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drobo導入

遅ればせながらうちにもdroboがやってきた。
データストレージではなくストレージロボだそうで。いいねロボ

 

HDDというかデータストレージ使ってて遭遇する、たいていの障害が乗り越えられる夢のソリューションのdrobo。
通常のRAIDならHDD一基壊れた時、リカバリーのために同等品HDDを手に入れる必要がある>売ってねえよ!もう。とか、HDD安くなったな、うちの RAID容量アップしたいな、どうするんだ?>結局もう1セット用意するんだぜえ!とか、そんなハンドリングの悪さとかが目につくんだったら面倒でも 1:1でバックアップ取ったるわい!ってな後ろ向きな姿勢になりがちだった。そんなところに”BeyondRAID”を謳いこれまでのそんなRAIDの常 識を超える使い勝手が魅力のdroboが2年前に登場。

こ、これは速攻導入!
と思ったのだけど、4Bay とか5Bayとか8Bayとかあって(最初は4Bayのみだっけか)、将来のこと考えると4Bayじゃなあ。で5Bayの価格を見ると4Bayの倍とかし てて、5Bayいいけど5Bay高え!とそんな躊躇をうだうだとしてたら、HDDの容量があっというまに1TB>1.5TB>2TBと上がっ ていって単価も値下がりして、今度はdroboのほうががその容量に頭打ちなかんじになってしまって(最大2TBまで対応)、そうこうしてるうちにファー ムアップしたりシリーズ全体が2nd Generationに移行したりしつつ、しかし結局4bayの最安バージョンだけ対応HDDが2TBどまりのまま。上の機種は3TBまで対応になってる のに。うーーん、今4bay買っても2TB x 4仕込んで再大容量で8TB。今後ずーっと使って行きたいのに、せっかくガッチャンガッチャンHDD交換しても平気なBeyondRAIDなのに、、やは り5Bayだな。高いな、いや今はあのリグが欲しい。そうこうしてたら今度はMacがTunderboltだとか出してきてFW800はレガシーになりつ つあるこの過渡期到来。しかし対応droboはまだ現れる気配無し。つか5Bayはやっぱり高いw

とこれが約2年分の逡巡。途中、国内販売が開始されたりとか、ほんとに購買チャンスは何度もあったのだけど、、、、、、で、その日は突然やってきた。

 

動画編集用のストライピングで使ってるRAIDがFinderに表示されない!!
あれ?さっきまでそこにいたのに!?

お逝きなされた?!
最近容量が足りなくて、この耐障害性低いストレージにバックアップ取ってないファイルを突っ込んでた罰ですか?神様。

まあ、その問題RAIDはなんとか復旧なったのだけど、そんとき救済先ストレージが必要でかつバックアップ取ってない日頃の猛省をこめつつ買ってしまったのがその4Bayの一番安いやつ。
突然必要になって支出を抑えたかったのも理由だけど、droboのサポートページで

  • Drobo (4-bay 2nd Gen) – later this year

We apologize for the delay! The release for 3TB drive support for the Drobo 4-bay units is almost complete however we are continuing to put the release through quality assurance testing. The good news is that the release will also support greater than 3TB drives when they become available (e.g. 4TB, 5TB). We want to ensure that we have tested the release thoroughly so that your data stays safe on your Drobo.

となってて、他の機種じゃ対応済みの3TBファームは遅れってけど、なんとこの次のファームで4TBとか5TBも対応になるでよ!とのことらしい。

すんばらしい。それじゃあ安い4Bayでいいじゃんとなった次第。

 

さて、実際の使い勝手はと言うと、とにかくスピードはあてにしちゃダメなう(使用方法間違い つか死語?)
FW800接続でRead/Write両方とも30MB/sちょっとぐらい。 実用スピードではあるけれど全く速くはない。

2TB x 4の時に使える容量は5.4TB。実容量は7.27TBなので丁度1/4がデータ保護に使われているようで。
(droboの容量を計算出来るdrobolatorはコチラ→)

最初わざと3台で運用し始めて 、あとでもう1台追加するってなお遊びもしてみたけど、HDD突っ込んで1分もかからないうちに、状況オールグリーンになってた。おそるべしBeyondRAID。

 

そんなわけでこのハンドリングのしやすさと安心感は、日々増大するメディアやMacのTime Machineのストア先としては最強な気がする。安い4Bayでも20TB(5TBx4!) 対応になる可能性は結構お買い得。今巷にあるRAIDケースは2TB/bay限界の物もあったりするからねえ。
それに4Bayと5BayのSとの決定的な違いはUSBが3.0であることやeSATAだったりするのだけど、Macにはどちらも無関係!
逆に待機電力が低いとか音が静かだとか個人ユーザーにとって4Bayの魅力は意外にある。

Macでの運用(HFS+)も問題なく、本体がスリープに入れば自分も完全スリープに追従移行するマナーの良さはかなりポイント高い。横で中のHDDはスリープしてるもケースのファンの音がブーんと廻ってる某アキバカンのケースとかアホかと呪いたくなる出来。
今後Thunderbolt対応版がリリースになったとしても、前述の通り内部的にまったく遅いのでメリットないし。
必要なら今買っとけ!

4 Comments

  1. ああ、この辺のコメントは消失しているのですね。
    前回4TBを…と言ってましたが価格が下がらないので妥協して3TBを入れました。
    最初、1+1.5+2 で空き容量0.3まで使ったところに3TBを1本増設。
    これはコンディショングリーンまで僅か数分。
    で、次に1を抜いて3TBをもう1本挿入。
    この場合はグリーンまで16時間位かかりました。
    しかしオレンジ点滅の状態でもデータへはアクセスできてましたし、ダッシュボードに出るメッセージに従うだけで良いってのはありがたいですね。
    仕組みに詳しくなくても運用できると思います。良いです。

    • oakさん、リプライ遅くなりまして!
      ちょっとお出かけしてたものですいません。

      >コメントは消失
      そうなんですよ、年初の全ページ消失事件で記事は復活したんですが、コメントは1年分ぐらいすっぽりないですw
      そこんとこのフリまでして頂いて恐縮です。

      ああ、3TBオッケーでしたか。
      自分もファームアップきたとき、よっしゃー!と喜んだのですが例のアレですもんね。自分のは2TBx4本運用がそろそろ限界に来ていますのでそろそろ4TBいきたいところなんですが。

      >16時間位
      全体容量がそれで16時間とすると容量増えるともっとかかるってことですかあ。それでもその時間もデータにアクセス出来るのがすごいっすね。
      レポありがとうございます。

  2. はじめまして。
    droboでTime Machineって可能なのでしょうか?
    問題ないですか?
    Time Machineには一つのHDDを使うのでしょうか?
    それとも全体??
    ご教授お願いします!

    名前が抜けてたので再投稿です(本当にスイマセン)

    • kazさん、はじめまして!
      コメント承認&レス遅くなってしまいすいません!

      droboでTime machine可能ですよ。
      自分は使ってませんけど。

      >Time Machineには一つのHDDを使うのでしょうか?
      >それとも全体??

      Time Machineが厄介なのは普通に使うにはディスクスペースを全部使っちゃうことですよね。droboでは”Time Tamer”ってプチアプリ(スクリプト)が用意されてて、簡単にdrobo内に任意の容量のTime Machine用のディスクスペースが作れます。

      http://support.drobo.com/app/answers/detail/a_id/610

      普通に使うだけでも便利なのに、Time Machineまで統合出来るって、droboってばトータルで考えればかなりお得なソリューションなんですね。

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