3眼スマホで夜の街 (Huawei P20 Pro -2)
昼の京都もいいけど、一番期待しちゃうのは夜。東京や大阪のギラギラした夜じゃなくヨーロッパのような光量乏しい夜を Huawei P20 Proはどう描いてくれるのか。って、最初からハードル高すぎか?期待値的にはよくできた一眼に求めるレベル。そんなの期待しちゃって大丈夫か?
結論から言うと、こいつめっちゃ楽しい!
夜の帳が下りるのをホテルで待ってたら雨!来たー!なんてついてるんだ!うえーい。夜は雨だよね!
まずはまだほんのり明るい祇園からスタート
普通のモードでRAWをパシャり
なるほどなるほど。
まあこれぐらいならRAWで撮れるようになったiPhoneでも現像すりゃあなんとか。
早速設定をお待ちかねの”夜景モード”にして一枚
お!?
これはなかなかツボな絵作り。
かすかにHDR臭のするちょっと嘘っぽい感じが自分好み。まさかスマホのカメラがデフォでやってくれるとは!それもLeica監修!
ISO400でSSは4秒。手ぶれ感なし。ちゃんと止まってるし。
おお、これなんかもうがっつりHDR!それもなかなか上手い!w
雨降ってくれたおかげで路面の反射もぐっ!
さらに光の乏しさを求めて坂登る。
店も早くにみんな閉まっちゃうので歩いてるのはモノ好きなガイジンぐらい。昼間の喧騒が嘘のよう。
この通りとか肉眼じゃかなり真っ暗と言う注釈
そろそろ目が慣れて来ちゃったので、リセットする意味で普通の人=iPhoneに登場してもらう。
そうそう!これこれ!スマホで撮るとこうだよねー的な。
でP20 Pro
おーー!京都のはんなりした感じがなんとも!濡れた石畳、暖簾のテクスチュア、なかなか見所多し。そしてそれらが組み合わさった結果なこの立体感(奥行き感)!もう別次元!この幸福感はいいレンズ使って撮った時に感じるやつと一緒!まさかスマホで得られるとは!
夜景モードはフルオートなのでWBとかはP20任せ。
なので出来上がる絵も運任せ。
こんな硬調に仕上がったり
こんなウォームになったり
それはそれで面白いんだけど。
Exif見るとSSはだいたい4〜5秒。
ただ実際に長秒露光してるわけじゃなく複数露光をスマホ内でリアルタイムに合成するタイプ
なので動いてる被写体はこんな風な描写。
にしても数秒保持してる間もカメラは手ぶれでぐわんぐわん動いてるわけでここまで補正してるのが立派。
引き続き真っ暗な小路で撮影楽しむ
しかしこの空間感はまじ小躍りするレベル。
アラを探せば色々出てくるけど、じゃあアラのないこんな画像を撮れと言われればそこそこの重装備になるわけで、姉さんすごいです。
今回のサマリー
イイトコロ
- 夜景モードの出来は異次元クラス
- スマホでこんな空間感が描写出来るなんてコノヤロー!
イマイチナトコロ
- 高ISO単発撮りではRAWで撮ってもイマイチ
- ディテールはよく見るとかなり端折ってる
1インチセンサーサイズで同コンセプトなコンデジ出してくれんかなあ。とかやっぱり気になるL16。続く
なんか衝撃的ですね。これがスマホだとは…高いカメラ買ってルンルン♪しながら夜景スポットまでいきムラムラ♪しながら三脚立てて…帰ってお部屋でガックリな日がもう近い未来無くなりそうですね。
もう撮れる絵がウソでしょ~って世界過ぎで、ボク買います♪ポチっ♪
>ポチっ♪
まじですか!?漢!笑
>衝撃的
いやあ、激しく同意です。
こういうモードってスマホのカメラ評価にはなかなか表には出てこないですが、この結果はなかなかにGame changerな出来ですよね。
Google Pixelとかも同様な夜景モードでそこそこの結果出すようですが、ここまでではなさそうですし。Galaxy S9はそんなではなさそうだし。iPhoneなんかそんなモードすらないですしね。
実は以前の機種のP10にも多重露光でHDR風に夜景が撮れるモードは付いてたんですが基本的に三脚必須だったんですよ。だから手持ちで撮ると変な写真ばかり。いやあほんとすごいです。