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秋の広角レンズ便り

秋。秋刀魚を食べつつ無性にワイドレンズが恋しくなる季節(個人の感想です)。うちの広角レンズ問題でも語ろうではないか !

先日のイギリス行きで持ってった広角レンズ、10mmと20mm。
出番でいえばもう圧倒的に10mm。
買った時のこんな超広角をそんなに使うのか?な心配をよそに大活躍中。
まあそれはいいとして問題なのがその後に導入した20mmの出番の少なさ。

TokinaのFíRINは開放f/2。16-35/2.8ズームの最広角側には画角で及ばないものの、一段明るいf値が撮影意欲をそそるはずだった。なのになんだか切ない扱いしかしていない。

決してダメなレンズじゃない。
開放でもシャープだし、テーブルショットじゃなくて普通のポートレートな距離感でも16-35/2.8じゃ得られない十分に薄い被写界深度。

Autm_wide_20mm_02(これで撮ったフードショットのいい写真がなかった…)

だけど10mmを同時に持って行くとその明るさよりも画角が勝利してしまう。

20mmで撮るこの凡庸な風景が
Autm_wide_20mm_05

同じ場所で10mm出すと

Autm_wide_10mm_05

こんな劇画ちっくに!
もちろん撮り方(+現像)に悪意があるけど。
というか多分20mmという画角がまだよくわかってないんだけど。

なんか塔撮りました

20mmAutm_wide_20mm_06

10mm

Autm_wide_10mm_06
上の20mmの写真の「この人お写真下手ね、ぷ」ってなお粗末さが同じセンスを維持して10mm使えばなんかそれなりに絵になるこのドーピングっぷり。そして光芒も素敵。(同じf値)
そりゃあ10mm出しちゃうよ。

上の写真のように日の丸構図で撮っても後から適当にそれっぽく再フレーミングという小賢しいこともできるし。

Autm_wide_10mm_06-2

小賢しいといえば、こういうのも得意。

Autm_wide_10mm_08

人の前に立ちはだかってその人の頭上越しに背後を撮ってるふりをしての、皆さん入ってますよ!的な。誰もこっちをケアしてないこの自然さ。

風景なんかは逆に10mmは広すぎるってことは多々あって、やっぱり適材適所だよねえとも思う。
10mm

Autm_wide_10mm_01

20mm
Autm_wide_20mm_01

ただそういう思考なら、おとなしくf/4でもいいから12-24mmなズーム持てばいいって結論になる。
そんなラショナルなんじゃなくて、お前で撮りたい、お前じゃなきゃダメなんだ!って心のピースにはまるレンズがほしい。そう撮らされたいのだ、レンズに!(ダメ写真野郎)

10mmの超広角感を感じつつFíRINのように明るくてそれでいてなるべく軽いレンズ、ってのがあれば、装備をコンパクトにしたい時に1本でイケるのになあ、、、、

、、ピンポーン
おう?!なんか届いた!

Autm_wide_01

誰かがおれの心を見透かしている。続く!

 

2 Comments

  1. ECTO1が届いたんスか!

    • ともぞさん、そっちじゃない!(ToT)

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