3眼スマホの基礎体力 (Huawei P20 Pro -1)
Huawei P20 Proの実食編その1。
まずはこのサイズのセンサーで 4000 万画素を謳うのを信じていいのかどうか的な解像度とか基礎体力チェックから。お休みなので用事ついでにちょっと京都に。
着いた。
しかしNo plan で来ちゃってどこに行けば解像度チェック的な絵が撮れるかね?(いやどこでもいい) 京都大原三千院恋に疲れた女がひとり♪と口ずさみながら到着したのは、
同じ場所からiPhone7 plusで
わはは!P20Proの方はデフォのカメラアプリで撮れるRAWから現像しちゃってるんだけどしかしiPhone汚い!(笑) 決して貶める意図はなくまあ普通のスマホで撮るとたぶんみんなこんな感じになるような難しい被写体と天気。(A7R3(一番最初の写真)でもこう)
アップ比較
単体でアップで見たP20 Proは色々端折ってる描画で「こんなもんか〜、大したことない?」なんて思ったけど、iPhoneと並べてみれば「ちゃんとカメラしてる!」と思える描写。特に左の木の幹とかは雲泥の差。iPhone w(何度も言うけど世の中のスマホはたいて以下略)
ちょっと真っ当なデジイチでも難しいかもしれない被写体と天気なのでロケ場所チェンジ!
修学旅行かw
またしてもRawからの現像だけど、いや何このスッキリ感は。スマホ特有の線の太い感じが皆無で確かに高画素センサーから生成された感のある絵。
ごめんなさい、またもや全然違う絵で。
しかしここではiPhoneもシャープな感じはある。ただしいかんせんなこのラティチュードの狭さ。建物の影の部分はソフトでいじっても汚くなるばかりな全くの情報の無さ。P20 ProのラティチュードはさすがDXO Mobileで歴代最高点をたたき出した実力。このダイナミックレンジの広さはRAWといってもカラーセンサーとモノクロセンサーの出力が結合済みなRAWなんだろうか。
別アングルでもう一つの推しフィーチャーなズーム機能をチェック
3倍が3つ目のテレフォトカメラによる恩恵で、5倍はさらにメインカメラの高画素センサーとの連携なハイブリッドズーム的な結果という理解。5倍モードはEXIFによると135mm相当となってる。
なんというかかなり十分な成果。
得られるピクセル数は全て3648 x 2736ってことで10MP。40MPの画像を引き伸ばして見てもこの5倍テレの画像のディテールの情報量なんか全くないのでどんなマジック?と改めてしみじみ。
ちなみにP20 Proの40MPモードはかなり制限があって、その使用中はズームとか色々使えない。なのでカメラアプリのデフォなモードは10MPモード。10MPでも4000万画素センサーからの絵なので十分に精細なのだけど、せめてiPhone並みな12MPにして欲しかったとこが惜しい。
今回のサマリー
イイトコロ
- これまでのスマホでは撮れない高精細さとラティテュードの広さ
イマイチナトコロ
- 歪曲が不自然
- パープルフリンジが結構顕著
- デフォルトの解像度の低さ(1000万画素)
前座な検証はこれぐらいしておいて、次回はいよいよお楽しみ!どんな絵撮れるの?おれの期待にこたえてくれる面白カメラとして振る舞えるの?!な検証の巻。いやなんかこれが結構気にいっちゃったんだよね!
最後に蛇足なノンリサイズな画像を一枚
最後から2枚目、誰?
高輝度部と低輝度部の境目がボケてるとHDR混合処理が難しいってことですか。
カメラが小さくて軽くて目立たないのは良いですね。
で、誰?
ただの隣の韓国人旅行者です。
面白いことやってるので後ろから撮ってあげました(笑)
たとえ女子と行ったとしてもそんなミスはおかしません!(何のミス?)
>難しい
確かにボケ画像はコンポジット処理を難しくさせますよね。え?でもどの画像でそう見ました?
>難しい
そのGFRIENDの画像の本物の方の平等院の屋根の輪郭です。
本物の方笑
なるほど!確かに2線ボケっぽい硬さがありますね。
それにしてもこの写真、手前側の描写がスマホで撮ったとは思えないほどのすっきりさです。