地図とナビ
クルマのナビを使い始めて10年。すっかり紙の地図を使わなくなった。
地図は大事だ。知らない場所で迷わないために、というより、"走って楽しそう"、"景色が良さそう"な道を探し出すためだ。"国道"に頼るドライブはほんとつまらないと思う。いまや日本のどんな国道を走っても、画一的な景色にしか巡りえない。
でも日本には景色のいい道がごまんとある。ちょっと街道を外れるだけで昔ながらの景色が広がる。それを探し出すために地図を見て想像力をかきたてるのだ。
ハズレもあるが、いい道もたくさん発見出来てきた。
ナビを手に入れても役割は一緒だった。
画面には"現在地"が常に表示されているから、近くのステキロードを探し出すのは紙の地図より簡単だった。
いつのまにか、クルマから"地図"が消えていた。
便利になったと思ってた。
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図録「王立科学博物館」
職場のチーム(のなかの高年齢層)でプチブームなのが"アポロ"
アポロチョコのことでもなく、Adobeの新しいアプリ実行環境のアレでもなく、あの40年前のアポロ計画のアポロのことだ。
オトコノコの乗り物好きの究極ともいえるし、60~70年代リバイバルの流れとも取れる。んでもってあの世界観はデザイントレンド的にもちょっとアリだと思ってるのは自分だけだろうか。
そんな中、昨日たまたま本屋で見つけた『図録「王立科学博物館」』
おお!これはあの3~4年前にあったあの食玩の"王立科学博物館"?!その総集編ってこと??("王立科学博物館"は宇宙開発史をテーマにしたミニチュアの食玩)
知らない人には食玩の総集編が本ってのは不思議な話だが、この食玩シリーズの大きな魅力はそれについてるリーフレットにあったのだ。(もちろんメインである海洋堂のモデルは魅力的)(ほんとはそのペラ一枚のリーフこそ『本誌』で模型は『オマケ』だったらしい、、)
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初nanaco
自分が日本製ケータイを使う理由の最大のコンテンツ、『おサイフケータイ』。
PASMOのサービス開始によって、首都圏の交通はかなり便利になった。その他の非接触ICカードサービスも含めて少しずつ一般化しつつある。今後バス&タクシーや小売店での対応が進み、さらに便利になれば、もう"おサイフケータイなし"では暮らせなくなるだろう。なぜならあまりのサービスの乱立で、もはや全カードを持ち、それにあわせてリアルサイフから該当サービスのカードを抜き出し、ぴっ!てのは不可能に近い。
ああ、nokia(海外ケータイ)好きにはたまらなく痛い事実だ^^;
そんな、電子マネーサービスにこれまでコンビニでサービス未対応だった年商2兆円オーバーの巨人、セブンイレブンの『nanaco』がやっと今日昨日サービスインした。
(注;現在サービス利用可能なのは東京都内だけらしい)
ashes and snow @ the nomadic museum
グレゴリー・コルベールの"ashes and snow"を見てきた。
有名な象の前で本を読む少年の写真のアレだ。
展示の内容は、和紙にプリントした写真のインスタレーション、ビジュアル、そしてコンテナを使った坂茂の移動式の美術館そのものも。
例のビジュアルは、人と動物の『奇跡の瞬間』を喚起させるが、実際はすばらしいセンスの元に綿密に計算され作られた第一級のファンタジー作品と見たほうがいい。
この展示も結構コマーシャルベースな大規模なものだし、下手に崇高なものを期待していくとちょっとつらい。
言葉悪く言うと『非常に今的なラッセン』
モチはモチ屋で
今回のintelの発表でモバイルな機器の未来がまだ明るいことがわかってウレシイ^^
ケータイやスマートフォンの活躍で蹂躙されてきたモバイラブルな情報端末はまだしぶとく生き残れるようだ。(PDAってやっぱり死語だよね?)
全然エレガントじゃないUMPC(UltraMobilePC)はもう少しクールな機器に変われるだろうし、VAIO Type-Uやその他のアンダーサブノートなPCの値段も下がってくれるかな。
個人的にはケータイやスマートフォンがよりスマートになるより、PC側がよりエレガンテでセクシーになる方向の方に肩入れしたいから、こういう流れは大歓迎。
そして気になるのは、いまやintelのこういった動きはAppleにも無関係ではないからだしね^^