パナのウオノメ
写真の時には気にも留めなかったレンズが、動画ユースを想像した途端突然後光が差し出す時がある。ああん、それ欲しい!と。
フィッシュアイもまさにそんなレンズ。
何もかも写し込む=使いこなすには難しい(何撮ってもレンズに撮らされてる感じ)と敬遠しがちだったのだが動画となれば話は別。
ひとたび動き出せばありゃこりゃりゃ。
デジタル一眼の高画質フルHDで撮ればもうそれは“オレ様IMAXムービー”
GoProHDのあの体感感動ムービーが更なる高画質で撮れるのだ。触手が動いて当然だ。
ってことで、今日(6/30)発売のパナソニックLUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5
マイクロフォーサーズ初のフィッシュアイ。
外観は相当コンパクトだ。
箱から出すと「うへぇー」と声が出るほどに。カメラショーなどでモックは見ていたがこんなに小ささかった? そして持ってびっくり2度びっくり。あへぇ、むちゃ軽い。公称160g。ヘタなワイコンよりスーパー軽い。
一番小さい20mm/F1.7と比べてもこんなだ。
7-14mmと合わせて持っても、このボリューム。このミニチュア感がタマラナイ。M4/3万歳。
横に7D置けばさらに小ささがわかる。
EFのフィッシュは持ってないので似たようなサイズのEF20mm装着。
軽く実食。焦点距離は8mmだが、対角180°のフィッシュなので焦点距離での比較は無意味。例えばこれは7-14mmの広角側(7mm/35mm換算14mm)。
写し込むエリアも、そもそも絵のムードが全く違う。
7-14mmのこの直線ぷりは動画でも写真でもカッコいいし、フィッシュの目の前にあるものを全部記録する情報量はすごい。気になってる人は両方逝くべきだw
上の画像良くみると結構ゴースト少ないのがわかる。
7-14mmは各所に光源のゴースト出てる。ただし画角外に強い光源あると画面に結構強く出る時がある。
周辺部のナガレの抑えもかなりのもんだと思う。
もう普通に充分。GH1のセンサーがイマイチな方が問題だ。
(あくまでテストなので写真のしょぼさには目をつぶろう!)
撮ってて思ったのは、GH1のバリアングル。地面すれすれからでも狙えるのはやはり便利。そしてこの小ささ。スーパーカメラだよ。あとは画質だけ(笑)
映像業界じゃクリアな超広角画像を得るためにとんでもないサイズのワイコン使ってたりするみたいだが、このレンズ使うためだけにマイクロフォー
サーズ導入するなんて人もいるだろう。
しかし恐るべきはパナソニックだ。現在7本のマイクロフォーサーズレンズをリリースしているが、より売れるだろう望遠ズームを差し置いての魚眼発売。勝手な想像だが動画で使って楽しいレンズを優先してない?
パンケーキ20mmもボケが十分楽しめるF1.7にしてたりして、カジュアルユーザー向けの皮をかぶってそうとうにマニアックな戦略が見え隠れする。考えすぎかw
マクロ以外は全レンズ踏破中。
次は100-300mm/F4.0-5.6と14mm/F2.8か。さてさて、どんな仕上がりかね。
[おまけ]
GoProHDで同じ場所から撮影。
ちょっとお値段が高い気がするんですが、これだけコンパクトだと欲しくなっちゃいますね。値段だけならEF15mmでもいいんですけどね…。
個人的には超広角単焦点が欲しかったですがこっちの方が遊べそうなレンズですね。(先日焦点距離についてアサッテな呟きしてお恥ずかしいw)
フルサイズの5D2なら、EF広角系の恩恵が充分受けられるのでEFの魚眼はありですよね。なんたって値段がそんなに変わらない。
どちら買うにしてもステディカムでのムービー期待してます。
このレンズも若干高いですが、パナのレンズはノンLeicaでもLeicaのノウハウ生きてると信じていますw(コンデジでの呼称は眉唾でしょうが)
今日ヨドバシでショーケース越しにながめてました。
ボーナスで7-14mmと魚両方逝っとけ~ですかね?
魚は7-14mmの後とおもってましたが…写真見てグラグラしてます。
両方一気はなかなかな額だよな。でも両方逝っときたいよな、ふひひ^=^
魚は猫サマの鼻デカ撮れるよ。