未来のカメラ
このBlogじゃ事前告知しなかったけれどw、昨日Apple Store銀座でお喋りして来ましたよ。もちろんネタは絶賛大人気継続ちうのあの"オレのDOF"
初舞台で俺のDOFは炸裂したのか!スク水はどうなったのか?!とか
そんな裏話はしませんw
持ち時間は15分。
撮ったムービー紹介やなんでDOF?とか、そもそもDOFって何よ。って話したら丁度それぐらい。実はもうちょっとだけ先のことを話してみたかった。のでそれ書いてみる。
今回iPhone4のDOFアダプターを作ってみて思ったのは、「あれ? iPhone4って、これは想い描いてた未来のカメラじゃないのか?」ってこと。
未来カメラのコンセプトとしてはもう大昔から語られる『モジュールカメラ』
アタッチメント装着でただのスリムコンデジ風から、ボケが得られる一眼スタイルに変貌する様はまさにそれ。iPhone4はそのモジュールシステムのコア・ファイターじゃないか、と。
従来のモジュールカメラコンセプトはせいぜいハードウエアががっちゃんこ、みたいなスタイルどまりだが、すでにiPhoneはソフトウエアで幾通りものカメラに変貌する未来っぷりを見せてくれてる。両方が組み合わさって補完しあえば相当のものになるじゃん。
例えばこの作った俺DOFアダプタは天地が逆で左右も逆の画像になってしまう。それを回避するためにお高いDOFアダプタはプリズムが入ってる。しかしiPhoneはアプリで撮ってる画像のローテートなんていとも簡単にやってのけてしまう。無駄なハードパーツを実装しなくてもいい(実際はプリズムは経路長を長くしかも筐体をコンパクトにするためにも使われてるのでちょっと安易だけど)のだ。もしかしたらスクリーンのモアレやゴミも事前に情報取得してソフトウエア的に処理出来るかもしれない。ハードでがんばってたことがソフトで補完してくれるのなら、ハードはもっと簡潔に出来る。
そして何よりイメージ的にそう妄想を走らせてしまう最大の原因はiPhone4のこのスタイリング。のっぺりとした"黒い箱"はもうモジュールのコアとしての存在感充分。
カメラメーカーが自社のカメラのソフトをオープンにしてiPhoneと同位置に立つのは相当に困難だ。しかしAppleがiPhoneにさらに良いカメラモジュールを採用することは容易い。
さらに言えるのはiOS積んだ純粋カメラを開発することだってやろうと思えば出来ちちゃうこと。ほらー、それって未来のカメラでしょ。
一方で、おビジネス的に見ても、iPhoneはケース含めすでにエコシステムが出来上がっててユーザーはオプション品を買う事に慣れている。マニアックなブツも売り方次第でしれっと浸透させやすい。なにより母数がデカイ。おまけに世界に売れる。おおー!
みたいな話(の途中ぐらいまで)を司会されてるAPPLIYAの新城さんと話してたんだけど、こりゃ1時間コースだよねって、話は広げませんでした。というかまあ俺には15分喋るのがいっぱいいっぱいw さて、ギズ掲載>アップルストア制覇!フラグ立ては続く!のか?
あ、そうだiPhoneカメラつながりでついでに書いておこうw
どなたかカメラアプリ作者の方、Wifiで連携してシャッター切れるカメラアプリ作ってくれんかなー。例えば10台iPhone持ち寄ってどれかでシャッター切ると一斉に撮れるとか、設定した時間差で撮ってくれるとか。つまりバレットタイム専用アプってことw ダ・レ・カ♪
Duplicam for iPad ってアプリがあるんですけど、これはiPadをホストにしてWiFiかBTで接続した複数のiPhoneのシャッターを同時に切ることができます。(iPhone側にもクライアント用のアプリが必要)
自分は手持ちのiPhone4台同時接続までは確認しました。
ただ、1枚撮るたびにiPadに画像を転送してくるので、連射できないのが欠点です。
http://itunes.apple.com/jp/app/duplicam-for-ipad/id376572610?mt=8
お、いいですねこれ。連射出来ないのがちょっと惜しいけど解説にも"メイトリックススタイル"って書いてますねー。何台までいけるんでしょうかね?
> 何台までいけるんでしょうかね?
あ、昨日のしんがりにはiPhoneたくさんあったのに…惜しいw
確かにw
その前のAS銀座3Fだとさらに集められましたねw
画像をホストに転送しない設定もできました。
あと、クライアントのアドオン(115円)で、iPhoneをホストにすることもできるようになりますねー。
みたいですね。何台繋がるのかですね。
バレットアプリ!
いいですね!
iPhoneだけで、時間差置いて連射できるやつがそのうちにでも出てくるかもですね。
やはり時間差欲しいですよね。
100人ぐらい列なしてならんで構えて、アクション!て楽しそうw
はるか以前にDigitaというカメラ用OSがあったのですが、早過ぎてダメでした。
Digita内でインタープリターが動いてゲームとか出来たようで面白そうだったんですが。
興味深いのはこのOSの起源にAppleが絡んでいることです。
そういえば、almostDSLRというカメラアプリの作者に反転表示をお願いしている人がいました。
次のバージョンアップで入るかもです。
Digita!へーAppleなんですか。
専用機が汎用性を持つ未来はないという構図がワープロvsPCな時代とかぶりますね。デジカメもなくなっちゃうんでしょうか?w
そういえば、搭載前のKodakDC120Zoomが手元にあります