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イタリア空軍歴史博物館

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Museo storico dell’Aeronautica Militare di Vigna di Valle

"ビーニャ・デ・ヴァッレ空軍歴史博物館"、またの名を「紅の豚ミュージアム」w

イタリア空軍の博物館なここは、展示の半分近くが水上飛行機な稀有な存在。特にシュナイダートロフィーで活躍したイタリア機やそれ以前以降の水上機が多数保管されていて、同時代のイタリアとアドリア海を舞台にした映画「紅の豚」とリンクする機体多数。訪れる外国人で日本人率高いのは明白。

チャンスがあればいつかは、と思ってたらチャンスがあったので行ってみた。

ローマ郊外のブラッチャーノ湖畔。

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同じくブラッチャーノという街から5kmぐらいの所にある。
たどり着くまでに、地元のオバアちゃんの買い物帰りに付き合って家まで行ったりとかイロイロあったのはハショる。つか普通に風光明媚で気持ちいい場所だ。

ゲート入って、少し歩くと湖を前にして巨大なハンガーが。おおー、なんか中に透けて見えるぞ。

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その前にはクレーンと(知らないけど)かっくいい飛行艇がお出迎え。

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中に入る前からあがるねー!
こんな写真とか残ってて

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つまり、ここは以前はホンモノの軍の基地だったわけだ。今その一部がミュージアムになっている。
 

少し歩いて入り口発見。たのもー。奥で軍人さんこっち見てるけど、入場料とかはいらないらしい。順路に従っててくてくとまずは左側の建物への通路歩く。

白く明るい展示室に出る。その奥にどーんと!うへえ、いきなりローナー!

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マークから分かる通り、イタリア機じゃなく当時戦争してた相手のオーストリア・ハンガリー帝国の機体。Macchiの飛行艇屋として輝かしいヒストリーを刻むのは、このローナーが発端だ。イタリア軍が戦時中にキャプチャして、軍がまんまマッキにコピーさせたのだ。いろんなマッキのご先祖だ。

で、まさにその鹵獲された機がこれらしい。すんごいものが残ってるよなあ。

"紅豚"的にはこの↓ハンザ・ブランデンブルグの先輩機ってところ。

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さて目玉でお目当ての展示はさっき入って来たエントランスのある建物にあった。

どーん。

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至福の並び。うまく撮れてないがw
イタリアンナショナルカラー満開。シュナイダーカップスペシャルx4機、どどーん。

MACCHI M.67 (1929)

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Aeron_24かっけー。かっこよすぎ。
惜しむらくは、やはり水の上で見たい(ムリw)
もちろん離水して飛んでくとこはもっとみたい(モットムリ)

MACCHI M.39 (1926)

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豚の戦友が使ってた機はこのM.39とかM.52のイメージと言われてる。実物前にすると主人公機が格段にファンタジーに思えてくる。ま、そこがいいんだけど。

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しかし考えてみるとこの映画、ノスタルジックなムードで描きつつも、実際主人公達は昨シーズンのフェラーリF1乗り回してるようなものなのかw

Fiat C.29 (1929)

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MACCHI MC.72 (1931)

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中に収まる、フィアット製V24気筒w

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二重反転プロペラでフロート付いた水上機のくせに700km/hオーバーのレコード持ち。
全面に施された金色の部分はオーバークロッカーもお手本にしたい冷却パネル。確かにどの機のエンジンポッドにも開口(エアインテーク)がない。完全にウォータージャケットだけで冷やしてるのか。

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もうおなかいっぱいだ。満足満足。
欲を言うならフロート全盛になる前の飛行艇レーサーを見たいねえ。残ってないのか。

おなかいっぱいだが他にもいっぱい観るものある。

世界で初めてのジェット飛行機(と喧伝されたけど、いろんな意味で違う)Caproni Campini

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Aeron_26ハンガー開けたら湖、ってまさに飛行艇のための庫だね。美しすぎ。

Aeron_34大戦後のジェット系もいくつか。

ミニチュアも半端なく。あ、これも豚に出てきたね。 Aeron_14
ああ、こんなのが空飛んでるときに旅したかった。え?庶民はムリ?
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ブラッチャーノへはローマから電車で1時間。そこからタクシーで15分ぐらいでミュージアム。歩けば1時間ぐらい。ブラッチャーノは城とかあってかわいらしい街なのでついでに散策もお薦め。行っとけ!w

 

12 Comments

  1. うぉぉ〜 一日中いれそう!
    昨シーズンのF1フェラーリのくだりはとてもわかりやすいです!
    あぁ、イタリア行かなくては…
    城もあるっていうし…。

  2. 世界にゃ、乗物だけでもいろんな博物館あるからねえ。まめに行かないと!w

  3. なんとかっこいい!
    全然知らなかったのですが、こりゃたまりませんね。
    もう1枚目の写真でメロメロです。。

  4. ええですよー、ここ^^
    血中イタリア分濃度高いファンタスティーコ・チンクエチェーンタな(意味不明)casalsさんが食いつくのは自明の理。逝っときましょう。
    つか1枚目でメロメロってことは、さてはcasalsさんも豚さんってことですね?w

  5. これは!!!かっこいい!!!
    いままであまり乗物系は興味無かったんですが、muuさんのおかげで相当気になり始めてますw

  6. 乗り物ちゃん、楽しいっすよw 
    プラモ入り口にして兵器好きになるとか、鉄ちゃん高じて、とか人によっていろんな入り口あると思うのですが、自分の場合は映画と旅かなー。
    (インディ)ジョーンズ教授が移動するシーンで飛行艇出てくるじゃないですか。あれでそうとう刷り込みうけてますw あんな旅がしたいです。

  7. 久々に痺れましたw 中学生の頃、エレール?ってとこのプラモ集めてたの思い出した…感じっす。

  8. 飛行機って他の乗り物とは一線を画しますな。
    電車や自動車はどんな形でも走れるけど、飛行機は落ちますからねぇ・・・全て造作に意味があるというか。

  9. abbraccioさんもイタリア人でしたかねw
    つかHellerって。どんだけ小生意、、セレブな中学生なんですか。自分はハセガワのたまごヒコーキっすよ。

  10. yone
    >落ちる
    そう?ここにある飛行機含めて、世の変態ヒコーキ見ると、どんな形でも飛ぶんだなーとおれは思うのだがw

  11. イタリアの博物館ってどこも見応えありますよねぇ。展示物に愛があるっていうかw
    ここも行かねば…。
    行くとこリストを増やすmuuさん、ヒドス…w

  12. そりゃあ、赤いイタリアンマシンを駆るShimoKenさんは行かないとねー!ローマからは近いのでぜひw

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