると幸甚でございます。是非購入させて下さい!利便性向上はもちろんですが、私の初代RがTKYSSTDカスタムモデルに!うへへっ。

      • Kazutoshiさん、いやいや購入宣言はまだ早いですよ。お気に召すかどうか分かりませんしね。自分もどんな具合になってるか分かりません! 笑
        今言える製作ニュースとしては思いのほかコストが安そうだってことです。もちろん中華マスプロ品に比べれば高いですがワンオフってこと考えると相当に。

  5. muu様
    ずっとROM(死語?)しておりましたが、あまりにドンピシャなモノをおつくりなので、はじめてコメントさせていただきます。
    RRSのA7R3用のプレートと、ピークデザインのCaptureを愛用していて、これが一緒になればなぁと常々思っていたところです。登山で歩いている時は、Captureがとても便利なのですが、休憩して撮影する時はやっぱりストラップなしだとちょっと不安なので、赤い丸いのをぶら下げてストラップを使っているのですが、ストラップとしては本当はRRSのQDシステムの方が好きだし、赤いのがぶらぶらしてるのが好きじゃないんですよね。販売の機会があれば、ぜひぜひ購入させてください。
    カスタムできるのであれば、RRSのBQDSの代わりになってCaptureに装着できる、38mm四方の汎用的なモノで、厚さをギリギリまで薄くしたものがあると、とても嬉しいです。
    勝手なことばかり言って申し訳ありませんが、このプロジェクト?応援してます!!

    • 四日坊主さん

      あはは、お聞きするに本当にドンピシャなご様子で、というかまさに自分が四日坊主さんとほぼ同じ境遇な感じです。

      >RRSのBQDSの代わり
      多分それが一番汎用性あって欲しい人結構いるかもですね。記事内のプロトのデータの真ん中だけ取り出せば、ほぼそれが出来ちゃいますね。ただ厚さはそんなに薄くはならないです。

      >勝手なこと
      いえいえ、応援メッセージと受け取っていますので嬉しいですよ。

      今やってるの片付いたらコンパクトバージョン作ってみます。しばしお待ちを!

  6. 私もROMばかりしていましたが、A7R3と初代A7Sの2台で回してるので、「A7RIII用のオリジナルボトムブラケット」も「ミニ汎用タイプ」もどっちも興味があります。続報楽しみにしています。条件合えば、ぜひ購入させていただけたら、なんて。

    • どもです、Chunさん! 
      ROMから出て来ていただいて感謝です!

      おお、機材一緒ですね!
      実はミニタイプが(先に)まさに本日出来上がって来ました。ちょっと変態すぎて皆様に頒布できるようなものじゃなかったですが、続報いたします!

      >条件合えば購入
      ええ、お気に召せば是非!
      結構安く出来そうで、頒布方法もイージーな手法がありそうですのでその辺も含めて追ってエントリーしていきます。よろしくです。

      • 早速のお返事ありがとうございます。機材、今も初代Sも使ってらっしゃってたんですね。
        続報がどんどん楽しみになってきました。
        すでに、RRSのBQDSとストラッププラグを購入して、イメトレしております www よろしくお願い致します。

      • >すでにBDQS
        あはは、マジですか! これは頑張らないと!笑
        応援コメント励みになります。ありがとうございます!

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