GenusのBravo Follow Focus

フォローフォーカスの導入で、ピントの精度が上がった気がする。
あの超望遠な撮影などはもう微妙すぎてヘタにフォーカスいじるより、これぐらいなら深度内とタカくくってフォローせずに撮影してたりして。えー、もちろん合ってません。

しかーし、フォローフォーカスあればグイグイ攻められる。もうぐりんぐりんであへあへだ。レンズをダイレクトに触ってたころは、三脚を使ってても微妙にブレ与えちゃってたが、それも軽減。
手持ち撮影にしたってフォローフォーカス持つ左手もサポートの勘定に入るほどに安定する。ヘリコイドを廻すつもりで一緒にカメラも廻してぶらしてたこと思うとステキすぎる。

ああ、神様、これがフォローフォーカスというものなのですね？
ど素人で甘ちゃんなこの自分にこそ必要な道具だったのですね？！
(SE: 天からの光り)
　

で買ったのはZacutoでもRedrockでもなく、ましてやChroszielなんてものでもなく、Genusの安い方。

Cavisionで懲りたのでこの手のギアはもう安いブツには手を出さないと決めたのだったが、正直これはちょっと片足突っ込んでる感じなお値段。
それでも買ったのは、買う前に実物を触ることが出来て意外と好印象だったから。

(あとRedrock microのフォローフォーカスがどーんと値下がりしてたのを知らずにいたのはナイショだ。知ってたら、そっちを、、)

 

GenusはUKデザイン,HongKongメイドのブランド。
なので(なのか？)某P.Bもマットボックス使ってる。価格ランク的にはRedrock
micro相当か少し安いその辺り。その昔超高だったマットボックスの価格を破壊したってのがこのブランドの生い立ちだったような気がする。

この手の価格はそのまま工作精度の差だと思っていい。
　…>Zacuto> Redrock,Genus >…Cavision…と降りてくごとに、CNCな金属部品は鋳造になり、またプラ部品も増えてくる。レバーとか数ミリサイズのパーツまで機械加工にこだわるZacutoがカッコ良くてお高くてまた無骨(マシンでの加工性)な理由がわかる。
そんで精度の良さは使い心地にもろ影響するって寸法だ。
カタチは一緒だがナニカチガウモノに騙されてはイケナイ。

 

さてGenusにはフォローフォーカスが2機種ある。
自分の買った安いのと上位機種との機能的な違いはロッドに装着するベースがクイックか否かと単体でリバース(逆回転)が出来るかどうか。

クイックマウントは便利なのだが、今の自分の使い方だとそんなに不便でもなかった。ただしリグが巨大化してロッドにいろんなもの付いてたり、エンドにマットボックスなんかあるとロッドの途中に挿入出来るクイックは重宝する。

リバースはNikonとPentaxのレンズを業界標準に戻すために必要。両レンズ持ってる人には大事な機能。というかこのレンズの回転方向問題もフォローフォーカス付ければ解決するということ。これはちょっと欲しい機能だが、導入コスト下げるためにここは我慢。

ついでにWhipも買ってみた。

Redrock micro w
もうぐちゃぐちゃw
ZacutoとGenusはカラーが赤だから、まだいいが(LeicaやManfrottoも赤なので自分の機材的にはかなり似合ってる)　たかがこんなマーク一つで似合わないとは。要注意だ＞Redrock micro

レンズ側のギアはZacutoのやつをチョイス。
実はいろいろ買ってみた。
つかレンズ何本か分を買うとなるとこちらも平気で数諭吉がお出かけになる。怖いね。

使ってみた感想。
回転のトルクは変更出来ず、結構重い。
以前試したZacutoはもっと軽かった。(可変？)
ただイヤじゃない重さ。むしろEFマウントの安USMレンズを使ったりするとあのフォーカスリングのガサガサ感が消えグリスの効いたMFレンズのような味わいになったりして嬉しかったりする。
もしZacutoのあの軽さが可変じゃないのなら、自分はこっちのほうが好きかも。
あとは冒頭にも書いた通り。決してFocus-pullerのためだけのものじゃない。

最近になってGenusはManfrotto扱いになったらしい。過去の代理店のぶつもManfrottoでアフターするらしいので安心して購入出来る。マットボックスも実物触って意外と感触良かったのでGenusはなかなかお買い得とみた。

Manfrotto扱いということは量販店でも取り寄せられるようになった可能性は高いってわけで、今日本でいちばん買いやすいFFかも。